2015年08月の記事


冷える
 急に気温が下がってきた。体が冷えると感じることにも鈍くなったようなきがする。体調がおかしいと思い、1枚羽織って汗ばむ程度に動いたら、調子が戻ったなどということもある。冷えはよくない。
コメント (3)

自嘲
 「昭和ひと桁世代としては」などと自分が言う時には、そこに自嘲の響きがあるようだ。きちんとした教育を受けなかった、物が不足だったせいか遊びやおしゃれに無縁。ぎこちない生き方しか出来ない。

 しかし遮二無二働くことだけには自信がある。いまやこの自信が、個人的には無理をする原因となっていると思う。人数が減りつつある世代でもある。自嘲自愛をということか。
コメント (2)

我慢
 一定の整理作業をやらざるを得なくなった。体を使う仕事だが、高齢だからなどと言ってはいられない局面に立つ。残暑の中では汗しとど、疲れを抑え我慢して仕事を続ける。

 待てよ、こういう我慢に意味があるかと、ふと思う。自分を過信しているだけではないか、ひとを頼めという声があった。
コメント (5)

個室
 子供のころを思ってみれば、半ダース以上の数が雑魚寝とさして変わらず、着るものはお下がり、食事のうち一度はお湯漬け、遊び場だけは至る所にあった。

 今では小学校3〜4年生くらいになると、自分の部屋を欲しがると聞いた。遊び場はとて乏しいし、とても3人4人と育てるのは困難と思ってしまうのかなあと推測してみる。
コメント (6)

人口
 昭和24年(1949年)発行の古雑誌が出てきた。めくってみると産児制限についての記事があった。それで思い出した。そのころ日本の困窮は、人口が多すぎることにあるというような話が、巷間でもしばしば語られ耳にすることもあった。いまや人口減対策が、中央でも地方の片隅でも課題になっている。

 人口増は簡単にできることではあるまい。結婚をためらわざるを得ない若者、保育所待機、子供の教育費etc.その解決となると、たしかに大問題だ。周囲に若者がいないので、ふと思ったことだが。
コメント (1)

光電話
 インターネットは自由にできるのに、光電話がウンともスンとも言わなくなった。ようやく通じた故障担当。懇切な説明ではあるが、携帯電話片手にルーターだモデムだと容易なことではない。

 けっきょく、話が通じあわない一点があって、有料で係が点検に行くということになる。あらかじめ7,500円かかるが承知かといわれて、消費税も加わるなと思いながらOK.

 電話のあと来てくれた故障修理係が、好感の持てる立派な青年だったので、経費も惜しくなかった。要するに差し込み口を一つ間違っていただけだったが、これが電話ではかみあわない話になるのだった。

 何事も経験、いい勉強になった。
コメント (6)

パソコン
 いい加減なやり方の継続は、あまり体にいいものではないらしい。労働協約でパソコンを使っての執務は、1日2時間以内ときめている公共機関もあると聞いた事がある。

 さて自分は? 時間がどうこうの前に、まず姿勢を正しくか。読書の時間をけずられるようなこのとのないように、エトセトラ。
コメント (3)

拍子抜け
 氷河氷山がいちじるしく溶けて流れていると聞く。尋常ではないと感じた暑さだったが、急に涼風が首筋を撫でる一瞬がある。

 下旬といえども、まだ8月、気候変動の一面か。
コメント (4)

言いなりに
 命令に忠実・協調といえば聞こえがいい。しかし自分がなくて、実は他の言いなりになっているのに、あたかも自分が主体となって行動しているような錯覚をしている−自分がいた。戦時生まれの。
コメント (3)

よく学び
 戦前の小学校では「よく学びよく遊べ」ということが、モットーのようだった。しかし「学び」のほうが強調され、「遊び」のほうには目をつむっていたような気がしないでもない。

 昭和ひと桁の己を省みて、遊ぶことが下手だったとしみじみ思う。「遊び足りねば心が縮む」と原典にはあるとか。
コメント (4)

お祭り
 毎日のように、地方紙に各地の祭礼の広告が掲載される。身近なところに限ってみれば、お祭り情緒が乏しくなって、お祭り行事が盛大になったという感じ。老骨の愚感に過ぎないが。

 樽神輿を担ぐ若者不足とあって、他の土地から応援を雇うとか。樽神輿の上に若い女性が上がっているのは、いやどうも。
コメント (4)

お祭り
 毎日のように、地方紙に各地の祭礼の広告が掲載される。身近なところに限ってみれば、お祭りの中身もずいぶん変化した。露店のアセチレンガスの匂いなく、夜店の雰囲気も変わった。

 樽神輿を担ぐ若者不足とあって、他の土地から応援を雇うとか。樽神輿の上に若い女性が上がっているのは、いやどうも。
コメント (0)

寄るとさわると
 後継ぎがいない、子供が帰ってこないと決めた、田畑や山林の維持管理ができない、いや宅地までと、家屋は解体、更地が増えている。左様な話ばかりが聞こえてくる。

 自分が聞く範囲だけのことではないらしい。いったい、どうなっていくのだろうと思わぬでもない。もっとも百年もすれば世の中は一変するというが。
コメント (2)

世の推移
 知人に電話したら、「私のところも本宅のほうを壊しました」という。空き家にしておいてはならないという道義心から家屋を解体すれば、宅地の評価額が上がり、税金が何倍にもなるとか。

 「帯に短しタスキに長し」「あちらを立てれば、こちらがた立たず、両方立てれば我が身が立たず」か。税を上げない訳にならぬか。
コメント (8)

旧盆愚感
 帰るところがあり、道中をこなす体力があるは幸いなるかな。迎え得るもまた幸い。両者とも次第に減少するのではなかろうかという思いがよぎる。
コメント (6)

置き土産
 もう帰りたくない、けれど時々は来ると、そうだろうなあ、冬は大雪、文化的ならず、人間関係も希薄になりつつある所に、帰って来いとも言いにくい。第一仕事がないのだ。帰省客の置き土産。
コメント (4)

帰省客
 旧盆の帰省客相手は、接待疲れがするほどである。しかし米がうまい、茄子漬は抜群、枝豆も美味しいなどと言われると、つい嬉しくもなり、無理もする。

 後継ぎも都会に出てしまい、こういうことができるのも、あとどのくらい続くだろうと考えながら、ふと自分の年齢をも思ってみる。
コメント (2)

旧盆
 せめて先祖の苦労を偲んでみようと思う。過去は今をとおして未来につながる。
コメント (5)

日が短くなった
 暑さにかまけていたが、はっと気がつけば、日没の時間が早くなっている。秋に向かっている。当たり前のことに気づく。
コメント (6)

旧盆
 新幹線の乗車率、高速道路の渋滞状況が、テレビのニュースで流れる。旧盆での人の流れ、田舎に帰ってくるほうも、かなりご苦労なことだと思って対応する。

 このごろ土地の業者に、旧盆前にお墓の清掃を依頼するケースが出てきたとか。直接掃除に来たほうが先祖は喜ぶだろうけれど、墓じまいなどという現象も出てきたのだから、さもありなん。
コメント (11)

姿
 物のない時代に育ち,ロクな教育も受けてこない世代である。個々によって違うであろうが、自分の場合、粗食になれ、姿、形に無頓着で服装などに気を使わない。

 これがいけないと、今頃になって気づいた。心もさることながら、まず姿をととのえなくては、まさに老残そのもの、自主独立の生き方が出来るはずもないのでは、と思うのだが。
コメント (8)

地方
 都会に出してしまったら、もはや帰ってこないと、異口同音の当地である。夏草だけが繁茂している空き地が増えつつある。大都市意外、全国みなそうなのだろうか、
コメント (7)

絶対にいかん
 いじめと虐待は絶対に許せない、と突然思った。いじめられたほう、虐待されたほうのことばかりが書かれてある記事を読んだ後遺症だろうか。やった方は忘れても、やられたほうは忘れられないはず。

 いじめたほう、虐待したほうこそ取り締まられ、償いをすべきであろう。昔もいじめはあったなどというのは、あってもいいという意味ではあるまいとは思うが。
コメント (6)

 いかに暑いとはいえ、屋内に引きこもっているばかりではいけないと思って、狭い裏に出てみる。

 かよわい感じのトンボが羽を休めていた。桜の幹のみんみん蝉はまさに保護色、揚羽が飛び去った。自然がこんなに狭いところにもあった。虫を無視すべきにあらずと、駄洒落が浮かぶ。

 ほぼ15分、しとど流れる汗を拭きながら戸口を開ける。
コメント (6)

なんでもいいから
 何日も続いて「豪雨洪水警報」が出る。しかし依然として日照りで、雲行きもかわらない。「なんでもいいからきてくれ」という声がした。

 「気持はわかるが、自棄のヤンパチはいけませんなあ、万事にわたって」などと年の功があるような思いが、一瞬浮かんだ。
コメント (5)

元気
 のっけから「元気ですなあ」などと言われるとお世辞かと思う。「お元気そうですね」と言われると、話が繋ぎやすい。

 いささかひねくれているのだろうかとも思う。それにしても、一同みな元気が何よりだと思うこのごろ。
コメント (7)

英訳
 昨日の日記にある小唄のようなものを英訳したぞと友人が言う。
それがまた

 Oh my match much care no sort.ときた。「どこで覚えた?」
「昔、勤労動員中の夜学での英語の時間」との返事。

 同時代人だなあと思う。あのころ英語など満足に習うことが出来なかった。しかしガスは「瓦斯」だったが、ポケットは「物入れ」と言えといわれた記憶がある。
コメント (4)

蚊帳
 人間が寝る部屋の数だけ必要なものだった。今日では使っている家は、まずないだろう。整理していたら4張出てきた。いずれも麻で緑色も濃いのがあった。ゴミになる運命である。

 「おまえ 待ち待ち 蚊帳の外」 なぞという小唄か何かの文句を耳にしたことがある。蚊帳の持つ情緒だったのだろうか。
コメント (5)