2017年05月の記事


幾つになっても
 もう何歳だから初めても仕方がないなどということはあるまい。老人らしく、古文書解読に挑戦してみる。変体仮名だけは、ひととおり覚えたつもりだ。

 ところがネットで探したものを読むとなると、これが大変。けっこう頭の体操になる。長時間同じ姿勢でいることに注意が大切。
コメント (2)

暑い
 昨日も今日も暑い。午後になればもっと気温があがるとラジオが言っていた。

 5月の末ともなれば、こんなものかと思って、去年の日記を引っ張りだしてみた。曇りの日、雨の日が続いていて、暑いとも書いていない。体調が悪いということだけは毎日のように記してあった。
コメント (2)

起き上がって
 薫風に誘われて戸外に出てみる。ほぼ300歩ほどで腰痛始まる。「何を!」と思うが、待てよ、今日が一日目、ここが大事と思い直して踵を返す。初夏と言いたい空が眩しかった。
コメント (3)

今度ばかりは
 参ったという感じ、提灯が畳まってしまうような感覚に包まれ、いよいよ寿命かと思わないでもなかった。身体状況は自分にしかわからないことではあるが。ひたすら心身を休める。

 これではならじと思い直し、感覚的に70%台までは回復したとみて起き上がる。寝ていると筋肉が落ちていくのが分かるようだ。
まずは慎重にすすんでみよう。うまくいけば儲けものだ。
コメント (5)

蚊帳
 日本の家屋で蚊帳に入って寝たことのある人は、何パーセントくらいだろうか・・・というほどと思うのだが。

 雷が鳴ると蚊帳を吊ってもらった記憶があり、落雷を防げると思っていたことはたしかだ。安眠をしたかったら蚊帳に入るといいのかもしれないなどと、無駄な想像をする。
コメント (6)

柱時計
 GWだからというわけでもないか。町内はいつものように森閑といる。やることもないので、物置に寝せておいた柱時計を引っ張りだして、油をさしたり、外側を拭いたり、修理の真似をしてみる。

 さて柱にはその昔の釘がそのままになっているので描けてみる。ネジを巻いて振り子を動かす。カッチン、カッチンと時を刻むではないか。文字盤の蝶番は壊れ、塗装はぽろぽろ剥げ落ちるほどなのに。

 昔の人はいい仕事をしたと思って、あらためて裏側を見たら、筆で大正元年購入とあった。百年以上経っているのに、時刻になるとボーン ボーンと鳴ってくれる。

 10日に一度ほどネジを巻く手数はあるが、家中に幾つもある時計の中で、これほど温かみを感じさせてくれる時計はただ一つ、この柱時計だけだ。
コメント (3)