2010年08月の記事
2010 08/31 14:15
Category : 日記
昭和ひと桁前半生まれも、いつの間にか後期高齢者といわれる仲間になった。
これも自分だけのことではあるが、漫然と老いつつあるのと、ライフワークというほど大袈裟ではないにせよ、老化を意識しつつも、ある程度の目的意識を持つのとでは、かなり違うと思っている。要するに生活に「張り」があればいいのではなかろうか。
食事はうまいし、気になることは考え始めれば無数にある。しかし考えることをしない。ストレスもいっぱいあるのだろうが、先方がなんとなく過ぎていく。
人生、まあこんな所だろうと思いながら、昭和ひと桁前半生まれについての愚感を止める事にしよう
これも自分だけのことではあるが、漫然と老いつつあるのと、ライフワークというほど大袈裟ではないにせよ、老化を意識しつつも、ある程度の目的意識を持つのとでは、かなり違うと思っている。要するに生活に「張り」があればいいのではなかろうか。
食事はうまいし、気になることは考え始めれば無数にある。しかし考えることをしない。ストレスもいっぱいあるのだろうが、先方がなんとなく過ぎていく。
人生、まあこんな所だろうと思いながら、昭和ひと桁前半生まれについての愚感を止める事にしよう
2010 08/30 17:56
Category : 日記
すべての昭和ひと桁前半生まれがそうだというのではない。自分を通してみたときの話である。
仕事一途の傾向が強い。何かしていないと落ち着かないのである。仕事以外の生き方がまずい。つまり先頭にたって粉骨砕身はできるが、人間の管理などということ不得手。
「遊びが人生」といわれても納得しない世代なのかなあ?
仕事一途の傾向が強い。何かしていないと落ち着かないのである。仕事以外の生き方がまずい。つまり先頭にたって粉骨砕身はできるが、人間の管理などということ不得手。
「遊びが人生」といわれても納得しない世代なのかなあ?
2010 08/25 15:23
Category : 日記
「上官の命令は・・・」という時代だけに、その原因を求めようとは思わない。しかし趣味も家庭もすっぽかし、命令されたことは、とことんやる傾向がある。
部下としては使いやすかったであろう。下の世代からみればゴマスリに見えたかも。体力勝負のようなところがあって、遮二無二進むが、「ゆとり」がなかった。
部下としては使いやすかったであろう。下の世代からみればゴマスリに見えたかも。体力勝負のようなところがあって、遮二無二進むが、「ゆとり」がなかった。
2010 08/24 15:45
Category : 日記
これまた昭和ひと桁前半生まれのためかと思う己の傾向。
出された食事は、綺麗に頂戴する。そもそも食べ物の好き嫌いがない。食糧欠乏時代の経験がそうさせているのか。
飽食の時代と言われているが、グルメなどとは縁遠く、なんでもありがたくいただく人間も、まだいるということか。
汽車弁を食べる時は、蓋についた米粒を食してから、箸を運べと躾けられた。今でもそれに準じた食べ方をしている。
出された食事は、綺麗に頂戴する。そもそも食べ物の好き嫌いがない。食糧欠乏時代の経験がそうさせているのか。
飽食の時代と言われているが、グルメなどとは縁遠く、なんでもありがたくいただく人間も、まだいるということか。
汽車弁を食べる時は、蓋についた米粒を食してから、箸を運べと躾けられた。今でもそれに準じた食べ方をしている。
2010 08/23 16:51
Category : 日記
上手な方もおいでではあろうが、自分を見ての、昭和ひと桁前半の話である。
その2は、ダンスが駄目。若い時に無縁であったからであろう。大正ひと桁の航空隊帰りは、ダンスがうまかった。基地内では、よく踊っていたと聞かされた。
ついでに言えば、オンチでもある。なにしろ音楽(当時は唱歌と言っていた)の時間には、今の音は敵機の爆音だ、などというレコードを聞かせられる事が多かったから。
その2は、ダンスが駄目。若い時に無縁であったからであろう。大正ひと桁の航空隊帰りは、ダンスがうまかった。基地内では、よく踊っていたと聞かされた。
ついでに言えば、オンチでもある。なにしろ音楽(当時は唱歌と言っていた)の時間には、今の音は敵機の爆音だ、などというレコードを聞かせられる事が多かったから。
2010 08/22 14:33
Category : 日記
自分の無能を棚に上げてのことである。「菊と刀」にみられるように、日本は研究されていた。こちらは、米英にケモノヘンをつけて書くという有様である。
英語の時間は食糧増産作業にまわされる事が多かった。習うほうも、「smellもsmallも関係ない」などとうそぶいている空気が支配的だった。
英和辞書は、配給の煙草の葉を巻くために1枚ずつ切り取られた。英単語を覚える苦労はなかった。代わりに強制的に暗記させられたことは、いっぱいある。
英語の時間は食糧増産作業にまわされる事が多かった。習うほうも、「smellもsmallも関係ない」などとうそぶいている空気が支配的だった。
英和辞書は、配給の煙草の葉を巻くために1枚ずつ切り取られた。英単語を覚える苦労はなかった。代わりに強制的に暗記させられたことは、いっぱいある。
2010 08/21 19:32
Category : 日記
世代全般にわたってのことではない。自分ひとりの傾向である。ただし昭和ひと桁前半生まれに起因していると思われる特徴を、日を追って記してみる。
もし自分にもそういう傾向があるという同世代の方がいられたら、あるいは不思議なのかも知れない。
その第一。英語がまるで駄目である。その一事例を明日にも記してみよう。
もし自分にもそういう傾向があるという同世代の方がいられたら、あるいは不思議なのかも知れない。
その第一。英語がまるで駄目である。その一事例を明日にも記してみよう。
2010 08/18 17:35
Category : 日記
小学校のころ、しきりに言われた。「よく学び学びよく遊べ」と。戦争が進み、学校の名称が「国民学校」になったころにはあまり言われなくなったような気がする。
その「よく遊べ」のほうであるが、生育期から戦争だったので、遊ぶという事がうまくできないままである。同世代でも「遊び」上手はいる。しかしどこか「あそび心」がないのだ。
ひと様は別として、自分を考えると、ものの考え方なり感覚に、大きく言えば人生観に「あそび」がない。なぜかを考えてみようか。車のハンドルにもアソビがあるのに。
大切な時期に軍事訓練や工場動員ばかりだったから、基礎学力は決定的に不足している。だから「よく学び」もなかった。勉強して、名を成したした人もいるけれども。
その「よく遊べ」のほうであるが、生育期から戦争だったので、遊ぶという事がうまくできないままである。同世代でも「遊び」上手はいる。しかしどこか「あそび心」がないのだ。
ひと様は別として、自分を考えると、ものの考え方なり感覚に、大きく言えば人生観に「あそび」がない。なぜかを考えてみようか。車のハンドルにもアソビがあるのに。
大切な時期に軍事訓練や工場動員ばかりだったから、基礎学力は決定的に不足している。だから「よく学び」もなかった。勉強して、名を成したした人もいるけれども。
2010 08/17 17:42
Category : 日記
100歳以上老人の問題が賑やかである。いったい何歳くらいから上を、長寿というのだろうかと、ふと思った。
血圧がいささか高いといわれ、悪玉コレステロールも、また高めだといわれている。むやみに永くとは望まない。ありきたりではあるが、ピンピンコロリが希望するところである。
何も努力をしていないから「虫がいいな」といわれることは確実だと思う。しかしこの場合、努力は有効なのだろうか。
血圧がいささか高いといわれ、悪玉コレステロールも、また高めだといわれている。むやみに永くとは望まない。ありきたりではあるが、ピンピンコロリが希望するところである。
何も努力をしていないから「虫がいいな」といわれることは確実だと思う。しかしこの場合、努力は有効なのだろうか。
2010 08/16 16:20
Category : 日記
その場にいない人の噂話になる事がある。苦手である。仕方ないから、あごの上下運動で話を合わせておく。
話の内容に、同意めいたことを求められたとき、または話が終ったあとに、それとなくいう事にしている台詞がある。「いや、人生いろいろ、人さまざまですな」と。
反響はほとんどない。しかし自分の後ろめたさに近い気持ちを、ほぐしておくという効能はあるような気がする。卑怯な性格なのかなあと、己を省みる。
話の内容に、同意めいたことを求められたとき、または話が終ったあとに、それとなくいう事にしている台詞がある。「いや、人生いろいろ、人さまざまですな」と。
反響はほとんどない。しかし自分の後ろめたさに近い気持ちを、ほぐしておくという効能はあるような気がする。卑怯な性格なのかなあと、己を省みる。
2010 08/15 19:40
Category : 日記
近年、盆踊りは途絶えていたが、最近ようやく復活したようである。しかし参加者がまだまだという感じである。
四、五人に 月落ちかかる 踊りかな(蕪村)
自分が少年だった昭和のひと桁のころ、盆踊りはまだ青年子女の楽しみの一つだったと思う。そして戦時色が、それを塗りつぶしていく。代わって草相撲が奨励された。
草相撲のほうは、復活しそうもなく、神社の土俵には草が生え始めた。強い男の夢の跡か。
四、五人に 月落ちかかる 踊りかな(蕪村)
自分が少年だった昭和のひと桁のころ、盆踊りはまだ青年子女の楽しみの一つだったと思う。そして戦時色が、それを塗りつぶしていく。代わって草相撲が奨励された。
草相撲のほうは、復活しそうもなく、神社の土俵には草が生え始めた。強い男の夢の跡か。
2010 08/12 19:47
Category : 日記
プラン、デザイン、プロジェクト、スキームはどう違うと聞かれた。わからないと答える。
どう違うといわれても・・・。共通点ならば答えようもあると思ったが。
つまりは「企て」「計画」そんなところではなかろうか。なんとなくわかったような顔をしていたが、さて。
どう違うといわれても・・・。共通点ならば答えようもあると思ったが。
つまりは「企て」「計画」そんなところではなかろうか。なんとなくわかったような顔をしていたが、さて。
2010 08/11 17:49
Category : 日記
毎度、どっさりという感じで、各世帯に印刷物が配布される。全部読むにはかなりの時間とエネルギーが必要なようだ。
意見と答弁が掲載されているものがあった。「検討する」「持ち帰って研究する」「前向きに対応する」などの言葉が繰り返されているのが目についた。
何をどうするのか、サッパリ見当がつかなかった。己がボケてきたのかとも思った。角がたたないように、微妙な言い回しをすることも、時には必要だとは思うのだが。さて?
意見と答弁が掲載されているものがあった。「検討する」「持ち帰って研究する」「前向きに対応する」などの言葉が繰り返されているのが目についた。
何をどうするのか、サッパリ見当がつかなかった。己がボケてきたのかとも思った。角がたたないように、微妙な言い回しをすることも、時には必要だとは思うのだが。さて?
2010 08/07 14:34
Category : 日記
現職の頃、しばしば、さるご老人のお供をした。よくやってくれたという意味だったのだろう。書が得意の方で、「江風清月」とかかれ色紙をいただいた。
先日、架けてあるのをふと見たら。八十一翁として、下に雅号が記していあった。あれぇ、自分はもうその年齢を、とっくに超えているではないか。
時間とはいったいなんだろう。不思議な気がした。もっとも芭蕉などは、四十代にして自分のことを「翁」といっていたのではなかったか。それにしても参ったなあ。「翁」なのだ。
先日、架けてあるのをふと見たら。八十一翁として、下に雅号が記していあった。あれぇ、自分はもうその年齢を、とっくに超えているではないか。
時間とはいったいなんだろう。不思議な気がした。もっとも芭蕉などは、四十代にして自分のことを「翁」といっていたのではなかったか。それにしても参ったなあ。「翁」なのだ。
2010 08/06 12:15
Category : 日記
介護保険料を、年金から徴収するという通知がきた。そういえば、サラリーマンの源泉徴収方式は、戦時中の戦費調達のために、編み出された方法と聞いた。
徴収するほうは、手間がかからず文句なしに集められる。徴収されるほうも、余計な手数がかからないから、税を負担しているという意識も軽くなり、OKとしてしまう。
現職中、給料から引かれるままに納めた身としては、内心忸怩たるものもあるが、致し方ない。介護を受けずに済んでいることを幸いとしようか。
徴収するほうは、手間がかからず文句なしに集められる。徴収されるほうも、余計な手数がかからないから、税を負担しているという意識も軽くなり、OKとしてしまう。
現職中、給料から引かれるままに納めた身としては、内心忸怩たるものもあるが、致し方ない。介護を受けずに済んでいることを幸いとしようか。
2010 08/05 15:48
Category : 日記
自転車でなら坂がない限り、往復5~6キロくらいは大丈夫。主な客は老人の小さなス-パーで、日々の食糧を調達している。ペタルを踏みながらふと思った。
国民服というのがあった。国民帽もあった。国民食というのもあった。米麦を混ぜて1日3合、魚や野菜を含め、カロリーは2.400くらいだったと思う。多分、今日並みだった。
服や帽子ほどどころか、ほとんど普及しないうちに、食糧欠乏が始まったように思う。南瓜の蔓を食い、天井が写るようなお粥を一杯だけ啜って、日を送った記憶が鮮明に残っている。
それにしても今では、自分が消費するご飯は、1日に1合でも余るほどだ。変われば、変わったものである。
国民服というのがあった。国民帽もあった。国民食というのもあった。米麦を混ぜて1日3合、魚や野菜を含め、カロリーは2.400くらいだったと思う。多分、今日並みだった。
服や帽子ほどどころか、ほとんど普及しないうちに、食糧欠乏が始まったように思う。南瓜の蔓を食い、天井が写るようなお粥を一杯だけ啜って、日を送った記憶が鮮明に残っている。
それにしても今では、自分が消費するご飯は、1日に1合でも余るほどだ。変われば、変わったものである。
2010 08/04 16:22
Category : 日記
旧盆前にお墓の草取りをしようと考えるのは、どこかで自分が先祖とつながっていると思うからだろうか。
なにしろ暑い夏だから、日が昇らないうちにと思って、暗がりに起きた。作業中に空が白んできた。
朝の景色は美しかった。見慣れた場所ばかりなのに。
なにしろ暑い夏だから、日が昇らないうちにと思って、暗がりに起きた。作業中に空が白んできた。
朝の景色は美しかった。見慣れた場所ばかりなのに。