2017年06月の記事


すっきりと・・・
 断捨離というほどでもないが、身辺の物を整理するのは勇敢にやるのがいいと思う。整理にあたって躊躇した品でも、半年もすればどんな品だったか忘れてしまう。

 次に取りかかると、またも躊躇するものにぶつかる。無駄な抵抗はやめて、まあいいかという気分になるのを待てば、遠からず整理する気になるような気がする。

 高額の品は残しておけば、後世がうまく処理するだろうから、心配しないことが肝心かも。

 
コメント (2)

団扇
 蒸し暑い昼夜、エアコンもよし扇風機もよし。同時に忘れてはならないものに団扇がある。

 風呂上がりにエアコンが作動していても、団扇を使うと自然に近い風が感じられて心地いい。それにしても外で扇子を使う人を、あまり見かけなくなったような気がする。
コメント (4)

思い出
 ふとしたことから、半世紀以上の昔を連想した。何処の家も玄関先に「砂袋」と、竹の棒に荒縄を何本かくくりつけた「火叩き」なるものを用意していた。

 空襲に備えての命令であり、焼夷弾を爆発させないための対策とされていた。使わずにすんだのは幸いだった。
コメント (2)

急ぐべからず
 自分の性分として、少し調子がいいと、じっとしていられない傾向がある。こうして無理がかかる。

 反省だけなら猿でも出来るというが、その反省が生かされでいない。今回は、そのことも反省して、苦し買ったときを思い出し、ゆっくりとやってみよう・・・と自戒。
コメント (5)

降参
 昨今の気象状況に降参。無理は体に悪いと思って、しばしがほどは休養。
 
 おいでくださった皆様に申し訳ないなあと思い、そして本音では負けたくないと思いつつ。
 
 勝手ながらわがままをお許し願います。

 
コメント (7)

小さな選挙
 小さな市の小さな市議会議員選挙始まる。合併した6つの町村からの代表のようなもので、人口に比例した当選者の数が、今回も現れるか。

 一人ひとりが、真剣に考え、高い立場から選んでいるのだろうが、つきまとうものを払いのけることも出来ないのであろう。無理もないとも思うが。
コメント (2)

介護保険
 「被保険者証」には有効期平成22年とあるが、介護を利用しない限り、無期限と読み替えていいと聞いた。

 固定資産税・地方税の合計額に匹敵する保険料を収めている。しかし卆寿に至るも、この保険を利用しないですむことを、手前勝手ながら唯々ありがたく思う。
コメント (2)

森林
 昭和末年、さるお役所のお声掛かりがあって、一口50万円の森林を手にした。このほど任意ではあったが、先も明るくはないと思って売却に応じた。16万円強だった。

 少しは国土保全のお役に立つかと思ってのことだった。それはともかく、森林は大切、豊かな自然も残っているはずだ。近海を豊かにしているとも聞く。
コメント (4)

防空演習
  つい連想した。戦前のまだ空襲が始まらない前「防空演習」というのが盛んに行われていた。

 バケツリレーなる、一列に並んで、水を汲んだバケツを手渡しで送り、消火する訓練。竹に荒縄の束をくくりつけた火叩き、紙袋に砂をいれた砂袋の常備。

 これで火炎を叩き消し、あるいいは砂をぶっかけて焼夷弾を消しとめるという寸法。現実には無力もいいところ、役に立つはずもないことだった。

 空襲の実態も知らないで、この訓練をはやしたてる警防団長なる者もいた。あのころとどこか共通していることが、現在にもありそうな気がする。
コメント (3)

鳥にしあらねば
 「世間(よのなか)を憂しと恥しと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば」有名な山上憶良の歌が唐突に頭の中に浮かんだ。今も昔も変わらぬ感慨があるのだろうか。

 別に何があった訳でもないが、急にある種の思いが浮かぶことがあるのだろうか。
コメント (4)

固定資産税
 通知書がきた。国民の義務だと思って数字を眺める。
世間では株価が上がったなどと調子のいい声も聞こえるし、人手不足ともさまざま言われている。

 ところが周囲の働く人も賃金は上がっていないと聞く。もちろん我が年金は減る一方である。貰えるだけでもありがたいと思っているがいいか。
コメント (3)

昔の名前で
 義兄の自分史のようなものの中にあった。戦前の話だが、大学生のころ顔見知りに左翼思想の持ち主がいたとか。それと親密だろうと疑われエライ目にあったとか。

 警察でみっちりアブラをしぼられ、不愉快なこときわまりなかったとか。またやることなすこと「昔の名前で出ています」などということことになるのか、ならないのか、ここが問題。
コメント (5)

払い物
 家計が行き詰まったとか、転地するなどの事情があると、家財道具一切を競売にかけていた。「さあ、いくら?」と専門の業者もいた。

 当の家で行われると、間断なく人が訪れていた。いわゆる「義理買い」という一面もあったのだろう。

 我が家にも明治末期から大正年間にかけて「払い物」で買ったと思われる家具が残っている。「払い物」も一種の相互扶助の形態だったようだ。

 中古品で満足する点は、昨今のフリマのようなものだが、やはり違う空気が流れていたと思う。
コメント (5)

なるほど
 歳をとってみないとわからないことがあるものだ。暑さ寒さに弱くなったと思うも愚か、昨日と今日の気温の差が9度、こうなると、もういけない。体調がおかしくなる。

 よもや自分の身の上に、こういう事がおころうとは。歳をとってみて、わかることがあるとは知っていたが、さてさて。
コメント (3)

歩く人
 二本杖をつきながら、野道や川の堤防をゆっくりとあるいていると、一人、二人に人と行き交う。ほとんど立ち止まって話し合うことはない。

 みな、せかせかと歩き去る。おそらくは疾病のための療法としての歩行であろう。「堪忍は無事長久の基、がんばろう!」と後ろ姿に向かって祈る。
コメント (2)

にわか雨
 予報に反して太陽が輝いているので、散歩に出た。川っぷちを歩いていたら、唐突に山の方から雲がわいて、薄日が射しているのに、ポツポツあたりはじめた。

 二本づえで歩いている悲しさで急ぎ足といってもしれている。濡れると覚悟したが本格的な雨になったのは、玄関に入った直後だった、この時季のことだからまさにラッキー。下手をすれば「本降りになって出ていく雨宿り」もどきに。
コメント (1)

開拓
 通院のバスの中で目をみはる。山裾から広がる扇状地が、見事に広い青田に変わっている。その中を走る道路も整備されていた。

 かつて冗談にせよ一坪十五円と言われていた土地のおもむきが一変している。世の中は日々変わっていくと痛感。
コメント (1)

ボケました
 2通の手紙のうち1通は自費出版の本のお礼だった。電話がきた。なんと互いの中身を入れ違っていたという。三拝九拝、平身低頭、それぞれ送り返してもらった。

 あらためて丁重な詫び状とともに再送しなくてはならない。卆寿老人われボケたりの思いひとしお。向後万事を確認して行動します。惨めな気分・・・。
コメント (0)

くずし字
 こういうものが出てきたから読んでほしいと差し出されたのが、くずし字の古文書。二百余年以前のものらしい。

 かなの部分はなんとか読めたが、漢字となると絶妙なくずし方である。読むよりは眺めていることに意味がありそうな感じ。平身低頭「お役にたてませんで」と返答。

 すこし勉強してみようかなという気持ちも湧いたが。
コメント (1)

ボヤキ
 寒暖の差が大きいと、体にこたえる年齢だ。「暑いなあ」「急に寒くなったじゃないか」「まいったなあ」などなど、すべてボヤキである。

 ボヤキも気持ちのゆとりを保ちつつ、苦笑とともに吐き出せば、けっこうストレス解消になっているようだ。
コメント (2)

明治なかごろ
 こうも変わるものかと思った。明治なかごろといっても、祖父が書いたものでしかないが、読みがわからない漢字があり、現在ではほとんど使われない言葉が用いられている。

 候文といっても解読出来る程度だが、抵抗感もあった。現在自分が書いているものも、あと百年もすると古文書扱いされるのかなあなどと思った。
コメント (1)

夜回り
 乾燥注意報が出ると、消防車が鐘を鳴らしながら回る。春以来、浴槽に使ってその音を聞く。

 昭和二十年代は町内輪番で、二人一組、拍子木を打ち、錫杖をひっぱりながら、一晩中回ってものだった。子どもたちが「マッチ一本火事のもと」と連呼しながら、夕方の通りを回ったのは、世の中がかなり落ち着いてからだったと思う。

 いまや老人ばかりで子供はいない地域社会となった。半世紀も経てば、世の中は一変するのではなかろうか。
コメント (2)

県展
 県の美術展入賞者が地方紙で紹介されている。70歳過ぎの方が若い人の数を超えていたようだ。

 人間幾つになっても、やってみたいと思ったら、「歳だから」などと言っていてはならないと、あらためて痛感した。
コメント (1)

真綿
 暖房器具を再びセットするのもいまいましい。しかし寒い。そこで半纏を重ねる。これが真綿入りで、まことに温かい。中国製ながら、「真綿」というのも懐かしかった。
コメント (3)

慌てるなかれ
 真夏日の気温でもあるし、ストーブを格納して、ひと晩寝て起きたら、気温が9度急降下。足元が冷える。

 我ながら先の見込みが悪い男だなあとおもって苦笑する。明日はもっと悪くなるとラジオが言っていた。

 先を見極めてから動いても、遅くはないと知った。
コメント (5)

選手交代
 腰痛をこらえて、ストーブを整備して格納し、扇風機をセットする。10月になれば、また反対の事をするのだが。

 けっこう重いと感じたり、汚れを取るにも気を配り、汗びっしょりになる。つい先ごろまで、」これくらいの事は仕事のうちに入れていなかった。

 言いたくないが衰えたものだと思う。
コメント (2)