2016年06月の記事


高齢化
 予約の時刻は10時、診察番号が掲示されたのが11時40分。
ドクターは大変だろうなあと思う。一人診てはその姿を消し、次の一人を診る。朝の9時からなのだ。まだあとに何人も待っていた。

 こうも高齢化すれば仕方がないことか。65歳以上が25パーセントとか。我が地方では30パーセントを軽く超えている。
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 近郷近在で蛍を見る会が行われている。その多くは蛍の餌であるカワニナを増やすところから始めた人間の手になる復活である。

 それにして、我が市では蛍が飛ばないのが残念である。
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畑仕事
 家庭菜園というほどでなくとも、土いじり、畑で作物を育てることは楽しい。体力がなくなっても未練はある。

 半生を送ってきた仕事とは、まさに畑ちがいなのだが。おそらく自然に近いからだろうと思う。

 もっとも採れた作物の処分に困っている例がないでもない。
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・・・よう
 若い時の記憶を基準に現在を感じ取るから、どこか悪いのではなどと思ってしまう。気力と体力とは連動している事に気づいた。

 ものは考えよう、気持ちは持ちようだと、自分に言い聞かせた。
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妄想
 体調不良で臥床。となるとロクでもないことばかりが浮かんで来る。

 その昔(つまり戦前)小学生は父兄同伴といえども映画は禁止。年に一度ほど引率されて常設館にいく。オールトーキーのそれは「活動写真」と呼ばれていた。いつからか映画となったようだ。

 昨今は「動画」というものもある。
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脱力
 ふと気がつくと左肩に力が入っていたりする。「頑張ろう」が合言葉のような時代を生きてきたせいだろうか。そこで力を抜こうと思ってみた。

 ごろりと寝転んで、何も考えず心を遊ばせようと思った。これは駄目だった。音楽を聞きながらだと幾分効果があるようだ。
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 今月に入ってから、雨がパラついたのは3回だけ。まさにパラ就いた程度で、降ったとはいいたくない程度。このまま夏だろうか。

 大雨の被害がひどい地方もある。なんともお気の毒である。
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八の倍数
 漢方では男の場合、八の倍数の年に体調に変化だあらわれるとか。テレビのマーシャルだったか、雑誌の記事だったかでみたと思う。

 今年は正真正銘の該当年齢。そういえば80歳の時も変化があったような気がする。

 ここまで来たのだ。いずれにしても、過ぎた日々にとらわれず、つとめて明るく前へ向かった行くことにしよう。
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そうだ
 ある記事を読んだ。戦後程ない頃を指して「そのころは白米を食べられなかったそうだ」とあった。

 戦後も遠くなりにけりと思った。そのころ白米はおろか、口にはいるものは、簡単には手に入らなかった。そういう時代は二度と御免ではあるが。
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遠近
 目が疲れるほどパソコンを使用している訳ではない。しかし目だけでなく、体全体のためと聞かされて始めたことがある。

 ある程度パソコンをやったら、立ち上がって空を見上げる。戻ってパソコン、また空と、2〜3回繰り返すのであった。

 とにかく空を仰ぐだけでも爽快、すっきりした気分になるし、戻ってからの姿勢も正しくなっているような気がする。
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自己規制緩和
 ここまで生きてきて、しゃっちょこばる事もあるまいと思った。毎週一回はやる家中の掃除も、気分と体力次第で、適宜分けてやる。意識的にカメラをぶら下げて散歩に出るのも気分次第。
 
 なんだか自堕落になったような気がしてならないが、まずは自分にそれらを許した。体にはいいが実行が大変と思うようなことにはとらわれない。。

 ほんとうは、ふらりと旅に出るとか、好きなことだけやっていたいのだが、規制緩和というのは、なかなか面倒なのだ。
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老後
 いずれは消えてなくなる金も知人も。増えるのは年齢くだいのものと思っていると気が楽である。

 戦時体験のおかげかどうか、美食をしたいとか、いい服装をなどとは思わない。住居もなんとなく足りていると思う。その日の飯がなかったら困るだろうけれど、まずは平穏だと思う。それでいいではないかと思った。
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眠り
 若いころは眠るのが上手だった。床に入れば3分と起きていないで眠る。この状態は60代なかばころまで続いたと思う。

 それが徐々に衰えてて、睡眠薬を手にするようになったのが、70代の半ばころからだったろうか。いまでも睡眠に問題ありとの自覚がある。

 うだうだしていないで、眠れなかった起きている。朝は決まった時間に何がなんでも起きる、これを実行したいのだが、眠り不足だと翌日の体調が悪いので、踏み切れないうちに88歳にもなってしまった。
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つながり
 体が元気になると、心も晴ればれする。体が重い時、汗をかく程度の仕事をすると、体調が良くなることがある。
 体と心がつながっていることは、確かだなあと思う。
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梅雨のひととき
 乾燥注意報が出っぱなしだったから、申し訳程度ながら雨になっただけでなく、気温がさがったので、体調がいい一日があった。

 暑い日は特に体の衰えを知る。まあしかし、どんな機械でも壊れもしよう。88年故障はあったが、ここまできた自分の体を褒めてやりたい。その褒美が雨だったのかもなあ。
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去年の日記
 去年の日記帳の片付けを忘れていたので、ついでに今日のあたりを読んでみた。真剣に古道具を整理している。何時死んでもいいようにと思ってのことだっただろうか。

 さて今年は、古道具整理どころか、家の中を歩くも億劫な時があるほど体力が低下している。老人の変化はは一年と言えない。

 頭がいい、成績優秀だけでは駄目だという例が持ちきりの昨今、無理にこじつけて、弱くたっていいじゃないかと、気持ちを持ち直した。開きなおりかなあ。
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頑健
 自分の体は丈夫ではないと、誰彼から言われることが多かった。だから無理をするにもできなかった点もあった。それでも限界超えの無理をしたという記憶もあるが、どの程度だったのか。

 おかげでこの年齢まで生きていられると思わないでもない。弱い体も適切に鍛えれば、けっこう長持ちするようだ。
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不自由
 加齢とともに身体機能が衰えることは当然である。ところが自分の身にしてみると、去年はできたことが、今年はできない、これくらいのことが容易ではないと、ぼやくことになる。

 徳川家康ではないが、「不自由を常と思はば不足はなし」と思いたいが、凡人の浅ましさ、ぼやきが先立つ。
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お題目
 「歳だなあ」思うような行動ができないと、つい口をつく。どうせ唱えるお題目なら、景気のいいものにしようかなあと思った。

 「笑っちゃうねえ」は、ちょっとしたミスをしたときに。
 「ファイト!」これはやる気が萎えたとき。同じようだが時間がかかりそうな仕事の時は「一丁やるか!」まあ、心がけてみよう。
 
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立場話での結論
 「あそこの家は金持ちだからそんあんことをー」から始まって、「ないのがいちばん、借金も金もないと気が楽です」と。つい調子にのって「家族が返せる程度の借金は刺激になっていいかも」と。

 言った途端にそこまで言わなくともと笑われた。とにかく「ない」から駄目、金があれば幸せでもない。今更ながらのことだが。
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日記
 日記帳に書く「日記」のことである。他の人びとから読んでうためではない。しかし体調の悪いときなど、意外に負担になる。

 そこでまっとうな文章ではなくメモ程度にした。時には単語の羅列になる。ところが、これが状況をまざまざと思い出させてくれる。本人にしか意味は通じないのではあろうが。
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ここまでくると
 失ったものを数え上げていても、未練たらたらの見苦しさだけ。まだやれる能力をフルに活かして日を送り、素直に年齢を重ねるか。
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扱い
 ステッキは洒落た道具、チャップリンのそれも歩行補助のためではあるまい。粋な感じがする。

 すれ違う人で杖をつく姿がある。これは体を支えているものであろう。時に痛々しく感じる場合がないでもない。

 わが用いるノルデックポール二本は、れっきとした脊柱管狭窄の歩行補助用具である。同時に己の自立精神の象徴だとも思っている。
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メディア
 当地のさる行政出先機関では、パソコンの使用は1日に2時間以内とされている由。8時間勤務の4分の1にあたる。勤務者の健康維持のためと聞いた。

 山間の小さな町村が集まった我が市の広報紙に、「子どもたちがメディアに対している時間を1日2時間以内に」との呼びかけがあった。たしかに読書や自然の中にいる時間が大切である。

 知り合いの技術者は、帰宅してからはパソコンには一切触れないと話していた。自分でも体調の悪い時は控えてと、ネット上でありがたい助言をいただくことがある。ところが・・・

 性分としては、いちいち丁寧に応信すべしと思うが、そうしていたのでは、道が開けない。一度遮断機をおろしてみるのがいいかもなどと思いつつ、迷っている。
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歩く
 自分の足で歩ける幸せ
 ポールを二本使ってもなんのその
 自分の足で歩いている

 歩くのに 弱くなったが
 まだまだ 歩ける喜びが残っている
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心配・不安
 よくよく考えてみれば、現在の自分以下になるのが怖いから、不安になり心配するのではあるまいか。
 
 遊牧の民のごとく、それまでのあれこれを、きれいサッパリ捨てて、次の土地を目指すようでありたいものだが、さてこれも面倒かなあと思ってしまう。やらないうちから心配している。
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 近頃まで吹いていたのは薫風。心地いい風である。
 世間に吹いている風には、吹かせてもらいたくない先輩風。これに類する上から吹いてくる風。

 不景気風などというものは、包み込んでじわじわと吹く。風に邪がつくと、これまた始末が悪い。しかしまあ、明日は明日の風が吹くか。
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