2014年10月の記事


冬囲い
 正しくは「雪囲い」であろうという指摘を頂戴したことがある。ごもっともと申し上げた。

 雪が降り始めてから、完全に消えるまでには、ほぼ半年という当地では、日常的に冬囲いという。雪囲いとも言わないではないが。

 戸口を塞ぎ、窓や庭木を囲う季節と、それが必要でない季節とに、二分されたようなものだから、単に「囲い」という言い方もする。今年も11月に入ったら、すぐ囲いをしなくてはなるまい。
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人体
 消耗品のような一面あり。耐久消費財のような部分もあるのか。加齢とともに、あちこちに支障が出るものだ。

 大切に扱うこと、手入れも必要、粗末にしてはならないと思う。
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どちらなのか
 体調が戻りつつある気がする。となると、すぐ調子にのって動きまわる。気が若いのか、馬鹿なのか、どちらかであろうと思いながら。年甲斐もなく。
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日本晴れ
 18日、一片の雲もない空だった。これを日本晴れというのは、子供のころからの習わしだった。

 その空の下、人間の姿がちらほらするだけ。なるほど、これでは絶滅市町村の中に数えられるわけだと思う。

 橋も見え、道路も見える場所で、歩くよりは休む時間のほうがながかったのだが。
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秋深まる
 日が短くなった。夕日の一枚も撮ってこようかなどと思って、まごまごしているうちに、あたりが薄暗くなっているので、諦めることもある、
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第2室戸台風 
 住んでいる土地の関係からと思うが、台風の被害を受けた記憶は、第2室戸台風の時くらいである。近所には屋根を飛ばされた家もあった。中学校への通学路の木橋は落ち、飛来物で電線も切断された。

 停電の中、家族全員で即応態勢を取っていた。自分の身は自分で守るしかなかった時代、本州を縦断し、日本海に抜けたその台風の、国際名はナンシーというとか。すごい風だったが。
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3連休
 日曜日も休まずに勤務して当然。土曜日の午後直ぐに帰宅できなくて当たり前という40年間の現職生活だった。それから四半世紀余の昨今、休みが多くなったなあと思う。

 ゴールデンウイークというのは、身についたようだ。しかし今回のような3連休というのは、まだ他人事のような気がすることがある。

 人間は、与えられた空間から脱出できないように、過ごした時代からも抜けだせないのだと、しみじみ思う。
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大腸内視鏡
 前日は検査食、当日朝は大腸を洗うムーベンとガスコン2リットルを飲む。ネットに体験談がたくさん掲載されてあった。これが大変とあったが、2時間余かけて難なく飲めた。

 便通数回、便の色が次第に綺麗になっていくのを観察しながら、さらに洗浄水をゆっくりと飲む。病院に向かう。足元がふらつくが精神力で立ち直る。

 検査用の衣服に着替え、眼鏡、時計、入れ歯一切をはずしてベットにあがる。痛み止めらしい注射を受ける。左を下に横向きになり、膝を抱え込むように曲げる。

 ネットに体験談がたくさん掲載されていた。肛門からスコープが挿入され、途中仰臥姿勢となり、右足を大きく左大腿にのせる。看護師が腹部をかなり強い力で押す場面あり。

 耐えられないような痛みもなく、ほぼ20分くらいで終了。しばらく休んで帰宅とのことであったが、会計をすませて、すぐ帰途につく。結果は2週間後の外来でとなる。
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古時計
 机辺に腕時計と、置時計を並べてある。どちらもネジ巻き式、昔懐かしいゼンマイ仕掛け。毎日ネジを巻きながら、時間について、あれこれと考える。決まった答えがある訳でもないけれども。
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