2011年07月の記事


夏草や
 さすがにたまりかねて、狭い庭ながら草取りをしなくてはなるまいと思う。近くに住む若者に、といっても40歳半ばだろうが、草刈り機を操ってもらうこととする。

 つわものどもではないが、自分が少年のころ、祖母はここで畑を作っていたことを思い出した。夢のあとである。
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ゲリラ豪雨
 夜中、広報車が回っていたが、何をいっているのか聞き取れない音量と、車のスピード。

 翌朝、起きてから近所に聞いたら、近くの川が洪水の水位になったので、避難をとか、注意をとかいうことだったらしい。

 と言われても逃げる場所も知らせられていないし、ありそうもない。「通知はしましたよ」というアリバイ作りにはなっている。まあ、被害がなかったのだから幸いと思うべし。
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ご近所の92歳
 リュックを背に、買い物袋をさげて、腰はいくらか曲がっているが、にこやかな顔をして歩いてくる。

「このところ、ちょっと涼しくなりましたね」と声をかける。

 「何の、何の、お前様。冬のさなかでもオテント様が照る日もある。また暑くなりますわね。油断しないでのう。もう若くはないのだから。」

 ごもっとも。わたくし80代も半ばになります。思わず「ハイ」と答えた。女性は元気がいい。
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まじ?
 会話の相槌に「ホント」と言われるだけでも違和感をもった世代である。要するに古い人間だという自覚はある。

 最近はこれが「マジ?」というようになったのだろうか。嘘でも冗談でもなく、真面目に話しているつもりなのであるが。

 まあ、自分が使うことはない言葉だとは思うが。
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近所のおじ(い)さんの言葉
 なにしろ日本は春夏秋冬があるからねえ、夏は暑いがいいんだわ。それしても暑いなあ、フエーン現象だねえ。
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取り越し苦労
 「暑い、暑い」と言っているうちに、涼風が立つ。山間の当地など、夏祭りがお終れば、涼風が耳元を過ぎていく。

 台風6号が、本土に上陸しそうだというのに、このあたりは、急に曇天になり、気温が下がった。他の地方の犠牲のうえでの過ごしやすさのような気がして、申し訳ない気分である。

 また暑くなるだろうが、去年の猛暑のあと、冬は大雪だった。すると、この冬は?、というわけで、取り越し苦労までやるから、いっそう暑いと感じてしまうのだろうか。
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気力
 「体が弱ると、気力が萎える」ということを、太宰治の「走れメロス」を思う出すたびに、まったくだとうなずく。
 
 逆に気力が衰えると、体力も下降するように思う。

 心身一如、シャンとしようと思う。
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