2017年04月の記事


山菜
 山の幸をいただく時季となった。木の芽、ウルイ、ウドなどなど。自分では採りにいく体力がないので、まことにありがたい。さりげなく置いていってくださるのが、これまた実にありがたい。
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ブラブラして
 ゴールデンウィークである。2日有給休暇をとれば、連続9日間の休みになる。海外に行く人何十万人とか聞く。当方は旅行をする体力なく、「なにかしなさいよ」と言われると反発したくもなるほど無趣味。

 土・日曜も勤務してきた時代の身としては、ブラブラしているのが、けっこう楽しくありがたいのだ。何十年目かの自由のようなものだ。

 だが待てよと思う。今でも休日に乏しく、長時間働かなくてはならない人がいることは確かである。そこに目を配ってもらいたい。
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受け入れる
 目はショボショボする、耳は遠くなりつつある。口の中では義歯がふんぞり返っている。歳をとると、ロクでもないことが起きる。
先頃までは、何を!という気が強かったように思う。

 「だめだ、こりゃ」とこの頃では思う。自然の流れは謙虚に受け入れて行くのがいちばん、無駄な抵抗はやめよう・・・。
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雑巾がけ
 少年のころは日常的にやった。学校の廊下を拭く時の体形はもはや無理。膝をついての雑巾がけは怠け者とされたものだった。「雑巾がけ」に象徴されるところからから訓練する職業もあるとか。

 いまや膝をついてしかできないが、ビニールの床でもフローリングでもひたすら拭けば、きれいになることは請け合える。
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敬語
 敬語は相手との距離感を感じさせると言われる。対面していれば、態度や身振りで敬意を加える事もできよう。しかしネットの場合は文字だけだから。親しき中にも礼儀ありというし・・・。どうしたものかなあ。
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不眠
 加齢とともに眠りが浅くなり、短くもなる。眠剤をのむこともあるが、まずは不眠で死んだという話は聞いたことがないと思って、まあいいやと思うことにしている。
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非常食
 地震があった時以来、非常持ち出し、非常食を用意するようになった。非常食は5年保存に耐えるものを選んでおいた。はっと気づいて交換を要すると思い、あわてて整理。ギリギリ5年目だった。

 逐次、入れ替えていけばいいものを、喉元過ぎて熱さ忘れるたぐいの、いやはや、なんとも恥ずかしいかぎりだった。
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代用品
 子供心にも金属類は大切にしなくてはと思っていた。代用品使用が叫ばれていた時代、フォークやナイフも竹製だった。記念に残しておけばよかったと、今では思うほどなのだが。

 ところが代用品でもいいような「創意工夫」も求められた。それが身についてしまったのか、今でも妙なところで代用品で満足していることがある。
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いい年をして
 「いい年をして」のあとには、おおむね非難の言葉くる。いい年をしてホームページでもあるまいに、というふうにである。その用法に出くわしたこともあるこ

 悔しかったので、以後は先手必勝「いい歳ながら、やっていますよ」と前置きをすることにした。
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着物
 アルバムを整理することにした。三十歳代の自分は、家にいる時は着物姿で、羽織まで着ていた。いまや着物のほうが楽だろうとは思うものの、食事のあとの皿洗いもあるとあっては、着物でははなあと思う。

 けっこう、うまく着こなしている感じがした。これも時代というのもだろうかと思った。
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カーキ色
 いまだに頭の中では「国防色」という文字が浮かんでくる。昭和ひと桁のころ、この色の服は、今ふうにいえばカッコよく、少年の目に映っていた。

 足の悪い近所の飼い犬に、石を投げてはならないと、忠犬ハチ公を引き合いにして小言をくらった思い出・・・おかしな事が記憶の底にあるものだと思う。
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サクラ
 裏の桜がほころんできた。小学校尋常科一年生国語読本の第一ペジは「サイタ サイタ サクラガ サイタ」だった。

 ガキ大将でヨーヨーのうまいのがいた。あのころ流行っていたのだろう。昭和未練恋々、いまどき通用する話ではないようだ。

 鼻水を啜りながら、低頭して教育勅語を聞いたあと、四大節の式が終わると祝菓がもらえるのが楽しみだった。4月にその一つがあった。
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感謝
 ながい間、言い訳だけだった借金を返してもらった。相手の事情を飲み込んでやったことだけに、返済するための苦労もわかった。ありがたいことだと思った。

 当然のことで、感謝に値しないないのかもしれない。しかし相手の顔を思い浮かべ、ありがたい事という気持ちになるのだった。
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みんなコミで
 一年と言えない。腰痛をはじめ、さまざまな支障も嵩じてくる。しかし、それが人間の一生、万事コミと考えて対応するほかあるまい。
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やれることは
 やれることなのに、老人だからと言って、人頼みばかりというのはいただけない。第一、自分自身のためにもならないだろう。

 ある会席で、偉い人なのだろうが、魚の骨をとってくれと、侍っている人に命じているのを見たことがある。子供のときから、魚の骨は自分でとるものだと思っていた当方には不思議な光景だった。反面教師かなあ。
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卆寿 
 同期の桜と言いたいが、集まった同期五人は卆寿を迎えた。3〜4年前までは往年の経験などが話題だった。いまや病気や体の支障の話が多かった。桜も老木であった。

 顔を合わせることができただけでもありがたい限り、それぞれに元気が出たのではないかと思っている。

 
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引退
 収入が少なくなり、体力が乏しくなったら戦線縮小をする勇気も必要ではなかろうか。まだ礼装一式を保存してはあるが、これは未練なのかも知れない。冠婚葬祭への出席がこたえる年齢にもなったのだが。

 高齢者は義理立てもほどほどにという社会的合意が、一考されてもいい世相になってきているようにも思われるのだが。
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おそるおそる言う
 分相応の質素な暮らしをしているつもりである。経費のかかるような事はやりたいとも思わない。力があれば、隣の家の前の雪くらい処理するのだが、もはや体力がない。戦線縮小、無理はしない。

 子供のころ、家の前を履く時は、必ず両隣の半分以上を掃けといわれた。今も気持ちはそのままなのではあるが。
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自主独立
 加齢とともに出来なくなることが多い。そこで甘えてはいらないと覚悟している。やれることなら頼みはしない。頼んだからには、感謝の気持ちを十二分に示す。当然のことだろう。

 来年は町内の班長が当番で回ってくる。二本杖で集金に回る練習を、雪がなくなったら始めるか。老人世帯ばっかりなのだ。

 
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金銭
 金銭に恬淡としていられる人は幸いなるかな。このところ、本当にお金に困っている人に接してみて、大変だと痛感。しかしほとんど応援できないのは、自分にも金銭的な力がないからだった。

 こだわったり、欲張るのは醜いとしても、やはり大切なことに間違いないのが金銭ではなかろうか。
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雪消え
 「出てきた、出てきた」と喜んでいるような声がしたのでのぞいてみた。雪が消えて、去年の秋に置き忘れていた物が現れたらしい。

 春のきた雪国の喜びが、どこかに漂っているような気がした。
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衰え
 体のあちこちに支障が生じている。年齢からして当然のことと思う。衰えを感じられるほどの歳まで生かしてもらっていることのありがたさ。衰えを知らずに去った人々もある。

 人は誰でも齢を重ねる。それにしても何年か先の自分はどうなっているか、その予想は難しいなあ。
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ストーブ
 暖房と冷房の選手交代が同時期になる。現状ではストーブの格納をすると悔やむことがあるだろう。おかしなところで我慢(?)をすることもあるのだからバカバカしくもなる。
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花粉症
 杉などの花粉が人の体に異常を起こすとは、何十年か前までは考えもしなかったことだ。なかったことでもあると思う。

 今年もテレビで花粉が多い日、少ない人と知らせてくれる。マスクくらいは用意しよう。それにしても目にも影響があるような気がするのだが・・・。
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忘れる
 自分だけのことではないようだ。パソコンを使っているせいでもあるまいが、漢字を忘れて困るという声がある。それも一点一画が怪しくなるのだという。

 自分にも同じ症状があるので、もっぱら辞書を引くことにしている。辞書は意外に面白い。
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キャップ
 鉛筆のこと。今ごろ鉛筆でもあるまいが、買い置きがあるので使っている。短くなるとキャップなるものを使って補う。昭和20年以前の習慣が生きていると思って、我が事ながら微苦笑が浮かぶ。
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寒暖の差
 暖かになった、冬の服装を変えようかなどと思うと、急に寒い朝になる。春らしくなるかと思っていると、午後から雷雨などと、天候激変のある時季。

 それでも雪に降りこめられていた寒い冬よりはよほど過ごしやすい。加齢とともに天候への反応が敏感になったのかとも思うが。
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雪国の春
 残雪は消えてなくなりそうもないが、桜の蕾はふくらみつつあるかに見える。今年も雪が残ったままに桜が咲くのだろうか。
 あと何日かのお楽しみというところか。
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自転車
 愛車「自称・隼号」の後輪が駄目になった。2キロ先の輪店まで引っ張っていく。店主は85歳、シャンとして故障箇所を発見し、実に適切な修理をしてもらった。見事な手際だった。

 独居と聞き2時間ほど話し込む。日常の交通が徒歩、自転車、バイク、小型四輪と推移した話など、修理の手際とともにとても勉強になった。
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