jin8t's diary

　消雪パイプが勢いよく水を噴いている。雨が地下にはいり、そして地上にでてくるまでに、どのくらいの時間が経っているのだろうかと、ふと思う。

　地下水の枯渇、地盤沈下の問題も取り沙汰されている折、さりとて道路の雪を処理するにはとも思う。辛いところだ。

　膝の痛みには、筋肉トレーニングをしながら、じっと我慢。
腰痛にも同様、そして片腕にくる痺れには年齢のせいで仕方があるまいと思い、それでもビフズス菌の入った薬を買って、高価だなあと思いながらも、体調管理に努める。総じて無理をせず、ゆっくりと行動する。当面はかくして折り合いをつけているということか。

　予報どおりに雪の朝。裏はかなりの積雪。通りから「さて、こうなると根雪だのう」という老人の声が流れてきた。

　枝に残った柿の実、立ったまま枯れている薄、冬に備えてか消雪パイプ点検や工事、どこを見ても囲われた窓と庭木、降ってはは消える雪、干し柿をつるした家は、ついに見なかった。