2013年05月の記事


昆虫
 暖かになったら虫が出てきた。将来の食料対策として、昆虫の活用が考えられているとか。

 わが子ども時代、蝗はかっこうのおやつだった。竹串一本を持って田に行き、獲った蝗を串に刺す。囲炉裏で焼いて飛び足をとり、砂糖醤油をつけて食べる。

 カルシウム満点。皆がそうだった。戦時中には蜂の子、蛹まで口にした人もいる。青蛙で蛋白質補給をした例もあるという。

 自然体験教室などに参加した児童は、蝗を獲って焼いて食うことくらいは平気だろうと思うが、さて。
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子守
 いかなる事情があるのかはわからない。小学生らしい女の子が幼児をおんぶしていた。久しぶりに見た姿だった。

 戦前では毎日見られる姿だった。ここしばらくは「おんぶ」している少女を見ていない。さすがに昔のような幅広の帯ではなかった。リュックのようなものを用いていたが。
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高齢化のなかで
 用向きで県庁所在地へ。若い人の姿があって気持ちが軽くなる。わが居住地にあっては、西を向いても東を見ても老人ばかり、誰が何歳くらいなのか、みな同じように見えてしまう。

 ところが、若いのに、溌剌とした生気のない顔もあって、これはどうしたことかと、気になることだった。
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いい気なもの
 街を歩いているとき、煙草の自販機が目にはいった。その年齢になって今更といわれながらも、禁煙してからすでに10数年、並んでいる箱をみても、よくわからない。

 禁煙の苦労も人並みだったはずである。やめてしまえばこうもなるものかと、いい気な自分を反省するばかり。

 
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