2018年08月の記事


運転免許
 連れ合いを施設に入所させてもらい、孤塁を守っている。けっこう忙しい。「盆と祭りが終わってホッとした」という老人の声を聞く。そのような感じである。

 施設までは距離がある。「行かざなるまい、また顔見せに」と会津磐梯山の歌詞のようなことを考えながらも、思うままにはならない。

 自動二輪も運転できる資格があったのに、早々と免許返納をしたことを後悔している。この年令ともなれば、どっちみち運転はやめるべきと思いつつも。

 近い将来、自動運転の時代となったら、職業ドライバーや関連の保険などはどうなるのだろうなどと、余計なことをチラッと考えた。
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孤独
 今日から地域の祭りだ。神社とは離れた感覚の商工祭になって久しい。祭り情緒が乏しい。

 かつては親戚縁者も遊びに来ていたし、家族も10人いた我が家に住むは、卒寿を超えた自分一人。まさに独居老人である。宵祭とはいえ森閑とした空気でもある。

 1人暮らしは寂しかろうと言われる。そのとおりだ。しかし孤独というのは、かなりの部分で心理的なもののような気がしないでもない。
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 施設に面会に行く。入居者とのご関係は?と尋ねられた。なぜか「配偶者です」と答える。

 なんとなく「夫」という言葉がでなかった。オットドッコイと行かない場合もあるものだと思った。

 「連れ合い」あたりが、いちばん言いやすいのでもあろうか。
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靴下と自転車
 立ったまま靴下をはけたのに、このごろでは椅子の縁などに、片足をよせていないと不安定になる。

 買い物をしなくてはならないから、自転車には乗る。前籠いっぱいに食料などを積むとハンドルがふらつく。そこをこらえて直進に全力傾注。

 「無理はよそうぜ」と、自分に言い聞かせながらも、年齢に抵抗し、義務感のようなものにせきたてられている自分ががいる。
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