2014年12月の記事


降雪
 12月中に1月分の雪が降ったような気がする。晴天の日は2日しかなかった。二度目の28日は氷点下6度。寒い地方の生活に思いが飛ぶ。
県境のトンネルの向こうはぽかぽか陽気だとか。
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餅搗き
 我が家で暮れに餅搗きをやったのは、昭和17年が最後と思う。以後は食糧不足、戦中戦後の飢餓時代となる。杵も臼も消えた。餅米をふかす蒸篭だけが、わずかに物置の隅に残されている。

 暮れになると餅屋さんに注文する。昔のような腰の強い餅ではない。機械で搗くのだろうから無理もない。
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正月
 最高に楽しい状態を「盆と正月がいっしょにきたようだ」といっていたものだった。その正月も、なんとなく味気ないものに変化しつつあるような気がする。時代と世の中が変わったからであろう。
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三カク主義
 年寄りは「義理欠く、恥かく、人情欠くの三カク主義が大切だ」と教えられたのは、古稀の頃だった。恥は自ずとかき通しかと思う。

 さて義理と人情を欠くのが、なかなか出来ない。自分で自分に命令しているような気もする。同年輩にも同じ傾向の人物がいるようだ。
 自分が属する世代の特徴なのだろうか、とも思う。
 
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降り込められる
 ひっきりなしに降ってくる雪、気温も低く風もある。「外出を控えるように」との呼びかけもある。昭和の昔、我が地方では、こういう状態を「降り込められる」といった。
 「降り込め」という語感が、降り込め詐欺に似ていなくもないと思って、窓外の吹雪を眺めながら苦笑。
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大雪
 新幹線も止まるくらいの雪が2昼夜続く。小降りになったところで、石油ストーブが化けるのに気づく。電灯のスイッチが壊れている。いずれも新規購入を要する。大雪の余波でもあるまいが。
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いただいていませんけど
 車のない人だけが重宝しているスーパーに行く。レジで端数の小銭をおいて、ぼんやりしていたら「まだ、いただいていませんけど」と妙な顔をされて慌てる。

 後ろの六十前後と思われる女性がけたたましく笑った。「いやいやどうも。ボケました」とテレ笑いと一緒に万札を置く。こんなことが二度目。帰途、自分の洋傘を誰かが利用してくれたらしく、ない。
 
 向かいの店でビニール傘を買う。この通りに開いている店は幾つもない。年の瀬ではあるのだが。己のボケを気にしながら歩く。


 
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考えてみれば
 ゆっくり休めというお心遣いもあることを忘れてはならないと、あとから感じての補足のような一文。我ながら至らぬ点を、またも反省。
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反省、感謝
 冬は厳しい季節。早々に体調をくずして寝込む。その間にも訪れてくださる皆様がおいでである。ありがたいことだと思う。

 早く休んで、早く起き上がるように努めなくてはと、しみじみ思う。反省と感謝の思いに包まれた。
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