2011年10月の記事
2011 10/29 19:37
Category : 日記
越冬のためには、大きな枝を伐っておくしかない。桜、楓、椿、欅など、人を頼んで枝をおろし、丈をつめる。
何年もかかって、ここまで伸びてきたものをと思う。チェンソーが響くたびに落ちる枝に対して、すまないような気持ちになる。しかし雪折れを防ぐためには致し方ない。
この木々をさらに丸太で囲って春を待つ。
何年もかかって、ここまで伸びてきたものをと思う。チェンソーが響くたびに落ちる枝に対して、すまないような気持ちになる。しかし雪折れを防ぐためには致し方ない。
この木々をさらに丸太で囲って春を待つ。
2011 10/25 13:42
Category : 日記
「キロキロとヘクト出かけたメートルがデシに噛まれてセンチミリミリ」隣村の僧侶でもあった小学校の担任の先生が、何度も繰り返していた。
「ヘクト」も「デシ」という単位も、実生活ではほとんど使うこともなかったような気がする。このごろ「ヘクトパスカル」でいくらか馴染んできた。
昨今は「ナノメートル」「ナノグラム」などと聞く。極小なのは分かるが、実感が伴わない。「ナノメートルってどのくらいナノ?」などと、爺ィギャグを飛ばすがせいぜいか。
もっとも昔のように「命を鴻毛の軽きに比し・・・」などとは、二度といわれたくはない。おかしな連想かなあ。
「ヘクト」も「デシ」という単位も、実生活ではほとんど使うこともなかったような気がする。このごろ「ヘクトパスカル」でいくらか馴染んできた。
昨今は「ナノメートル」「ナノグラム」などと聞く。極小なのは分かるが、実感が伴わない。「ナノメートルってどのくらいナノ?」などと、爺ィギャグを飛ばすがせいぜいか。
もっとも昔のように「命を鴻毛の軽きに比し・・・」などとは、二度といわれたくはない。おかしな連想かなあ。
2011 10/14 16:32
Category : 日記
昭和10年ころ、たまに貰える5銭硬貨を握り締めて駄菓子屋に向かう。
「キャラメル一箱」といって、銭を出す。オバサンは、
「一箱は100個入りだ。だから1個だ」と言いながら、ガラス瓶の中から、キャラメルを取り出す。
では、中にある小さく包んだものは何というかと聞けば
「ひと粒だ」という。1箱と1個、1個と1粒、しかし切り返す言葉がなかった記憶がある。
妙なことを覚えているものだが、シーベルトだのベクレルなどという単位は、ほとんどの人が知らなかった時代である。キャラメル1個、口に入れるひと粒も、今では縁遠くなった。
しかし新しく聞かれるようになった単位とは、ずっと付き合っていくほかない世の中になったのではあるまいか。
「キャラメル一箱」といって、銭を出す。オバサンは、
「一箱は100個入りだ。だから1個だ」と言いながら、ガラス瓶の中から、キャラメルを取り出す。
では、中にある小さく包んだものは何というかと聞けば
「ひと粒だ」という。1箱と1個、1個と1粒、しかし切り返す言葉がなかった記憶がある。
妙なことを覚えているものだが、シーベルトだのベクレルなどという単位は、ほとんどの人が知らなかった時代である。キャラメル1個、口に入れるひと粒も、今では縁遠くなった。
しかし新しく聞かれるようになった単位とは、ずっと付き合っていくほかない世の中になったのではあるまいか。
2011 10/12 11:25
Category : 日記
生活保護、長期療養、交通弱者、買い物難民、などなど、いろいろな区分けがあるようだ。自らを省みて、そのいずれにも属していないと思う。
余裕皆無の経済生活、通院だけですみ、自転車利用で行ける範囲の、小さなスーパーに行くだけと、ギリギリのところで踏みとどまっているという感じか。
後期高齢者などと言っても、弱者扱いからはほど遠い。「吉里吉里人」という小説のタイトルをもじってあてはめ、笑っている事にする。心に太陽、唇に歌。
余裕皆無の経済生活、通院だけですみ、自転車利用で行ける範囲の、小さなスーパーに行くだけと、ギリギリのところで踏みとどまっているという感じか。
後期高齢者などと言っても、弱者扱いからはほど遠い。「吉里吉里人」という小説のタイトルをもじってあてはめ、笑っている事にする。心に太陽、唇に歌。
2011 10/08 16:39
Category : 日記
75歳にして自動二輪まで運転できる普通免許を返上。「しまった」と思わぬでもなかったが、以後は自転車専門。
今日はペダルが重くて疲れた。タイヤの空気が不足していた。先日まで暑かったのに、急に冷えたからであろう。
近くの自転車店は、みな廃業、手押しの空気入れを持っていてよかったと思う。骨董品に違いはなかろうけれども。
今日はペダルが重くて疲れた。タイヤの空気が不足していた。先日まで暑かったのに、急に冷えたからであろう。
近くの自転車店は、みな廃業、手押しの空気入れを持っていてよかったと思う。骨董品に違いはなかろうけれども。
2011 10/04 15:00
Category : 日記
恥ずかしながら、というほかないが、現役で仕事をしていたころ、空を仰ぐという事が、あまりなかったように思う。無意識的に仰いだことはあるのだろうが。
流星が見えるるなどと聞いて、夜空を眺める気になったのが退職後。ゆったりと雲の流れる秋空を眺めるようになったころから、瞬く間に古稀を超え、喜寿を超え、傘寿を超えていた。
願わくば、多くの人々が空を眺めるようであればいいと思う。「眺めているよ」という声ばかりかも知れないが。
流星が見えるるなどと聞いて、夜空を眺める気になったのが退職後。ゆったりと雲の流れる秋空を眺めるようになったころから、瞬く間に古稀を超え、喜寿を超え、傘寿を超えていた。
願わくば、多くの人々が空を眺めるようであればいいと思う。「眺めているよ」という声ばかりかも知れないが。