2014年08月の記事


忍び寄る
 Uターン一行が帰ったあと、雨になる。肌寒いほどに感じる。まだ暑くなる日もあろうが、どこかに秋が忍び寄っている気配がする。
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巻(まき)
 このごろでは「結(ゆい)」というほうが通常のようになっている。「絆」と並んで人口に膾炙しているようである。

 我が家には「巻(まき)」という地縁血縁組織がある。墓地の掃除など総出で行う。昔は相互扶助の機能を果たしていたのだろう。

 さて、時代がこうも変わると、いつまで続くか。すでに衰退の兆しもないではない。
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自主独立
 年齢とともに、出来ないことが出てくる。できるかぎり自分でやる工夫をする。しかし無理なときは人に頼む。頼んだ以上は、必ず対価を払う。

 人手もなく、必要欠くべからざることとでもなければ、出来ないことは潔く諦める。自主独立の気概があれば、半径10メートル以内にいる人の、気持ちくらいは和ませることができるかと思って。
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食えない
 アパートで母子が餓死していたというニュースがあった。新聞などには、「これでは食えない」として、収入や待遇などが語られることがある。この両者の間には大きな違いがあろう。

 終戦前後、食うにも食えるものがなかった。3度の食事を1度に、その1度も食事というよりは食餌といいたいような、得体のしれないものばかりだった。

 暑くなると、妙にあのころを思い出す。豊かになったなあとも思う。
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