2009年06月の記事


買い物困民
 近くに食料品や日用品を扱うお店がなくて、遠くのスーパーまで出かけるのが困難なお年寄りのことをを「買い物難民」とする見出しの、新聞記事を読んだ。

 そういえば、自分でも大きなスーパーまでは、タクシーで往復2500円、毎日利用できる身分ではない。自転車で15分ほどのところに、小さな店があるので助かっている。

 その自転車も、年齢からみて、危ないからやめろといわれている。雪の日や雨の日には、途中で休みながら、買い袋をぶら下げて歩く。目当ての品が揃う事はないけれでも。

 まだ「難民」ほどではないと思うが、困る事が大いにあるので、さしあたり「買い物困民」とでも考えておこうか。
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詐る術
 まさか自分がこういう目にあおうとは、夢にも思っていなかった。いわゆる振り込め詐欺なら、それはそれで悪事と自覚し人に隠れててやっているのであろう。

 ところが、こちらを思いやるなふりをして、結果的には見事に騙している。世にこういうことを悪徳と呼ぶとか。しかし他人は騙せても、自分を詐る事は出来ないはずである。

 立派なことを口にしていながら、そこに気付かないのだろうか。あるいは気付かないふりをしているのだろうか。高齢者だからなどといって、うかうかしてはいられない世の中だった。
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ナンギ
 年齢から考えれば欲はいえない。しかし苦しかった。体調をくずして1週間ほど寝込んだ。最初の2日ばかりは、まさに青息吐息だった。
 
医師「どうかしましたか」
患者「いやもう、ナンギでどうしようもありません」
 というような会話が、毎日行なわれているであろう当地の医療機関の、一場面をを想像する。

 形容し難い苦しさのような状態を、方言で「ナンギだ」という。難儀なのである。

 とにかく難儀だった。ようやく平常にかえりつつある事のありがたさ。
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流行
 世の中のことは、移り変わって当然と考えればそれでいいのかも知れない。別ににこだわる訳ではない。流行はいつの世にもあるだろうが、なんとなく気にかかっている事が二つある。
 その一つ、いつごろから日本人は、シャツの裾を出して着るようになったのだろうか。
 もう一つ、若い人たちだけでなく、下半身にぴったりの細いズボンを履く人が多くなったのは、いつころからだったか。
 これらのことは、社会の変化と、なんらかの関係があるのだろうか。(よほど暇なので、こういうことを考えているのだろうと思われることを覚悟の上で)
 
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