2013年04月の記事


残れ
 不意に沸いた記憶。小学校の頃、学習ができないと先生に「残れ」といわれた。放課後、補習授業を受けることになる。
 
 あのころ「残れ」と言われるのは、屈辱のような思いだった。しかしそこには教える厳しさ、学習の厳しさもあった。なにしろ出来るようになるまで帰してもらえなかったのだから。

 いま「残れ」などということがあれば、差別だとされる惧れはないのだろうか。これは昭和10年代前半の話なのだから。
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自分なりに
 天候不順で、寒い日もあれば、冷たい風の日もある。体がついていかない感じさえもある。
 こういうときは、自分なりの対応をするしかないと思う。
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しない、いない
 「あった、あったよ」「出てきたよ」
というような子どもの声がしたものだった。
 雪消えが始まると、遊び道具を忘れて、雪の
下にしてしまった物が出てくる。そういう声を
聞いていたのは、いつ頃までだったろうか。

 今では、雪消えの頃に聞く声を、耳にする
ことがない。第一、子どもがいない。
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