2012年10月の記事


水(2)
 新聞の記事にあった。地球上で飲用となる水は、総量の0,02パーセントほどであるとか。

 融雪パイプから噴き出す水をみていると、これが川を下り、海に注ぎ、空から雨となって降り、地下にしみ入り、再び地上に出るまでに、どのくらいの時間がかかるのだろうと思う。

 この地の豊かな地下水を、しみじみありがたいと感じた。
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 少年の頃、我が家には清冽な水が湧く井戸があった。

 今年も消雪パイプの点検が始まった。地下水で道路の雪を融かす。橇しかなかった道を、車が疾駆している。

 我が家の井戸は涸れた。得るものがあれば、必ず失うものがあって当然ではあろうが。
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 これも40世帯ほどの、某町内会での話。上期の決算書が配られた。「質問は?」「単位は円ですよね」小さな声で「ハイ」というやりとりがある。

 「ドルやユーロが単位のわけがあるまいが」と・思っていたのでは駄目?。ああ、そうか、企業や役所のように【単位;円】と隅っこ書けば問題ない時代に・・・と思う。
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時間
 さる会合で、80歳近いお年寄りが「汽車の時間が・・・」と、話が進んでいた。そこへ「電車の時刻でしょう」と声がかかった。60歳過ぎくらいの人か。一瞬、座がしらけた。

 今は電車になったから、たしかにそのとおりであろう。しかし汽車の煙を眺めながら育った人々がいるのですが・・・ね。
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