という訳で
 昭和ひと桁前半生まれも、いつの間にか後期高齢者といわれる仲間になった。

 これも自分だけのことではあるが、漫然と老いつつあるのと、ライフワークというほど大袈裟ではないにせよ、老化を意識しつつも、ある程度の目的意識を持つのとでは、かなり違うと思っている。要するに生活に「張り」があればいいのではなかろうか。

 食事はうまいし、気になることは考え始めれば無数にある。しかし考えることをしない。ストレスもいっぱいあるのだろうが、先方がなんとなく過ぎていく。

 人生、まあこんな所だろうと思いながら、昭和ひと桁前半生まれについての愚感を止める事にしよう