スローライフ
 健康法というものに縁が遠かった。「紅茶きのこ」も「飲尿療法」も風のように過ぎ去っていった。
 
 何かに夢中になるということがない性分のせいだろうか。目的一途に、がむしゃらに進んでいくことは、あまり感心したことではないと、戦時体験から考える。

 力みかえっての緊張は、精神的なバランスを失わせるものかも知れない。だからこのごろしばしばスローライフといわれるが、これには賛成である。

 と言いながら、せわしそうに、右往左往している人も多いようだし、隙あらば金儲けをしようとしているらしい向きもいる。それにしても事故米転用とは、嗚呼、世も末だと思う。

編集 ペン : 事故米は呆れて物が言えません♪この世が無作で生きて行けるように・・と言うのは夢でしょうか^^