2008 09/27 16:42
Category : コラム
老人は、自分が若かった時のことを、いつも思い起こしていると言われる。ところが、こちらは傘寿に到達したとはいえ、万事にわたって、自分は老人だという感覚があまりない。
庭いじりを楽しみ、孫に小遣いをやって喜ぶ顔をみ、たまには温泉にでも行って、というのが通り相場ではあろう。さりながらそれほどの余裕はない。
若者に自分が老人になったときのことを思えといっても、通用しない世の中になったのかもしれない。しかしせめてもの言う事があるとすれば、現在の老人の姿は、自分たちの将来かも知れないと思ってみてはどうだろうかと、そんなところだろうか。
別に不満があってのことではない。しかしこのあたりに、優しい世の中と言っていいかどうかの、境目があるような気がしたまでである。若人よ、幸せな老後をと願うのみ。
庭いじりを楽しみ、孫に小遣いをやって喜ぶ顔をみ、たまには温泉にでも行って、というのが通り相場ではあろう。さりながらそれほどの余裕はない。
若者に自分が老人になったときのことを思えといっても、通用しない世の中になったのかもしれない。しかしせめてもの言う事があるとすれば、現在の老人の姿は、自分たちの将来かも知れないと思ってみてはどうだろうかと、そんなところだろうか。
別に不満があってのことではない。しかしこのあたりに、優しい世の中と言っていいかどうかの、境目があるような気がしたまでである。若人よ、幸せな老後をと願うのみ。