雪囲い
 小雨ではあったが、善意のお二人に力をいただき、自分でもオロオロしながら手伝って、庭木の囲いを夕刻までに完了。ありがたかった。疲れもしたが達成感もあった。それにしてもお二人の体力は羨ましかった。61歳と72歳ながら。

 戦後間もないころまでは、さらに階下の遮蔽(これはいまでもこれからの作業となるが)、越冬用薪炭の確保、大きな樽に野沢菜や大根の漬物、味噌の中には野菜のほか鮭の切り身を漬け、焼いて干した川魚をねずみから守るため、天井から吊るし、炬燵を出してと、その一切をふくめ「冬囲い」ということもあったような気がする。

 「雪囲い」が通常の言い方であろうが、あのころは冬が長かったから
なんとなく「冬囲い」といっても、おかしくなかったようだ。人間も家の中に囲われていたようなものだったのでもあろうか。雪中半年が当たり前だった。

編集 テラマチ : 毎年の事とは言え 冬の準備は大変ですね 61歳と72歳が若手なんですね 無理をなさらず体力の温存を図って お過ごしください
編集 ペン : 無事に冬の準備が進んでいるご様子。何よりです。雪国だからこその思いやりが感じられます。皆様に「ありがとう」と思わず感謝を言いたくなります。
編集 yuma : 冬支度も無事に完了されたんですね。昔から受け継がれてきた雪国ならではの習慣、今は何でも便利になりましたが若い人にも継いでいって欲しいですね。
編集 きょん2 : 庭木の囲い完了して良かったですねやはり若い方は力も有りますし知恵もあるしとにかく終了良かったですね義理の父母は新潟出身なのでよくその話は聞きましたよ!!雪も今は昔ほどではないと思いますが、此ればかりはまだ分かりませんね ジンさんへ呉々も無理されませんようにご自愛下さい何時も有難うございます ?