2017 05/01 13:33
Category : 日記
GWだからというわけでもないか。町内はいつものように森閑といる。やることもないので、物置に寝せておいた柱時計を引っ張りだして、油をさしたり、外側を拭いたり、修理の真似をしてみる。
さて柱にはその昔の釘がそのままになっているので描けてみる。ネジを巻いて振り子を動かす。カッチン、カッチンと時を刻むではないか。文字盤の蝶番は壊れ、塗装はぽろぽろ剥げ落ちるほどなのに。
昔の人はいい仕事をしたと思って、あらためて裏側を見たら、筆で大正元年購入とあった。百年以上経っているのに、時刻になるとボーン ボーンと鳴ってくれる。
10日に一度ほどネジを巻く手数はあるが、家中に幾つもある時計の中で、これほど温かみを感じさせてくれる時計はただ一つ、この柱時計だけだ。
さて柱にはその昔の釘がそのままになっているので描けてみる。ネジを巻いて振り子を動かす。カッチン、カッチンと時を刻むではないか。文字盤の蝶番は壊れ、塗装はぽろぽろ剥げ落ちるほどなのに。
昔の人はいい仕事をしたと思って、あらためて裏側を見たら、筆で大正元年購入とあった。百年以上経っているのに、時刻になるとボーン ボーンと鳴ってくれる。
10日に一度ほどネジを巻く手数はあるが、家中に幾つもある時計の中で、これほど温かみを感じさせてくれる時計はただ一つ、この柱時計だけだ。