屋根の除雪
 屋根除雪中の落下事故が絶えない。昔はほとんどなかったような気がするので、当時のやり方を思い出してみた。

 屋根に上る梯子を堅く固定する。かんじきを履く。屋根に達したら自分の位置を確保すべく梯子近くの雪を落とす。スコップ(または木鋤)で右または左回りの得意な方向に回りながら、周囲から雪を落とす。

 雪庇を想定し、軒からかなりさがった位置より前に出ない。中央に進むにしたがって、遠くなるので、雪樋を使って流す。終了したら、ゆっくりとおりて、落とした雪を片付ける。一日仕事と考えて急がない。

 今ではスノーダンプが中心、スコップの5倍くらいの能力はある。しかし軒端まで雪を運んで落とすとき、引っ張られる危険がある。さりとて手を離せば鉄製のそれが落ちていくことになる。

 とっさの場合、手を離せなくて、人間も落ちるのではなかろうか、という推測でしかないが。滑り止めにも有効だったかんじきも使われなくなったようだ。体力を要するから高齢者の場合が問題となる。

編集 ペン : 機械が無かったころに行われていた方法は長い年月をかけて築き上げられた知恵だと思うのです。効率優先となると人力は蔑ろにされがちで。科学と人間の融合がこれからの課題ではないでしょうか
編集 yuma : 昔の人は偉かったですね。ニュースでは梯子の固定と命綱つけてとやってましたけど。雪の扱いは高い技術も必要ですね
編集 ゆっくん : 何事も段取りがあるんですね。画像掲示板では 恋の段取りの歌を用意しました。
編集 きょん2 : トップの雪の光景ただただ驚きです。もう豪雪ですね( ; ; )くれぐれもお気を付け下さいね!(◎_◎;)