物日
 子供のころ、といっても80年ほど前になるが、1年のうち20日以上は、祭りなど特別のことがある日だったと思う。

 物日(ものび)には赤飯を炊くとか、ぼた餅をつくるとかする。それを親戚知人宅に届けるのが子供の役目だった。生活に変化をつける工夫でもあったのだろうか。

 いまや、そのための重箱は邪魔な道具になり、物日も物日という言葉も消え、日常の時間が流れ、流れていく。

編集 ペン : ハレの日と言う事を大事にしていたのだと思います。米を作れど米食えず・・・の時代の工夫で神と近しい生活があったのですよね。
編集 えんさん : うちでは 1日と15日は赤飯です。小豆も作っていますよ〜〜
編集 はる : 最近は何でも簡素化されて、味気なくなりましたね(汗 生活に余裕が無くなったのでしょうかぁ~?