暑熱を防ぐ
 暑くなってきた。5〜60年くらい前のころ、エアコンはおろか扇風機もなかった。あるのは団扇に扇子、水にひたしてしぼった手ぬぐいくらい。

 熱中症という言葉も聞いた記憶がない。現在より気温が低かったのだろうか。地球がおかしくなりつつあるのか、人間がヤワになったのか。はたまた両方か、などとほぼ妄想に近い思い。

 ある猛暑の日、風もない昼に、家中の戸を閉めて、夕方まで家族全員寝転がって暑熱に耐えた記憶がある。

編集 ペン : 道路の反射熱が無かったと言うのも一つの原因かと思います。涼しくすごすために工夫や知恵もあったのでしょう