爺チャン手帖抄・2
 午後から晴れ間が除いた。拾い物である。近くをブラブラ歩きする。表の蛇口で冬ごもり用の菜を洗っている人がいる。通りかかった中年の女性が、その人に声をかける。
「何してるの?」見事なアクセント、イントネーション。
昔は方言だった。「何してるがだの」と語尾がさがる。

 「標準語を使え」などという言葉を聞かなくなった。しかしテレビが普及してから、このあたりの方言も、急速に使われなくなったようである。

編集 テラマチ : 方言は大切な地域の文化 地域文化が途絶えてしまえば 日本の文化は まったく無味乾燥な物になり下がってしまいます 方言や土地の名前など しっかり残す政策を国が推進すべきかと思っております 某TV局で放送している番組で おかしなイントネーションの関西弁が使われています これも文化の崩壊ですね