年はとりたくないが。
 こればかりは、どうしようもない。涙もろくなり、足が弱り、こんなはずではなかったと思いながら、それでも懸命に生きているつもり。

 久しぶりで会う人をみると、ずいぶん年をとったなあと痛感させられるご様子である。自分も同じ事になっているのだろうが、自分では見えないところがミソである。

 このところの天候不順に、いささか参りながらの、ありきたりの感想である。