鼻唄
 半身不随の病人を見守って、ほどなく三ヶ月になる。さすがに疲れがたまった感じがする。

 家ではおひとり様だから、何でもやらなければならない。体がふらつくこともあるが、90歳とあっては無理もあるまいと自己納得をはかる。

 食器を洗いながら鼻唄を口ずさんでいた。すこしは気持ちに余裕が生じてきたのだろうか。「愛染かつら」の主題歌「旅の夜風」だったのが、いかにも古めかしくていい。

編集 sakura1205 : 看病をされてお疲れ様です。無理なさらずにご自愛下さいね。
編集 takky : 無理をなさらずに 愛染かつらの歌を歌いながらボチボチとおきばりやす
編集 きょん2 : 鼻歌がでて 気分も楽なられたのかしら?良かったです春は目の前にいます。無理せずお身体に気をつけてご自愛くださいね(^o^)
編集 ひな : 看病お疲れ様です。無理なさらずにお身体ご自愛下さいね。
編集 ペン : お疲れ様でございます。花も嵐も踏み越えて・・・一生は自分で筋書きを作った一遍の小説だと言います。どうかハッピーなお話でありますように^^