おおきに
 関西ではありがとうの意味で使われていると思う。さて当地ではとなるが、現在の話ではない。半世紀も前のことになるか。

 隣近所、あるいは同業とか仲間の会合で、誰彼の発言に対し「おおきに」と相槌を打つ姿があった。発言に対して賛成でも、反対でもないというニュアンスがあった。

 イントネーション、アクセントも、関西のそれとはまったく違って平板だった。あれは融和を保つための、生活の智慧がなせる表現だっかもしれないと、このごろ思う。

編集 ペン : 「おおきにぃ」は「どうも」と行った感じのようです。本当に嬉しいときには「おおきにぃ」の後にありがとうとか嬉しいとかつけて使うと聞いた事がありますが曖昧模糊とした感じが日本語らしくて良いですね
編集 えんさん : 面白い使い方ですね〜〜なんとも言えんわ とぼやかした 北陸の友達がいました。ニュートラルの世界ですね〜〜!