のんばき
 昭和ひと桁の夏、どこの家でも家中の畳を日向に出す。午後3時頃、山竹でバンバン叩く。細かい埃が舞い上がる。そして敷きなおす。行政からも奨励されていたようだ。

 その習慣は見事に消えた。畳がまったく消えたわけでもないだろうが、陽光にあてる必要もなくなったのだろうか。

 「のんばき」、おそらく「軒掃き」がなまったのではなかろうかと思う。

編集 ペン : よく漫画なんかで見ますが実際に見たことは有りません。必要だと思うのですが・・
編集 jun : 初めて聞きました。おいらが子どもの頃に、その習慣はすでになくなっていたようですね。