除雪
 僅かの時間、雪がやんだ。すぐさま除雪にかかる。     昭和10年代、屋根の除雪は一家総出での作業だった。10歳になったころ、馬篭に入れた雪を背負って、屋根から梯子に渡した板の上を歩き、雪の山に捨ててくる仕事をやった記憶がある。屋根雪を捨てる場所がなかったのだ。

 今、中東あたりで採れたであろう灯油を燃やして屋根融雪をしている。今昔の感がある。

 道路の除雪をやっていると、車が消雪パイプで融けた雪の泥飛沫を浴びせながら疾駆していく。老人はそれを見送っているしかない。

編集 テラマチ : 雪国の宿命とは言え ここ数年 大雪の日が多いようですね 豪雪地帯の多くは 過疎化が進み 若者が減り 除雪作業にも 大きな影響が出ているのが TV等の放送で 良くわかります 雪国の大学に 自然防災工学部なんかを作り 雪や大雨の専門家を養成し ついでにボランティアとして 自然災害の対応をしてくれればと思います
編集 ペン : お疲れ様です♪この雪が首都圏の水源に繋がるんですよねぇ。頭が下がります
編集 freehand2007 : 多忙な年末に、招かれざる大雪。で、懸命に除雪をされました、ですか?。足腰肩腕、支障なく新年をお迎えになりまして?。さすれば、お見事なものです。除雪の体力も、積雪こんもりのお写真も。敬服しながらお邪魔させていただきました。本年もよろしくお願いいたします。