K談社の絵本
 裏表紙のとれたものが、物置の隅から出てきた。昭和10年代初めころ出版されたものである。当時、絵が綺麗だというので、大人たちも感心して見ていた記憶がある。

 忠臣蔵や、豊臣秀吉など、人口に膾炙した物語や歴史上の偉人が取り上げられていた。少年達は買って貰った子から、争うように借りて読んだ。娯楽もない時代だった。

 今の世で子供達に争って読まれているような本、大人も安心して与えている本としては、何があるかを知らない。そういう本が世に出てほしいと、ゴミだらけの本を片手に感じた。

 

編集 ペン : 初めて親に買ってもらった本は「バンビ」だったと思います。ディズニーの絵の美しさときれいな色使いに飽きず眺めたものです。幼稚園の頃だったかなぁ
編集 テラマチ : 子供のとき 初めて買って貰った本が 徳川家康の伝記でした 読んでワクワクしたのを今でも覚えています 良書はやはり 心に残るようです 今の子供にも どんどん読んで欲しいと思いますです