黒い土
 晴天がありがたく、もったいないとも思って、ゆっくりと外を歩く。道路の際に出た20センチそこそこの土に、緑の草が見えた。
 人は消雪に懸命である。重機で、スノーフライヤーで、スノーダンプを押して、スコップでと。まだ2メートルはあろう雪の山に挑む。早く土を見たいのだ。

編集 ペン : 土の上に緑の草が見えるとなんだかホッとしますよね。
編集 ojisaninomoide : 2メートルですか。早く消えると嬉しいですね。