2009年10月の記事


 雀 
雀達の鳴き声で目覚めたが、ゆっくりと午前6時半起床。
7時になれば辺りが陽光で明るい。

隣のアパートで部屋を公開する為、
5人位の人達がテントの下に座り、見学に来る人を接待していた。

次女が隣のアパートに入居したいと希望したので、
主人が連れて行った。
その間、私は用足しをして昼前に帰って来た。

私は、午後から再び外出し、帰りに友人宅に寄り「いってらっしゃい。」
明日、韓国に旅立つ彼女に会い遠回りをして
畦道を自転車を転がして歩いていた。

お米を刈り取った田園には、物凄い数の雀達が群がり、
うるさいほど賑やかな光景でも可愛くて少し見とれていた。

椿の花が白と濃ピンクで綺麗に咲きはじめて柔らかな感じがし、
もう秋も終わり晩秋に入る事を椿に教えて貰った。

白い椿は清楚で柔らかで、濃ピンクの椿は華やかさを思わせる。
今日で10月も終わろうとしている。
コメント (0)

 十三夜 
暦を見れば今日は十三夜と記載されている。
樋口一葉の十三夜を毎年ふと思い出す。

しかし、文体は、明治時代の書き方でとても難しい。

明治時代の社会で結婚制度と生活をめぐる問題意識が見られ、
制度とは無関係の自然な恋愛感情の描写も書かれてある。

主人公が嫁いだ上流生活と、育った実家の暮らしぶりも、
対比的な構成になっている。
言葉使いが現在と違い、判らない点が割りと多い。

只、一葉は、24才の若さで亡くなる迄、子供時代は裕福に育っても、
父や長兄が相次いで亡くなり、一葉の肩に母と妹の生活がかかって
大変な苦労をした点に共感を覚えた。

昔は医学も遅れていた為、結核で亡くなってしまい、
それまでの短い間に優れた小説を書いた一葉の優秀さが羨ましい。

「頭痛肩こり樋口一葉」と誰かの本にあるように
重度の近視で大変な肩こり症だったらしい。
貧困生活に耐えて、短期間で名作を何作も産みだしたのは、
若さ、優れた才能、気力の強い人だったのだろうか。

今日も暖かな日中に思い切って歯科に行ったものの、
臆病者の私は、「虫歯は痛くないです。」と言い、レントゲンを
撮っただけで帰って来た。

中秋の名月の一ヶ月後は、再び満月になるが、その2日前の月を
十三夜という。
一葉の十三夜を暇な時に読んで
文章の内容を全部、理解できるようにならなければ。
コメント (0)

天高く 
 昨夜は、珍しく11時過ぎにぐっすり眠った。
曇り空の今朝、小鳥達のさえずりで目覚め6時起床。

家事をしている間に薄日が差したり曇ったりの
くるくる変わる天気だった。

午後からバイトに行き、帰りに色々な用足しをして
我家に帰ろうと思ったが、「迎えに行くから電話をかけなさい!」

普段は、好き勝手な事をしているのでずっと無視をしていたが、
「電車で行くなら車で送って行くから言えよ。」と
わざとらしい親切さ。

最近の私は、何処に行くにも黙って外出をする為、
「何だ、あそこに行っていたのか。」と気を使っている。

私が、暇な時を見計らい公的機関等に行っているので
心配になるのだと思う。

彼は、「家は、近所の人が見れば仲の良い夫婦に見えるだろうなあ。」
呟いたので、冗談じゃない、世間の人は良く見ているわと、
心の中で反論しながら何も言わずに台所に行った。

日中に一瞬だけ青空が見えた時、空が高く見えた感じがしたが、
やっぱり、天高く馬肥ゆる秋という言葉は本当かも知れない。
コメント (0)

 秋は気温差が大きい 
伊豆諸島の八丈島近海で24日から消息を絶った漁船の捜索で
3人を救出したとのニュース。

8人乗っていた漁船は、24日から行方不明になっていた。
6日間も生存していた方達と亡くなった方達は、

船のどの場所に居たかで生死が分かれたのだろうか。
転覆した船から生存した3人はよく助かったと思う。
20号台風の時からずっと気になっていた。

昨日、船長(40才)は残念な事に亡くなってしまい、
もう一人の方も亡くなってしまった。

朝と日中の気温差が大きく、晴れた今日は10度も違うこの頃。
昼は暑いと言いながら、朝、夜はぐんと気温が下がるので

洋服も一枚多く着るようにしている。
今日は、朝から夏服等を洗濯して整理し、秋用に全部切り替えた。
コメント (0)

美しき富士山
昨夜も宵っ張りをして午前1時に眠る。
とても冷える夜で雨も風も吹いていた。

今朝6時起床。外は、台風一過の青空が広がって
清々しい空気を胸いっぱいに吸いながら可燃物を出す。

富士山頂も、昨日の降水で雪となり、陽光を浴びて
きらきらダイアモンドのように光って見えた。


昼、帰宅した頃に富士の周りは、もくもくした雲が沢山浮かび
真っ青な空と真っ白な雲がとても美しかった。

農家の方が作った小菊が咲き乱れ、山々の樹木の葉が少し黄ばんで
所々に薄赤い色に紅葉し始めた。

フエーン現象も加わり夏日の暑さの中を汗をかきながら
歩いていた。

歯科の前を通っても医者嫌いで歯科に予約も出来ず、
歯痛でも我慢して買物に行き、夕方再び我家に帰って来た。
コメント (0)

 海は大シケ 
美容院の親友のお宅に午後からずっとお邪魔していた。
風が強く、庭に置いて有った電動自転車が強風でひっくり返り

バッテリーが地面に落ちてしまった。
海は大時化で八丈島沖で金目鯛漁をしていた漁船と連絡が途絶えたと、
下田市の伊豆漁協に連絡があったとの事。

佐賀県の漁船との事だが、海上保安庁の船が捜索にあたっている。
海の方で警笛を鳴らしている音が聞こえて、
何か有ったのかしらと思っていた。

台風20号は沖縄本島が暴風域に入り、東北東へ進んでいる為か、
海は大荒れ、この荒波にのまれたのだろうか。

帰りに参議院補欠選挙に投票を済ませて来た。
今回の補欠選挙は、神奈川県と静岡県のみの選挙との事。

今夜も雨戸がカタカタ音をたて、午後6時には辺りが真っ暗になる。
コメント (0)

肌に寒さが沁みる 
昨日の暖かさが嘘のように肌寒い日中になる。
午前中は雲っていた空も、昼頃からぽつぽつ降り出した雨。

やがて海風も冷たくなり辺りの景色は何も見えない。
こんな時は短日が余計に早く、秋の深さを
肌で感じる。

買物帰りに、白鷺が刈り取った水田に舞い降りた時足を止めた。
「日が暮れちゃうから早くお帰り。」
他の小鳥達は早めに姿を消して鳴き声も聞えない。

日の暮れが早くなると寂しさを感じても、
寒さで身がしゃきっとする。

自宅に戻っても、笑う事もできず無言ですごしている私に、
あの人はお喋りをしたくて話かけてくる。

世の中には、勝手なご主人でも離婚せずに我慢をして
老夫婦になって「この2~3年でやっと夫婦になれました。」

そう言ったあの奥様はしっかりした方だと感心し、
自分は、まだまだ未熟な人間なのかと思う。

その反面、冗談じゃない、こんな人の言葉なんて信じない、
もう、二度と出会った頃の自分には戻れないと。。。
コメント (0)

 霜降
午後から友人と一緒にすごし、
夕食は軽く喫茶店でコーヒーを飲み6時過ぎに我家に帰って来た。

夕食の支度は済ませて冷蔵庫に入れてあるので、
誰が帰ってもすぐに食べられる。

本音を言えば我家には早く帰りたくなかった。
今日、帰ると主人からメールが入っていたので
顔も見たくはなかった。でも、

遊びの旅行くらいで、私が家出をしていたらきりがない。
泊めてくれる女性友達は居ても、後で自宅に帰りずらくなるから、
友達と別れて海沿いを通って帰ってきた。

暦を見れば「霜降」と記載してあり、二十四節気のひとつで文字の通り
太陽黄経が210度の時で、露が冷気によって霜となって
降りる頃で、楓等が紅葉する頃だと思う。

温暖なこの町は、霜が降るのは一番寒い1月、2月くらいで
雪が積もる事は滅多にない。

子供の頃の東京は3月でも雪が降っていたのに、地球温暖化になり
海水温が高いため、未だに台風が南に発生している。

彼が帰宅したら嫌な顔せず怒らずに、平静を装い
「お帰りなさい。お風呂が沸いています。」と演技をしなければ
帰りにくくなると思う。
コメント (0)

愛は分かち合うもの 
昨夜も宵っ張りをしていたが、午前0時前には起きていられず、
寝ようとしたが、10時に帰宅した次女いわく、

「こんな古いご飯じゃ。。」と言うので炒飯にすれば美味しくなると
今迄の具の他に炒ったゴマ等を乗せると他の惣菜と一緒に食べていた。

彼女は、食欲がないため食べ終わるまで1時間以上はかかる。
入浴もお風呂好きで1時間半はかかり、主人が良く怒っていた。

彼女は、翌日が日勤でも深夜1時まで眠らずに起きている。
彼と自宅の電話子機で会話をすれば無料なため、
毎晩、長い会話をするので、私は遠慮して二階に行く。

どうせ、主人が不在の時くらいは一人の方がゆっくりできる。
隠し事をせずに正直に話してくれれば、と何時も思う。

大切な事や悩み事は、姉や亡き奥様の親に話しているので
私は近くに居ても遠い存在だと考えてしまう。

それでも、一緒に生活をしていれば情が沸くもの。
愛は、貰うものではなく与えるものと人は言う。

自分が幸せになる為の愛とは、人を幸せにするもの。
分かち合う愛が本当の愛だと私は思う。

主人の心を一番よく知っているのは私である。
コメント (0)

オリオン座流星群
県内でも、大型スーパーではネットで買物をその日のうちに
配達してくれるネットスーパーが便利と聞いた。

正午、午後3時、午後6時と3回注文を受けてくれると
知ったが、忙しい方やお年寄りの方には便利だと思う。

半径8キロ以内のお宅に運送業者の方が届けるとの事。
しかし、品物を自分の目で選んで外出すれば運動にもなり、

人とのふれあいにもなる。私の場合は徒歩7分の近くの
スーパーで食品を買い、隣の薬局で生活用品、雑貨品等を
購入している。

薬局と言っても巨大なお店でお薬の他にも
お化粧品、殆どの生活用品がある。

寂しい事に近所で親しくしていた薬局のご主人様がお店を
閉じてしまった。その方は大きな薬局に勤務している。

小型店がどんどん消えて大型店が地方には次々に建っていく。
不景気な時代に、貧富の差が出る世の中に侘しさを感じる。

今夜10時頃から明け方にかけて、
東の空にオリオン座流星群が見られるので
外に行き、流れ星を見ようと思う。
コメント (0)

秋の夕日
私は昨夜、殆ど眠らずに起きていた。
次女が午前2時に準夜勤から帰り、直ぐに電話で誰かと話していた。
3時頃に食事をした後、
入浴をした彼女が眠る頃は午前4時過ぎになる。

その間、うとうと座ったまま1時間くらい眠ったと思う。
午前6時に朝食の支度をしている間に、あの人は無断で家を出て行った。

昼食時に、「韓国へ旅行だ。」とメールが入っていたが、
驚く力もなく洗濯器を回して家事をしていたが眩暈がして少し休んだ。

私は、韓国には行きたいとは思わない。
そういえば昨夜、「もしもし、、」優しい声で彼が電話に出た時、
「間違い電話だ!」と言った。韓国旅行の再確認だと今更知った。

年だから行きたい場所に行けばいい。こんな事に慣れてしまった。
新型インフルエンザにかからず、帰ってくればいい。

今日も温暖な日中で富士山の周りの雲さえ動かない。
夕暮れ時に外を歩けば、心地よい微かな風が吹き、
茜色の夕日が辺りを染めて寂しさが胸にこみ上げてきた。
コメント (0)

秋たけなわ 
晴れの日差しが降り注ぐ今朝5時半起床。
この時期としては比較的暖かな朝だった。

プラ放送容器を表通りに出す頃、
空よりも青い富士は山頂に僅かな白い雪を残し

様々な鳥達が田園で遊んでいた。
椿の蕾がいっぱい葉の間から顔を出している。

もう少し経てば椿の花が咲く時期になり、
季節の移り変わりは早いとつくづく思う。

これからは、紅葉を見ながら旅に出たいと考えても
するべき事が山積みになって無理かも知れない。

今日から新型インフルエンザのワクチン接種が始まった。
一般の人のワクチン接種が1月では遅くはないのだろうか。

ワクチンは安全性が確認されたと聞いたが、今迄になかった
インフルエンザに戸惑うばかり。

夕方には、白鷺、雀、カラス達が賑やかに舞い降りて
餌を探し求めて遊んでいた。
コメント (0)

 秋祭り
今朝は、早朝から起きて町内の××神社大祭があり、
主人が神社の方に行き、

私は、豊作を祝う行事の方に行き、町内の人達と
2時間くらい行事に参加して午後4時半に終わり
我家に帰って来た。

昨夜からぽつぽつ降っていた雨も今朝5時に起床した頃には
止み、雨上がりの空気はとっても清々しかった。

深夜勤務から午前10時頃帰るはずの次女が帰らない為、
父親の心配している事が口に出さなくても判っていたが、
静観していれば午後2時に車で帰宅した。

細かい事は何も語らなくても、判っているので普通に装っていた。
次女の事を主人の前では絶対に口を出さないように心がけている。

誉めても、悪く言う事は避けなければと。
どんな親子でも、悪く言えば気を悪くするし、
誉めれば嬉しいと思う。

日中は24度の暑さで汗をかき、夕暮れになれば丁度良い涼しさになる。
あっという間に一日が終わってしまった。
コメント (0)

金木犀
曇り空の小鳥も鳴かぬ今朝、6時起床。
朝からもやの匂いが辺りを漂っていた。

隣のお宅の庭から金木犀の香りがぷーんと匂い、
気持を安らげてくれるその香りは、なんともいえない好きな香り。

我家も以前は植えてあったのに知らぬ間に切ってしまい
木がなくなり残念だと思っている。

今迄数ヶ月、池に泳いでいた太っている金魚が
亡くなっていた姿を見てがっかりする。

普通の金魚よりもずっと太っていた金魚は
夏から秋まで長く生きていたので可愛かった。

特に飼い主の主人は、池の水を綺麗に清掃しながら
驚きを隠せず、「残念だ。」と呟いていた。

ほんの僅かな時間に雨が降ったけれど、曇り空の日中も、
夕暮れになれば人の声も聞えないほど静かにふけてゆく。
コメント (0)

あの秋の日
あの時、私は20才頃だったと思う。
高卒から大手会社に勤務していた私は急に退社をしなければ
ならない事情ができてしまった。

「個人金融に借りていたら返済も大変だから、金融公庫で借りなさい。」
父の友人で会社専務をしていた方に保証人になって頂き、
父は、利息の少ない金融公庫で借りて返済を始めた。

その条件として専務の会社に父と私が勤めるという話になっていた。
「嫌だわ、私は慣れた会社を辞めたくないわ。」
父に怒ったものの、年老いた父を救う方法は他に無い。

その会社は中小企業だが、仕事の内容が全く判らず、
好きな仕事でもなかった。
一ヶ月経過しても難しくて覚えられずに、会社に行く足取りも重くなる。

丁度、秋桜も咲いて秋も深まり日没が早かった道を
電車代を浮かせるため二人は自転車で通勤した。

暗い裏通りを帰る時、「お父さん、この道を通る時が恐くて嫌だわ!」
父に我儘を言うと、「大丈夫だよ!」父は明るく笑っていた。
「どうして私ばかりこんな思いをするのよ。」父を困らせていた。

前に勤務した賑やかな会社に戻りたくて仕方がなかった。
我儘を言いながらも、年老いて痩せた父の背中を見れば
友達のいる辞めた会社を忘れようと努力をした。

♪夕焼けこやけで日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る。。父が歌った時、
幼い頃に背負って貰った事を思い出し、
「お父さん、ごめんなさい。」哀れな父を見て心の中で詫びた。
コメント (0)

食生活 
 あれをしなければ、これをしなければと思っている間に
月日は駆け足で過ぎてしまう。

午後5時になれば日が暮れ暗くなってしまうほど、短日になる。
日中は、冷たい物を飲食し、夜になればすうすう肌寒くなり

暖かな物が欲しくなる。疲れていたので簡単な料理にしてしまった。
ただ、調味料等には気を使っている。

お砂糖一つにしても、白砂糖は使用しない。
人間の血液は、弱アルカリ性だが、白砂糖を取りすぎれば
身体が酸性の状態になる。

弱アルカリ性に中和しようとするため、骨や血液中のカルシュームを
失う事になる。

他にコレステロールを上げない調味料等を使用している。
夕食が済めばあっと言う間に午後8時を過ぎてしまった。
コメント (0)

 秋盛り
昨夜は、深夜11時半を過ぎても次女が起きない為、
主人が声をかけたら11時40分に起き、
急いで主人が車で送って行った。

午前0時過ぎに出勤して行ったので
私も眠ったのは0時半過ぎになる。

小鳥も鳴かぬ曇り空の今朝、5時半起床。
午前中、外出し昼前に帰り冷蔵庫にある物を調理して昼食とする。

午後からは、家事をしながら裏庭に行く時、
マンション工事をする人達が休憩をしていた。

数人の方達が私を見ていたけれど気にもぜず平気で
ミニトマトを摘み取る為に裏庭に周って再び表玄関から
家に入った。

夕暮れ時、買物帰りに遠回りをして水田を通ってきた。
真っ黒いカラスと真っ白いカモメが舞い降りて餌を探している。

裏町で居酒屋を経営していたあの女性は、お店を辞めて何処にいるのかしら。
「私、女を捨てゝお店で頑張る。」と言っていたが
そのお店は存在しない。あの女性の事をカモメを見てふと想い出す。

カラスは、童謡に有るように山へ帰っていく。
カモメは、海へ帰って眠るのだろうか。
コメント (0)

秋桜ゆれて 
昨夜は、午後0時に倒れるように眠ってしまった。
朝の冷え込みと日中の暖かな温度差が大きい。

今朝、寝坊して7時起床した頃はポロシャツを着て
日中はブラウス一枚だけで過ごしている。

可燃物を表通りに出した時、一点の曇りもない青空に
深呼吸をして河沿いを歩いて我家に戻る。

先週の台風18号が、樹木の葉を殆ど散らしてしまい、
東北から九州迄の農林水産業の被害額は相当な額だと思う。

特に愛知県の被害額が一番多かったとの事。
どの畦道を歩いても秋桜が微かな風にゆらゆら揺れて

青空をすいすいトンボが飛び始めている。
秋桜とトンボ、まさに秋真っ盛りのこの頃になり
午後6時、辺りが真っ暗な短日は何と無く寂しい。
コメント (0)

 野菊
昨夜午前0時に眠り、小鳥達のさえずりで目覚め7時起床。
秋晴れの涼しい朝になり、特に雀の声が賑やかに聞える。

裏庭から木戸枠を作った場所に
「よしず」を取り付ける作業はもう少しで終わる感じがする。

和風の感じがするものの、竹垣に比較すれば安っぽく見える。
ぼろな中古の家にはぴったり合っている。

PCを使用する居間も手作り、古い畳を捨てゝ
ホームセンターで板を購入しフローリングして洋間にしたり、
階段の下も色々な物を収納している。

室内の様々な物を手作りで済ませている。
川沿いの桜並木の葉は台風18号でほとんど散ってしまい、

水辺にカモメが飛び降りて餌を探している。
小菊を作っている農家を知っているので小菊を見て可愛い花だと思う。

伊藤左千夫の「野菊の墓」の話を昔、父に聞いた事がある。
昔、昔、その昔、「まだあげ初めし前髪の」年頃の文学少女が、
胸に秘めた想いを言葉にする事もできず、
憧れの君にそっと一輪のりんどうを手渡した。
返礼に野菊を期待して、、。しかし美少年は文学には馴染みがなかった。
少女の初恋は、儚く消え去った。。。。。

後に「野菊の如き君なりき」というテーマで映画化されたとの事。
私は、そんな野菊の事を思い出しながらお仏壇に小菊を飾った。

父から聞いた野菊の墓の少女のように、純な女性は現在では余りいない。
私は、幾つになっても、純な心の人が好き。
コメント (3)

秋晴れ
昨夜は、一人で深夜1時まで起きていたので少し眠い。
今朝は8時から海岸掃除の予定が入っていたので7時起床。

主人か私のどちらが清掃に行っても構わないと思っていた。
所が町内の役員さんから「海掃除は中止です。」と電話が入った。

7日の18号台風が綺麗にお掃除してくれたらしく、
ゴミ等が風で飛んで海岸は清掃の必用が無くなった。

今朝は、秋晴れになり絶好の洗濯日和になった。
陽光があるため暖かい日中になり、外に出ても空気が澄み
清々しい。

稲刈りの終わった水田には、白鷺、雀達が餌を求めて遊び、
川辺には秋桜が揺れ、川の水もさらさら流れ
涌き水さえも陽光に光って見える。

天高く見えるという言葉があるので青空を見上げたけれど
空は高いとは思わない。

この連休に、裏庭に木戸の枠を作り竹垣は高価で買えない為、
安い「よしず」を木戸枠に組み立てる作業をしている。

安い「よしず」でも狭い庭に和風感がして手作りは楽しい。
夕暮れは早く、もう薄暗くなってしまう。
コメント (0)

秋の深まり 
台風18号が日本を吹き荒れていた8日は、寒露だった。
二十四節気の一つ、雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲きはじめ、

コオロギなどが鳴き止む頃。秋の深まりを思わせる命名である。
1年を通して昼夜の気温差が最も大きい時期とされる。

冷気が強まり露となる季節と言われるが、
二十四節気は実際の季節より早めにやってくると思う。

例えば立春と言えば春らしい呼び名でも凄く寒い。
しかし、日本は、北国と南国では気温差が大きい。

温暖な国に住んでいる私だから
二十四節気が早めに来ると感じるのかも知れない。

今夜は、星も見えない夜空を歩いて我家に帰って来た。
夜風は、心地よく感じられ身体を動かせば汗ばむ位の陽気、

しかし、秋は深まり温暖な町も冷んやりした空気が漂っている。
今朝も冷え込み、日中は晴れたり雨が降りよく変わる天気だった。
コメント (0)

一雨一度 
めっきり秋らしくなった今朝5時半起床。
午後から外出するため早起きをし朝食を済ませ、
可燃ゴミを表通りのゴミ置き場まで出して来る。

雨上がりの富士山は美しく回りに白い雲が浮かんでいた。
山々の周りには小さな雲が沢山並んで見えた。

雨が一雨ふる度に気温が少しずつ下がっていく感じがし、
温暖な町も肌寒かった。

午後から近隣市へ外出し6時前に帰宅する頃は
日がとっぷりと暮れ、少し短くなった事が判る。

主人が帰っていたので横着して「迎えに来てくれますか。」
電話を入れると30分後に車で迎えに来て貰った。

彼がお喋りしても相槌をうつ程度にしていた。
私は、自分のするべき事を家事の合間に少しずつ行動している。

自由奔放な彼のする事を止める事はできないので、観照しない。
人は、どんな環境の中に居てもその生活に慣れるもの。
コメント (0)

海は大荒れ
昨夜は、近くの民宿に泊めて貰う為に早めに家を出た。
夕方の風は、強くひゅーひゅー吹き荒れ

海の白波が防波堤を乗り越えていた。
海の遠くを見れば薄青く、近くを見れば灰色に黒く見え、
まるで私に迫ってくるような波しぶきだった。

夜になれば、風の音が不気味な音を立てゝ産まれて初めて聞いた風音に
何故、こんな音がするのだろうと未だに判らない。

眠ったり、起きたり繰り返しニュースに耳を傾けていた。
今回の18号台風は、雨よりも風が強く我家が心配になり、

誰も居ないので隣の奥様に電話をかけたら「風が強いけれどお宅は大丈夫よ。」
ホットして、用足しを済ませ帰宅した。

ミニトマトはしっかり枝にしがみ付いて20個くらいは残って、
太った金魚は元気に池で泳いでいる。

まだ風が時折り強くなっても、小鳥達のさえずりが賑やかに聞える。
温暖化になり、海水温が上がっているので秋に台風が発生したのだろうか。

人は、地震や台風等の災害には勝てない。
自然は美しいもの、でも時には恐ろしいものにも変わる。
コメント (0)

恐い台風の想い出 
午後から風がひゅーひゅー吹き荒れ、
雨が横殴りに降ってきた。

3年前に上陸した時も、主人は台風が上陸すると
判っていても、二人で日帰り旅行に行ってしまった。

「台風が静岡に上陸するから、行かないで!」「行かないよ。」
そう言ってあの人は新幹線で行ってしまった。

夕方4時から午後9時半過ぎまで老朽化した我家は震度4位に揺れていた。
停電し、余りの揺れの長さに恐怖感を感じずには居られなかった。

家から一歩も出られない、誰も居ない、近所の新築住宅は不安はないと思う。
家の隙間やガラスの隙間からは雨風が入っていた。

そして午後10時、台風は去り主人は深夜0時に帰宅し
「やっと新幹線に乗れて良かった!」自分の事だけを言っていた。

「台風で大変だったの。」「台風がどうした、それ位で騒ぐな。」
こんな想い出がある。

一人で台風に揺れる家の中に居た事が恐くて、脳裏から離れない。
今回の台風18号もどの地方にも被害が少なく通り過ぎて欲しい。
コメント (0)

 秋雨前線 
秋雨前線に伴う雨が降る中、6時起床。
月に一度の不燃物を出す日と判っていたので

レインコートを着てビン、缶、アルミ、紙類等の不燃物を
公民館まで二回往復し、直ぐに何時ものゴミ置き場へ可燃物を出す。

夜更かしをした身体にはビン類等が重く感じられた。
昼前に起きてきた次女が、「おにぎりを作ってよ。」と
態度が良くなかったので「ごめんね、自分で作って。」断った。

この時、私は冷たい事を言ったと思いながら自分の仕事に専念していた。
父親が不在の日は、我儘放題で深夜1時過ぎまで電話で話している。

勿論、父親を嫌い非難ばかりが口に出る。
私も二人で住んでいる場合は、彼女に気遣い機嫌を損ねないように
心がけている。

雨が小降りの時に買物に行き、少し買い溜めをして我家に帰った。
波浪注意報が出ているが、台風が最も接近するのは8日との予報。

強い台風が上陸した場合は、家が老朽化しているため非難命令が出れば
公民館等に避難するかも知れない。

2日前までは暑くて半袖で汗を流していたのに、急に気温も下がり
温暖な町でも、日差しがない分肌寒さを感じる。
コメント (1)

 十月の雨 
季節にあせない心があれば 人ってどんなに幸福かしら、
ライトに浮かんで流れる傘に あの日の二人が見える気もした。

October rain rain 10月の雨は冷たくて。
愛が明日を消して行くなら、私明日に歩いてくだけ
October rain rain 10月の雨は冷たくて。

秋雨前線が北上している、
こんな雨の中をあの人は無断で旅行に行ってしまった。
恋人と楽しく二人の世界に浸って、日が経てばこの家に戻って来る。

私には、夫は居ても形だけの夫だと自分に言い聞かせている。
夫を憎めば疲れてしまうから、夫はいないと思わなければ。

昨日の夏日から急に冷たい雨がふる中を歩いて、ふと雨空を見たら、
雨粒が眼に入り頬から流れ落ちた。

暗い空に真っ白いカモメが一羽すいすいと海の方へ飛んでいく。
私も羽があったら自由という楽しい町に飛んで行きたい。

でも、その先の自由というものは、孤独と背中合わせだと思う。
もっと悲しい道が待っているかも知れない。
朝な夕なに臆病者の私は迷うばかりの日々を暮している。
コメント (0)

 寝不足
昨夜は、不眠不休で一睡も眠らずに朝になってしまった。
昨日に続き、夏日の暑さで汗ばむ程の日中だった。

暦を見れば、今日が十五夜と記載されている。
昨日は、お月見と記載されていたので勘違いしたのだろうか。

寝不足で身体がだるく、お料理を作っても失敗してしまい、
主人は怒って私を軽蔑し、「努力だけは買う。」等と言っている。

次女が深夜金の為、お弁当を持たせなければならない。
彼女には訳を話して我慢して食して頂く。

晴れの日も今日迄との事、明日からは曇りや雨が続くらしい。
晴れの日を有効に使えず無駄にした事を悔やむ。
コメント (2)

中秋の名月 
昨日の夕方から、大雨の中を用事が有り3時間くらい外出をしていた。
主人が居間に座っていても車で送る事等しない。

一晩中雨がふっていたが、午前8時頃に雨も止んで
まるで夏のような強い日差しが降り注ぐ日中になり
黙々と家事を済ませ、縫物等をしていた。

今日は、十五夜、芋の名月とも言われ、中秋の名月を鑑賞する。
昔は、丸い月見団子と魔よけの力があるとされたススキを供えるのが、
一般的な十五夜スタイルだった。

十五夜は、中国が始まりとされ、中秋節として盛大に祝い
月餅を作ってお供えする。

今夜は、綺麗な月が見られるだろうかと夜空を見ても
星がきらきら輝いて月は見えない。

昼の暑さの中にも涼しい風が吹いて
本格的な秋が来た事を肌で感じた。

我家は、十五夜がきても何の感心もなくちょっと寂しい。
野口雨情作詞の十五夜お月さんを思い出して口ずさんだ。

十五夜お月さん ご機嫌さん 婆やはおいとまとりました。
十五夜お月さん 妹は田舎へ貰われてゆきました。
十五夜お月さん 母さんにも一度 私は逢いたいな。
コメント (0)

 寂しい雨音
夜の雨は、時折り激しく降ったり静かに降ったりする。
早寝をすれば健康の為にはいいのに、寂しいから夜更かしをしてしまう。

午前0時前に眠る事は滅多にないほど宵っ張りをしている。
家庭内では、主人にどんなに優しい言葉をかけられても、
それは本当の優しさではない。

主人は、仲良く暮すための協力、
家庭を守る為に明るい会話を話しかけてくる。

私が笑顔を絶やさないように心がけているので、
主人も楽しそうに一人でお喋りをしている。

しかし、彼が外の人と別れないため、私が静かな口調で「何でも知っているわ。」
今の生活を彼に話しても黙って聞いていた。

彼は、「歯を白くしたい。」と歯科に行く前、外出前には外の人から何度も
ヒツウチがかかってくる為、その旨を話すと激怒し、

「受話器は取り外す!」と言って歯科に出かけた。
平静を装っていればいいのに、逢う前に数え切れない程ヒツウチを
かけて嫌がらせをする彼女に腹がたち口に出してしまった。

PCがなければ困る主人は、電話会社に通話を止める交渉をし、
受話器を使えなくしてしまった。お話中となっている。
コメント (0)

神無月 
曇り空の今朝、丁度6時に目が覚めた。
雨続きで溜まった洗濯物が気になっていたので直ぐに洗濯機を回す。

次女が昼、夜、2回入浴するため嫌になるほど早く溜まる。
昨夜も、主人と喧嘩をして深夜0時過ぎまで遊んで帰り、

心配で何度か表通りまで彼女を見に行ったが行く先も告げないので、
主人も内心は心配をしていた様子が会話の気配で判った。

三十路の女性に恋人ができても決しておかしくはない。
娘を他の男性に取られたくないという親の気持は、当然だと思う。

父娘の喧嘩は日常茶飯事で「生活費を入れなさい」「嫌だね。」の繰り返し。
「出て行け!」と言われても絶対に出て行かないのは独立できないのか、

出れば経済的に損をする事が判っているからか、
私は、後者を考えて我が家に居るのだと思う。

久しぶりに日中は秋晴れになり、家事をしている間に夕方になってしまった。
今日から10月、神無月という異称があり

10月に日本中の神様が出雲の国(島根県)に集まり会議を開き、
他の国には神様が居なってしまう事からそう呼ばれたとの事。
コメント (0)