2021年01月の記事


冬の花




夜の風は、船の汽笛がボ-ッと聞こえ寂しくて、す-っと眠くなる子守唄の様な風。

朝の風は、冷え込んだ空気と一緒に吹いて、清々しい、元気が出てくる様な風。

そして、昼の風は、優しく頬を撫でて、ふわふわ吹いて太陽に吸い込まれる様な風。

庭の枯れた枝をばさばさ揺らし、山茶花に当たっては散らして通り抜けてゆく。

冬の風は、冷たくて、身体の芯まで凍らせる。手の指も、かさかさにしてしまう。

この冬の風を受けて梅が咲いている。春には、桜が咲き、いっぱいの花が咲く。

だからこそ、今、吹いている西風、北風の通る冷たい風の中を歩いて行こう。

其処には新芽がどんどん出て、温かい緑の春風が吹いてくるはずだもの。

春めいてきたと喜んだのも束の間、直ぐに冬の風になる。凄く冷たく肌を突き刺す。

今日は、きっと春の風が吹くかも知れない。二月前の風は気まぐれな風。

友人と菜の花が満開の川沿いを通って来る時、すーっと春風を微かに感じた。

日増しに、冬の風は、春の風にきっと変わるはずだから、清々しい春の風を待とう。

私はこんな夢を見ていた。此処は沖縄だった。
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成人の日
1月5日の小寒から節分迄の30日間が、
1年で最も寒さが厳しくなる「寒の内」である。

23番目の節気である小寒は、寒の入りであると同時に
故郷の川辺に菜の花が咲き春の兆しも感じられる。

しかし、今年の小寒に入れば大寒波が到来し、
日本海側は数日間大雪が続いている。

温暖な沖縄でさえ最高気温が10℃前後の日は寒い!
思わず言葉が出てしまう程寒気が強い。

エアコンも冷房のみ、部屋を暖める物は何も無い。
生姜をすって葛湯を飲んだり温まる方法を工夫している。

新型コロナウイルスが過去最高を更新して
感染者数が驚く程増え、この先が心配になる。

11日は成人の日と暦を見て皆で集まる事も出来ぬ
新成人の人達が気の毒になるが仕方がない。

今更悔いても、どうにもならないけれど、
私も一度は振り袖を着て成人式に出たかった。

あの頃は、振り袖どころか会社へ着て行く洋服も
二着を交代に来て一年中ポニーテールを結、
美容院に行かなくても間に合うようにしていた。

20才、それは人生で一番美しいとき、
20才、それは愛する人を諦める時だった。

「お母さん、私、風邪で高熱が出て成人式には行けないわ。」
両親に嘘をつき、夕方から高級料亭のバイトをしていた。

そして翌日は会社へ出勤すれば成人式の話が賑やかになり、
同窓生は友達の近況を楽しそうに話していた。

あの時の私には、そんな話を羨ましい等とは思わず、
晩婚の両親、特に身体の弱い母は私を頼りにしていたので、
遊ぶ暇はなかった。

バイトをしてプラスになった事も多く、
着物を自分で着られ、生け花も習わなくても
草月流を覚えた。そして耐える事も。
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