天高く 
 昨夜は、珍しく11時過ぎにぐっすり眠った。
曇り空の今朝、小鳥達のさえずりで目覚め6時起床。

家事をしている間に薄日が差したり曇ったりの
くるくる変わる天気だった。

午後からバイトに行き、帰りに色々な用足しをして
我家に帰ろうと思ったが、「迎えに行くから電話をかけなさい!」

普段は、好き勝手な事をしているのでずっと無視をしていたが、
「電車で行くなら車で送って行くから言えよ。」と
わざとらしい親切さ。

最近の私は、何処に行くにも黙って外出をする為、
「何だ、あそこに行っていたのか。」と気を使っている。

私が、暇な時を見計らい公的機関等に行っているので
心配になるのだと思う。

彼は、「家は、近所の人が見れば仲の良い夫婦に見えるだろうなあ。」
呟いたので、冗談じゃない、世間の人は良く見ているわと、
心の中で反論しながら何も言わずに台所に行った。

日中に一瞬だけ青空が見えた時、空が高く見えた感じがしたが、
やっぱり、天高く馬肥ゆる秋という言葉は本当かも知れない。