2015年12月の記事


師走の街
有る事が原因で一週間前から腰痛が強くなり、
鎮痛剤を1日2回服用している。

やる事が沢山あるのに買物に行って来れば
痛みで疲れ、中々家事が捗らない。

今のところは簡単メニューにして貰い、
鎮痛剤が効いている間に室内のお掃除をしてしまう。

しかし、鎮痛剤に頼らない為にはとPCで調べれば、
腰痛は、お風呂に2~3回入りストレッチをする、

食事の量を減らし、朝食は食べないと記載されている。
朝食を食べないのは絶対に悪いと思う。
一日の活力源になる朝食は必用不可欠である。

年末になると雨の日が多くなり1日快晴の日は滅多にない。
所が今週の天気予報を見れば2日も晴れるとのこと。

お節料理を少しずつ造らなければと焦り始め、
昨日、雨ふる坂道をお節用食材と夕食の食材を求めて外出した。

師走らしい北風がぴゅうぴゅう吹き荒れて、
南国の短い冬が例年より遅くやってきた。

今年建てられた18階建てホテルの灯りが美しい。
街の景色の移り変わりは早く、
沖縄を訪れる観光客は年々増えている。

一日一日がどんどん駆け足で追いかけてくる。
今更、焦ってもどうにもならない。

発熱した時もどこが痛くても誰も家事など
手伝ってはくれない、マイペースでやろう。

今朝は久しぶりに青空を見て思わず微笑む。
洗濯を2回干している間に昼食の準備をして置く。

その後、買物がてらお正月商品を見ても、
豚の丸焼き等とても気の毒で見るのも嫌で素通りする。

内地の食材を探してはお節を少しずつ作り、
その時はその時と思いながら、暦を見てはあれこれ思案する。

お正月は穏やかな元日になるらしい。
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冬の水
冬に咲く花は数が少ない。
寒さで日光不足だから?

冬の水は冷たくてお湯の出る蛇口からお湯が出ない。
炊事、洗濯、お掃除も硬水で手荒れがする。

16日には手が冷たく悴んでしまった。
湯沸かし器を付けて貰うのは贅沢だと思う。

今日は晴れて公園まで35分掛けて散歩に行き、
主人は午前中に毎朝マラソンを5キロ走っている。

色々なスポーツをしているが他に用事のない時は、
10キロ走っているとのこと。

60代のため流石に10キロ走った後は息切れすると言う。
昼食を食べる為に我が家に帰れば午後も夕食まで帰らない。

昨夜、風邪でダウンして卵粥、梅干し、湯豆少々食し、
風邪薬を飲めば翌日には将棋大会に出席していた。

ボーリングの練習も大会に向けて通い続け、
病気を持っていても身体を鍛えていることが分かる。
大学時代に競歩でも一番早かったと聞いた。

彼と歩けば私は走らなければ間に合わず、
私の歩幅に合わせてくれるような性格ではない。

今日は心地よい風が吹き青空が広がり、
春がきたような気持ちになる陽気だった。

暖かい肌寒いを繰り返しながら、
今年も残す所10日前後になってしまい、

自分は今年、何をどの位覚えたかしら、
近所の人と心の交流が深まったかしら。

でも何時もと変わらぬ二人で平凡に暮らせて、
幸せな1年だったと彼に感謝をしなければいけない。

亜熱帯の島、沖縄が長寿県で有り続けるのは
バランスのとれた食習慣、人情味が豊かで家族仲がいい。

今夜も沖縄三味線[三線]が聞こえると
南国情緒が豊かでうっとりと聞き惚れる。
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炬燵




彼誰時に雨音で目覚めれば午前6時45分。
窓を開ければ心地よい風が吹いていた。

その雨も一旦は止んだものの、
再び降り出し予報が外れがっかりする。

いつものように坂道を登り汗を拭く。
なんとなく忙しいこの頃、足取りも重くなる。

洗濯洗剤、お米、お野菜、お肉等の食品を持ち、
師走と言うのに汗が流れる。

沖縄惣菜が苦手で内地の食品を探し
同じような物ばかり作ってしまう。

お肉と言っても少し使う位でステーキ等
1年以上食していない。

もう師走の中旬、内地に居れば炬燵を囲み、
食事をしていた昔を思い出す。

美味しいご馳走等何も無かったけれど
家族の団欒があった。

21才の頃は会社勤務し午後6時帰宅、
そこには父と母の笑顔があった。

その後、友達の経営する料亭に3時間位バイトに行き、
再び帰宅した時は父が待っていてくれた。

年老いた父も会社があるので早寝する様に話し、
私も午前0時には床に就いた。

病弱な母は私が29才の早春に亡くなり、
一緒に居られた時間や想い出は少ない。

今なら時間に余裕があるから何でもしてあげられる、
今なら愚痴もいっぱい聞いてあげられる。

もう遅い、遅いけれど永遠に両親は私の心に住んで居る。
不思議と両親にお願いをした事は必ず叶う。

有難う!お父さん、有難う!お母さん!
小さな安っぽいお墓ですが喜んでくれましたか。

両親のお墓を新しく建てるのが夢だった。
私を捨てた両親の憎しみは海に捨てたから、
何も心配しないで欲しい
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故郷は遠く
もう山茶花が咲き始めましたか。
花数の少ない冬に長い期間咲いている貴重なお花。

晩秋から初冬に咲き始めお正月まで咲いていた山茶花。
濃ピンク色で美しく冬を彩り、散る時はばらばらに散る。

金柑の実は青から淡いオレンジ色になりましたか。
沖縄には金柑の木や蜜柑の木はない。

金魚や鮒達は元気に泳いでいるだろうか。
多分、プランクトンを食べて生きていると思う。

郊外の田畑は焦げ茶色の枯野と化し、
樹木の葉も枯れて風にはらはら散り始める頃。

昨日、沖縄は曇り空の下、那覇マラソンが午前10時から
午後3時まで開催され私も知人の応援に行って来た。

曇り空から午後1時過ぎには土砂降りの雨になる。
マラソンで制限時間に入れずラストの人に拍手を送った。

そして雨降る道を国際通りから歩いて帰路に向かえば、
雨は増々激しく降り続け止むことはなかった。
これからは晴れの日は余り期待できない。

沖縄の冬は雨や曇りが多く晴れる日が少ない。
例年どうりなら週の半分以上は雨。

暗い曇り空ばかり見ても孤独感が増してくる。
晴れた日はやる気がでるのは何故だろう。

翼が欲しい。翼があればどこにも飛んで行ける。
会いたい人が沢山居るのに会いに行くことすらできない。

そうそう年賀状に、今の気持ちを伝えよう。
故郷の磯浜が夕暮れに冷えてくるように

温暖な沖縄に居ても心が冷える夕暮れ時もある。
商店街に明りが灯り、急ぎ足で通り過ぎる人、

私は住宅地にある静かな部屋に戻り夕餉の支度にかかる。
綺麗な星空を見つめて平凡に生きる事の難しさを思う。
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