2011年08月の記事


もうすぐ秋ですね
狭い部屋は蒸し暑く、お布団も掛けていないのに汗で目覚めた夜明け前、
しらじらと辺りが明るくなる。

その頃は星も光って少し夜が長くなったと思いながら
再び眠った。その後朝寝坊して午前7時起床。

朝夕は虫の鳴き声の合唱になり、マツ虫か鈴虫か、判らないけれど
賑やかに聞こえて、もうすぐ秋だわ!と思う。

葉月下旬になっても日中は真夏日で太陽がじりじりと照りつけ、
冷たい物を飲食している。

棚田の稲穂も頭を垂れ、一足早く田植えをした稲穂は米粒が大きく、
そのあと田植えをした稲穂の米粒はやゝ小さい。

黄金色に実った稲穂の畦道を通ると青草い匂いが漂う。
暑い暑いと言っても吹く風が暖かな夏の風から涼しい秋の風に変わってきた。

買物に行くと梨、無花果、各種葡萄類、新秋刀魚、さつま芋、キノコ類、
秋の果実やお魚が出回ってきた。

夕方から主人と歩いて外食に行き、あちこちの店内を見て歩くのも
身長の高い彼と小柄な私では歩く速さも違う。

私は、1時間以上歩くと足も疲れるけれど彼は足が凄く速い。
家を出た時から帰宅するまで、思いやりのない彼に嫌気がさす。

夜の風は汗を流してくれ、
もう秋の風が吹いている事を身体で感じ、夏を惜しむように
蝉の声が微かに聞こえて夏が少しずつ遠ざかっていく。
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晩夏
もう少しで八月も終わるのに31度の蒸し暑さ。
8時半から9時半まで防災訓練が終了した後、川辺を少し歩いた。

どこの稲穂も所々で倒れている光景を見た時、
風雨に弱い稲穂は倒れてしまうのかしら、ふと思う。

稲穂が実る頃に必ず台風が次々にやってくる。
台風11号は30日には台湾付近に達するとの事。

台風12号は日本の南にあり殆ど停滞して、ゆっくりと北上を続け、
31日に小笠原諸島に達するとの予報。

二階の窓を開ければ、海風に乗って波の音がざざーっと聞こえ、
暑さの中にちょっと涼しい風が入った瞬間、
夏と秋が混ざった感じを受ける。

樹木の青葉が陽光にきらきら揺れ、蝶が舞い踊っていた。
午後4時から町内行事で司会をする主人は公民館に出かけて行く。

彼は活動的で朝食後グランドゴルフに午後はゲートボールと、
日中は余り室内には居ない。

外出の目的はスポーツだけではない事を知っているけれど、
責めた所で喧嘩になるから「暑かったでしょう。」
何も知らないふりをしていれば機嫌がいい。

今夏は3ヶ月間外食に行った事もなく、
毎日食事を作っている私を当然だと思っている主人に憤りを覚える。

夕暮れの青空に鷹のような鳥が一羽すいすい飛んでいく。
あの鳥のように自由に空を飛べたらいいなぁ。
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陽光


photo by sakura1205 from

昨日、雨がざざーっと降りはじめると遠雷の音を聞く。
大雨洪水警報が出て県内も新幹線など運転を見合わせた。

雨足は強く、あっと言う間に庭に水溜まりが出来て、
一日中、降り続けると思っていたら昼前に急に晴れてきた。

洗濯物を干せば青空が東へ東へと流れ、黒い雲がどんどん広がってくる。

外出から戻れば再び青空が広がりくるくる変わる天候になり、
珍しく富士山が姿を現し、山頂に帯状の雲が横に流れていた。

明けて今朝、6時起床した頃は曇っていた天候もすぐに晴れ、
午前8時に可燃ごみを出せば小鳥達のさえずりが賑やかに聞こえる。

眩しい陽光に思わず帽子を斜めにして顔を隠した。
昨日の大雨で幾分川の水嵩が増えてざぶざぶと海へ流れていく。

真っ青な空に、水泳をしている様な両手を広げて真中に顔がある、
そんな形の白い雲が幾つも浮かんでいる。

32度の蒸し暑さの為か雷がなりはじめ近づいてきた。
光の速さは音の速さよりも、比較にならないほど速い。

ススキの影で虫の音を聞いたり、
ツクツクボウシが鳴けば、残暑とは言え夏の終わりを感じる。
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りんどう

photo by sakura1205 from

旅の宿 夕闇せまる 庭に浮く 月の如くに 白きりんどう
今日は、二十四節気のひとつ処暑と暦に記載してある。

立秋の半月後で、この頃は地球が太陽から一番遠い所に位置する事もあり、
15度動くのに16日かかるらしい。太陽黄陽は150度に達する。

処暑は暑さがやむと言う意味で、朝夕の冷気が加わり涼風が感じられる頃。
そう言えば四日位前から急に涼しい風が吹くようになった。

所が今朝5時起床した頃は雨が降っていたので涼しくなると思っていたが、
太陽が顔を出し、夏が戻ったような蒸し暑い日中になる。

ほとばしる汗も拭かずに川沿いの方に行き、
さらさら流れる水音を聞きながら木陰で少し虫の音を聞いていた。

暑さの峠は越えて後退しはじめる頃と言えど、
この先一週間は厳しい暑さが続くかもしれない。

台所で汗をかいた後、大きな樹木の下にほんの僅か佇み、
ざわざわ揺れる真っ黒い葉に涼しさを求めて我家に戻った。
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笑顔を忘れていた

photo by sakura1205 from

小さな池の小さな魚達も人間と同じように
頑張っているのだろうか。

少なくとも、生きる為に必死で池の中で暮らしているのは判る。
油断をすれば他の魚達に食べられてしまう事は確か。

食うか食われるかの水中で危険を感じれば凄い勢いで逃げ、
弱い魚達も精いっぱい生きているように思えた。

猛暑続きの一昨日から、前線が本州の南岸に停滞し、
寒気を伴った気圧の谷が進んでいるので涼しい風が吹いている。

急に10度も気温が下がれば冷たい物ばかり飲食していた私も、
余り冷たすぎる物は要らないほど涼しい。

近所で作業していた農家の人と顔が合い、「この作業は何ですか?」
挨拶した後聞いてみれば「雀がお米を食べないようにしているのよ。」

満面の笑みを浮かべて答えてくれた時、
私も思わず「そうですか。」笑顔で10分位の会話をして家に戻った。

この時、笑顔で話す人に出会うと私も出来るだけ笑顔で居なければと、
自分に言い聞かせた。

頭を垂れた稲穂は、青臭い匂いがして夕風にざわざわ揺れ、
真夏の格好をしていればすーっと秋めいた風が背中を通り抜けていく。

残暑はしばらく続いても、蒼い山々の向こうには秋が待っている。
季節の移り変わりが早く、自然に季節を教えられていると思う。
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池の恋
昨夜は、呑気に歌の練習をして気が付けば午前1時になり、
その後直ぐ横になっても寝室は蒸し風呂のようだった。

熱帯夜が続いている今朝、6時前に起床。
蝉の鳴く声も依然のような賑やかさではなく、
数匹が鳴く程度で物静かな風が吹いている朝だった。

手作り池の金魚達は澄んだ水の中で楽しそうに泳いで、
しょっちゅう、雄の太郎が雌の花子を追いかけている。

二匹の金魚や他の金魚達のお陰で卵を産んで貰い、その卵を孵化させ、
小さな黒い金魚の子供を別の容器である程度まで育てゝ、
子供になったら池に大人の仲間入りをさせている。

夏は卵を産む時期ではないと思う。
涼しそうに泳いでいる金魚や鮒、底に隠れているドジョウ、蟹等が
生息している割には水が奇麗に澄んでいる。

私が、西瓜を金魚に少し与えても余り美味しそうに食べずに
「西瓜なんて僕らには合わない!」と言っているような顔を
していた。

パンを少しあげれば好物と判るくらいに、ぱくぱく食べてしまう。
金魚達の一番の好物は「魚粉」でいくらでも食べたい顔をする。

日中は36度の暑い日差しでも活発な前線が本州を南下している為、
明日から雨になるらしい。月も星も何も見えない。
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猛暑
月遅れ盆送りが終わり、蒸し暑い日中に長女は東京に帰った。
ドジな私が主人に叱られる光景を見て彼女にも忠告され、
情けなくなってしまう。

東京大学のイチョウ並木のイチョウを貰って来た主人が、
庭にそのイチョウを4本植えて大切にしていたらしい。

そんな事も知らずに先月、
庭の草刈りをした時に黄色いイチョウを枯れ木と思い切ってしまい、
物凄い大声で叱られた。

悪い事をしたと思った私は直ぐに、「すみませんでした。」謝ったが
「わざと切ったのだろう!」と信じてくれない。

ビデオを撮った経験のない私に、彼が説明をメールで送ってくれたのに、
×××テレビの7時から放送する××番組を撮っておくように依頼された。

ビデオが撮れた手ごたえが有ったのだが、その直ぐ前の番組を撮って
いたらしい。

「馬鹿に言ったのが間違いだった。」人を軽蔑する言葉を聞いて
自分の愚かさに消えてしまいたいと思った。

家の中で使用する物が壊れる度に、「お前が。。」と叱られても仕方がない。
その浄水器は直ったので、「良かった。」と彼は喜んでいる。

36度の暑い日中を避け、夕方買物に行った時の重さは8キロ位は
有ったと思う。両手に重みが加われば暑さが倍増する。

夕暮れの風は少し涼しい感じがした。
川辺の稲穂も頭を垂れ、濃ピンクの朝顔が涼しい風を運んでくれた。
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お盆
今朝、10時にお寺の住職さんに来て頂き10分お経をあげて貰う。
香花の葉を水に濡らし、それを自分の頭に軽く付ける事二回。

その後、本格的なお経を読みはじめたが今迄のお経の内容とは違い、
僧侶独特な大きな声で読む。聞いて居ても全く判らない。

お経が終わった直ぐ後に冷茶を飲んで頂こうと出す事より早く、
主人がお布施を手渡した。

お布施を差出す主人と受け取る住職さんのタイミングの良さに驚く。
絶妙なやり取りに、私ならあれほど上手には出来ないと思った。

長女が午後から来ると言うので昼食の御馳走を食べさせたくて
「私、お腹いっぱいだから後で食べるわ。」冷蔵庫に残して置く。

午後3時頃、家に着いた長女がバス停から歩いて来たので
早速、冷茶と冷たい水羊羹を食して貰い、

夕食時に皆で同じ惣菜と、昼に残して置いた御馳走を長女に食べて貰った。
長女が次女のマンションに行く時に次女の夕食も持たせれば嬉しそう。

お盆が来ると主婦は忙しくなり、冷蔵庫も直ぐに空になるため、
明日の料理三食分は何にしようか等と夜空を見ながら。。。

なんか楽しい出来ごとがないかと夜空を見たって月も星も何も見えない。
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帰宅 
少し夜長になり午前4時には辺りがまだ暗い。
主人が一昨日の夜41日目で帰宅し、部屋は物で溢れていた。

昨日、少し片付いたが洗濯機が回っている間、回覧板を次のお宅に
回してきたり、表通りに可燃ごみを出した頃、
陽光が強烈に降り注いでいた。

涼しい避暑地から帰った主人は、椅子に座ったまま動かず口うるさい。
1日、三回の食事を作る時、ガスを使用するので暑さでぼっ-とする。

車が廃車になってから車を来年まで購入しないと言っている彼も、
「暑い、暑い。」を連発し自転車に乗る事もしない。

本当に最近の暑さは誰でも身体にきついと思う。
暑がりの彼もクーラーを使わずに、色々な話に夢中になっている。

「今日はお盆じゃないか。」今頃になって思い付いたように慌てゝ
盆棚にお供えする物(果実やお盆用の和菓子など)を買って来てくれた。

私は、お盆の用意を着々と進めて住職さんが15日に予定変更になり、
被災地に教師ボランティアから帰った長女達が来るので焦っていた。

私の口からお盆の用意を頼めばいい気持はしないと思い、
彼の口から言いだすのを待っていた所だった。

お墓の掃除は終わり、お仏壇もお盆らしくなったのでホッとして夕食とする。
亭主関白の彼が、言った事もない労いの言葉をポツリと口に出した。

一瞬の事でも素直に受け止めよう。
雷が鳴っても雨が降らない暑い1日はこうして終わった。
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五木の子守歌
おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんと 盆が早ょくりゃ早よ戻る。
おどんが打っ死んだちゅうて だいが泣いてくりゅうか 裏の松山蝉が鳴く。
おどんが打っ死んだちゅうて 道ばちゃ埋けろ 通るひとごち 花あぐる。
花はなんの花 つんつん椿 水は天から もらい水。

子守奉公も盆で年季が明け、恋しい父母がいる古里に帰れる日が待ち遠しい。
遠く離れた所に子守奉公に来て、私が死んでも誰も悲しまない、
只、蝉が鳴くだけで寂しい。
私が死んでも墓参り等してくれないだろう。
それなら人通りのある道端に埋葬して貰った方が誰かが花でもあげて貰えるだろ。
あげて貰い花は何でもいいが、道端にある椿の花で
良い水がなくても、雨がふってくるから。。。

五木の子守歌の意味を調べると明るい言葉が出てこない。

普通の子守歌に比べると何と暗い子守歌だろうと思う。
この女の子は12才前後か何才か判らない。

言葉使いが男の子みたいな点もみられる、恐い感じを受ける子守歌。
昔も今も裕福な家庭と極貧の家庭がある事は変わりない。

私が、初めて知人宅に子守に行ったのは14才頃で
中学の授業が終わった後の3時間くらいだったと思う。

あの時、裕福な家って大きなビルが仕事場で住まいは別に有り、
食生活も全く違い、良いなあと少女ながらに憧れた。

父は、貧乏は恥じる事はない、人に迷惑をかけなければいい、
何度も私は聞かされていた。

今、思う事はお盆だからといい高価なお花を飾らなくても、
川沿いに咲いている百合や山々の野菊でもいいのではと。。

今日も猛暑日の日中になり、東日本大震災から5ヶ月が経った。
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立秋に入り
立秋は、二十四節気の1つで初めて秋の気配が現れて来る頃。
と言ってもまだまだ夏の高気圧の勢力を保ち、

昨日、立秋に入ったが暦は実際よりも季節が早い。
今日も32度くらいの汗ばむ程の暑い日中になる。

立秋は、一年で最も気温の高い時期であり、
暑さの折り返し地点に至ったに過ぎない。

でもお盆が過ぎて夏休みが終われば秋が遠くに見えてくる。
秋冬の嫌いな私は、もっと暑い夏が続いて欲しい。

どんな暑さでもエアコンは要らないし、
何よりも短夜の夏が好きで短日になる秋は余り好きではない。

9月にならなければ秋めいた気配は感じられないと思う。
一昨日の無理が原因でくしゃみが止まらず頭がガンガン痛い。

この夏、殆ど午前0時前に眠った事はなく、滅多に昼寝はしない。
一人暮らしに慣れゝば主人がもうすぐ帰って来ると思う。

この40日間で自分の欠点が沢山みえてきた。
彼に口うるさく問い詰めるのは辞めよう。

今更、性格が変わる訳がないので相手を尊敬しなければと気が付いた。
余計な事は言わずに彼をたてて、お互いに干渉はしない。

あれだけ家を空ければ帰りずらくなると思うので嫌な顔等せずに、
居心地の良い場所を作っておこう。
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ほうずき
昨夜、身体が疲れていないためか中々眠れず一階に下りて
健康器具で走った後、午前1時前に眠った。

熱帯夜で汗を沢山かいて目覚めた時は午前6時丁度。
遅く寝ても早く寝ても起きる時間は6時前後になる。

用事のある日は午前5時に起きなければ間に合わない。
週に2日位は5時に起きている。

午後から近隣市に行くと花火大会を見物する人達が浴衣等を着こなし、
楽しそうに歩いていた。

私は、用事を済ませた帰り道で空を突き破るような大きな花火を少しだけ
見ながらバスに乗った。

ぱっと咲いてぱっと消える花火に人は笑顔で大きな声を出し
束の間の花火に喜んでいるようにみえる。

我家に着いても遠くから花火の音が聞こえていたが、
夏は、色々なお祭りがあっていいと思う。

近所に住む人も居ない空き家に「ほうずき」が咲きはじめ、
お盆が近づいた事を思えば気付かれしてくる。

お正月、お盆は、お客様のお持て成しのためお料理を食べて頂くだけではなく、
お墓のお掃除をし、お墓と家のお仏壇に豪華なお花を飾ったり、
盆棚(お供物をお供えするを)を組立、提灯等を用意する。

檀家回りのお寺の住職さんをお迎えしたり主婦は影で動かなければならない。
私は、お正月とお盆は嫌いでも避けて通れない事と諦めている。

こんな我儘を言ったら義祖父達が悲しむから心をこめて供養してあげましょう。
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波の音が聞こえる 
海の方から波の音がざざーっと家まで押し寄せるように
いつもより大きく聞こえる。

風も強く、きゃーきゃーっと子供が泣くような音、
ぴゅーぴゅうと口笛を吹くような音、

遠く離れた沖縄の南海上から波が押し寄せ、風が吹き荒れて
晴れたり雨が降ったり黒い雲がいっぱい浮かんでいる。

今朝6時前からビン、缶、電池、紙類等を持って(不燃物)
急ぎ足で公民館に出して来た。

近所の奥様達は、楽しそうに立ち話をしながら不燃物を出していた。
今の私は主人不在と言う事もあり、肩身が狭い思いをする。

その頃は、日差しが強く、蒸し暑いのでちょっとお洒落を兼ねて、
紫外線対策をしてみた。

普通の女性からみれば薄化粧になると思うけれど、
私は、これで厚化粧した役者さんみたいな感じになる。

今日は、町内の「日帰り旅行食事会」の役員さんから電話がきて、
家はその総責任者の為、食事の内容をどうするかとの事。

主人不在の為、「8人の役員さんにお任せします。」お願いすると、
快く受けてくれた。

考えてみれば現在は自由で今が一番幸せな時かもしれない。
自分の分だけ好きな食事を作り、暇を見計らい趣味に没頭できる。

ぽつぽつ雨が降り出し、風が小窓をぱたぱた叩き土砂降りの雨に。。
自由と孤独がこの一ヶ月以上ずっと私の背中に纏わりついている。
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夏の空
一昨日の深夜、ぐらぐらと大きな揺れがきた。
その時、二階の寝室に居た私は素早く起きて、
ベッドに座りながら様子を見ていた。

その一瞬、どうなってしまうのだろうと思いながら
足元に置いてあるカバンを背負った。

すると2分位でおさまり、ほっと一息ついた。
後で、急に地震がきた時は頼る者は自分しかいない。

そして普段から地震がきても慌てないように心がけ、
大津波でもきて高台迄は遠いので逃げ遅れたら、
運が悪かったと思い諦める。

今日は、青い海に青い空、
夏らしい天候が戻って暑い日中になる。

耳に焼きつくほど賑やかな蝉の声が鳴きやまない。
又、微かな声で倒れていく蝉も次々にでてくる。

金魚達に久しぶりに餌をあげれば、
蟹が一匹ホテイ草の傍に生息していた。

大きな金魚は、相変わらず元気で食欲もいい。
この時期は、金魚の糞を大量の植物プランクトンが分解、

それを餌にする動物プランクトンが大量に湧く事を知った。
夏は、餌をあげなくてもいいと餌をあげた後で判った。

動植物プランクトンが水を奇麗にしてくれる、
だから池の水が奇麗になった事に気付いた。

用事があって近所から我家に戻る途中、
青い空に緑の棚田がざわざわ揺れ、青い風が汗を流してくれた。
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葉月
蝉の賑やかな声で眼ざめ午前5時起床。
桜並木へ行けば蝉の声がうるさいほど賑やかな
蝉しぐれの朝になる。

夏にしては涼しくて凌ぎやすい。
午前中は、アパートに用事が出来て行ってきた。

その頃は、太陽が照りつけて
昼前には汗がほとばしるほどの暑さになる。

私は、帽子もかぶらず日傘も差さず、
胸元のあいた袖無とキュロットを履いて日焼けも気にならない。

家に戻り、昼食を摂り午後2時から再び外出し歯科の治療に行く。
麻酔をかけずに1時間半くらい治療していたと思う。

「次回にしますか?」医師の問いに、「次回の分も今日中にやって下さい。」
早く治療を終わらせたかった。

帰りに買物をすませ遠回りして川沿いから田んぼを見て来た。

稲から穂が出てきた事に気づき、
稲穂が出たわ! ちょっと嬉しくなって稲穂を触ってみた。

今夏も、例年通り台風が次々に発生する頃になると
稲穂が出てくる.。

旧歴8月を葉月と呼び、現在では新暦8月の別名としても用いる。
葉月の由来は、木の葉が紅葉して落ちる月、
「葉落ち月」「葉月」であるという説が有名。

他には稲の穂が張る「穂張り月」など色々な説がある。
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