2010年11月の記事


懐かしい沖縄 
昨年の今頃は、沖縄に送る荷造りをしていたと思う。
あれから、もう1年が経ってしまった。

沖縄に居て困った事は水道水を飲むとお腹を壊すため、
スーパーで5リットル百円で買い、
坂道をお水を持ってマンションまで歩いていた。

食物も沖縄の物は好きではなく、
本土の食物を探して料理をしていた。

那覇市の交通の便利な駅の傍に住んでいても、
お蕎麦屋さん、お寿司屋さん、日本料理屋さんは無かった。

一級河川や大きな山は無く、二級河川や海でお魚を釣って
マンションでお魚をさばき、天麩羅や鍋物にして食した。

昨日、沖縄県知事に以前と同じ知事が再選され、
テレビで普天間問題を話していた。

那覇市は、余り戦闘機の音も聞こえなかったが、
名護市の人は、基地があるため、常に危険な思いをしている。

沖縄には沖縄の良さが有り、静岡には静岡の良さがある。
どちらの県も私には大切な所。

今日は、風も無い穏やかな日中に外出をし、公民館に行って来た。
月日の流れは早く数時間で11月も終わってしまう。
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私は演技派
本州は冬型の気圧配置となり、風の冷たい日中だった。
昨夜午後6時に帰宅した主人は、「帰ったぞ!」
機嫌良くドアーを開けて入って来た。

「あら、お帰りなさい。」私は、何時も通りに笑顔で迎えた。
家に帰った時から文句は言いたくなくて、
食事を用意すると食べて来たとの事。

不平不満を言えば激怒する性格は判っているので、
お話の聞き役になっていれば機嫌がいい。

自分の行動を何もかも承知のうえで帰国した彼に
怒るだけ私が損をし、後味が悪くなる。

外国人の方から××の電話、
ゲートボール、グランドゴルフの方から電話、
町会長さんから電話等と用件を伝える。

一夜明けて、再び今迄通りの生活が始まった。
冷え込みが強く、風が冷たいのでカーディガンを羽織り
買物に行って来た。

夕方には彼女も帰って来て横になっていた。
三人分の夕食を作り、片付け、お風呂掃除が済めば
もう午後8時半を過ぎている。

無断で9日間も海外旅行に行った彼に、
「外国に9日も行くなら黙って行かないで!」

心の中で怒ったけれど、昨日からよく文句1つ言わずに
身体を動かして家事をしている自分に、
私も少しは大人になったかなぁと思う。
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すきま風 
4~5日の間は風もない穏やかな日中だった。
昼下がりから少し風が出て冬型の気圧配置になり、

寒気の影響で晴れたり曇ったりと肌寒くなってきた。
それでも暖房をつければ暑くて直ぐに消してしまう。

午前中は外出し、午後帰宅すれば亡き奥様の妹さんから
留守電が入り「お婆ちゃんがお墓参りに行きたいそうです。」
孫で有る次女にかけてきた。

亡き奥様に関係のある家族が誰も居ないため、
私は、次女も主人も旅行で不在とお返事の電話をかけた。

するとお爺ちゃんが出て用件を聞いていた傍で
多弁なお婆ちゃんが「すぐにかけ直す。」と次女と間違え、
話声が聞こえた。

後で私の電話と判ればかけ直す事等しない。
「電話はかけるな。」主人に注意された事があるほど
過去に冷たくされた事が有った。

亡き奥様のお母様が(お婆ちゃん)来れば、私は誰よりも気遣いし、
ありのままの私を判って貰いたいと焦ってしまう。

亡くなった娘が可愛くて会いたい気持ちは十分判っている。
近い内にどうぞ、奥様に会いに来て下さいと言いたい。

しかし、用件のお返事意外にもう電話はできない。
血のつながらぬ私には遠い人だから。

夜になると冷たい「すきま風」が玄関から入ってくる。
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冬支度
こんなに空が青いのに何故、心が重苦しいのだろう。
こんなに正直に生きているのに何故、人は隠し事をするのだろう。

次女は早朝5時から朝風呂に入って、「箱根に行ってくるね。」
その後午前7時に誰かの車に乗って出かけて行った。

4日間、休暇が有って2泊3日で箱根に行くと、
出かける寸前に聞いた。

私が出かける時は、4日位前にその旨を伝えておく。
私一人で居れば近所の奥様が来てくれ
笑い話に花が咲く。

「明日の夜、帰る予定のご主人なんて放っておけば!」
お料理なんて作って置く必用はないと怒っていた。

今年50才になるとは思えない可愛い感じの奥様と気が会い、
電話でやり取りしたり、お互いのお宅に寄らせて貰っている。

日が短くなるばかりで午後4時半に辺りが真っ暗で、
一日が瞬く間に過ぎてしまう。

これからは色々な事を習いに行ったり、
好きなお芝居見物に外出したい。

彼女が旅から帰ったら隣のマンションに引っ越しをする為、
引っ越しのお手伝いが済めば冬支度を始めたい。
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木の葉髪
三陸沖に中心を持つ高気圧に覆われて、
曇りのち晴れの暖かな日中だった。

身体を動かしていると汗ばむ程で腕まくりをしながら
近所の方に出会うと「こんにちは!暖かいですね。」
どうしてもお天気の挨拶になってしまう。

主人の大きな自転車に乗って買物に出かけて来た。
徒歩7分位の近くにあるスーパーに
自転車に乗って行く横着者の私である。

隣近所の人達には、主人が不在である事は判らないように、
何時も通りに行動している。

「グランドゴルフはどうですか?ゲートボールはどうですか?」
「アパートの退室の件で。。」不動産屋さんから電話がくる。

中古アパートは家賃を安くしても、退室する人が多く、
家賃を数カ月滞納しても、彼はうるさく言わず様子をみている。

私は暇を見計らい、気になっていた髪型を美容院で揃えて貰い、
マニキュアを明るい色にして貰い、すっきりした。

昔から髪だけは気を使い、「何時も髪を小奇麗にしているね。」
近所の人に言われる。洋服は古着を捨てられない貧乏生。

抜け毛が目立つこの初冬に、髪を同じく初冬に散る木の葉に
なぞらえて「木の葉髪」とのこと。

そう言えば数日前、テレビの俳句教室で「木の葉髪」というテーマを
少し見たような気がする。暗いイメージなので好きではない。
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晩秋の花 
この頃は早寝をする為か今朝、5時40分起床。
辺りは真っ暗で夜明け前という感じで後に晴れてきた。

近所に次々に新しい素敵な家が建って、
知らない方が引っ越してくる。

朝の冷え込みが強くなったせいか金魚達も元気がない。
午前中、外出をした時、
川に鮒がいるか探して池を賑やかにしようと考えた。

小川にはドジョウも生息している。
昔ながらの小川って自然がいっぱい。

お花の生産量の多い我が県、何処に行っても名もしらぬお花が
咲乱れ、曇り空を明るくしてくれる。

外出して一番、目にとまったお花は薄桃色のお花だった。
春を思わせるような柔らかな感じのする明るい色合いが奇麗。

今日は、少年の主張で県内初めての中学女性徒が最優秀賞に選ばれ、
話の一部を聞いているだけで命の重みを上手に語り、
素晴らしい考えの少女と感激をした。


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暖かな祭日
長月のしぐれの雨に濡れ通り 春日の山はいろづきにけり。
万葉集にある歌は「時雨れ」を九月と書かれている。

時雨れ(しぐれ)は、晩秋から初冬にかけて降る雨で、
降ったりやんだりする「にわか雨」と覚えている。

時雨れは11月の季語で、木々の葉を染めていく役割になっている。
昨日の雨も強く降ったり、静かに降ったりで時雨れだった。

今日の勤労感謝の日は、
温暖で親友が半袖で我が家に来た姿を見て、
私も頑張らなくちゃと元気が出てくる。

同じ市内に住んでいても不便な場所に住んでいる彼女の
お宅からは富士山や山肌が見えない。

我家は、眼の前に富士山や山肌がくっきり眺められ、
「お宅は景色が奇麗でいいわね。」羨ましがっている。

テレビのスイッチを入れゝば北朝鮮が韓国の黄海に浮かぶ
延坪島に数十発の砲弾を着弾した。

韓国軍は、対応射撃をしたとのこと。
韓国軍、全軍が非常事態体制に入っている。

どんな理由が有っても戦争はしないで欲しい。
人と人の争いは辞めて欲しい。
世界中の人達が仲良くして欲しい。

日没が早くて灰色の雲が白い雲を隠してしまう。
抱えきれない程のお野菜を頂き、夕食の支度にかかる。
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小雪。。。雨
「暦便覧」では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」
今日は、僅かな雪が降り始める頃、小雪。

初候 虹蔵不見「虹かくれて見えず」 虹を見かけなくなる。
次候 朔風払葉 「北風 この葉をはらう」北風がこの葉を払い除ける。
末候 橘始黄 「たちばな はじめて きばむ」橘の葉が黄葉し始める。

西から近づく前線や低気圧の影響で、昨夜から雨が降っている。
今朝は、音もなく静かな雨が降って地面が濡れる程度だった。

昼下がりから雨も激しく降り、外出する足も止まってしまう。
親友いわく、「「いい夫婦の日なのにご主人は変人ね。」

主人の勝手な行動に親友は激怒し、妹の様に優しく話してくれた。
本人が考えを変えない限り、今の生活は修復できない。

23日ぶりの本降りの雨に草木が元気になった。
私には冷たい氷が降るような重苦しくて鬱陶しい雨に聞こえる。

彼が病気だと思うから憎んでも仕方がない。
私だって彼が誘っても良い顔をせず、疑ってばかり。

相手を信用しなければ、私だって信用されない。
「手綱を引いたり緩めたりしています。」と言った聡明な奥様の
言葉を思い出した。

今夜も雨は止む事はない。
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枯れ葉
今朝、午前8時、一台のトラックが止まった。
隣のマンション修理工事が終わり、
一階に入居者が引っ越して来た。

これで二階の修理工事も終わりに近いか、
工事が済んでいるかも知れない。

稲を刈り取った後を農家の方が耕運機で棚田を耕している為か、
土の匂いが漂い、長閑な光景を見た。

「こんにちは!」その方と顔が合い、会釈をし、
川沿いを歩いて来た。

富士山に傘雲がかかって小春日和も段々、曇り空に変わる。
近所のお宅で枯れ葉を集めて焼き芋を焼いていた光景を見て、
何か昔の出来事のような気がする。

子供の頃、下町では焼き芋を焼く姿は無かったと思う。
それでも父の故郷で見たような記憶が甦る。

派手な地方都市で右がスナック街、左が芸者街だよ!
父が呟いた事をはっきり覚えている。

月日の流れは早く、霜月も下旬に入って木の葉が枯れ葉に変わろうと
する時節。

町会の人達とのお付き合いが忙しく、
フウテンの主人でも、居たらと思う。

今頃、イタリア辺りで楽しく遊んでいると想像し、
今の私は、三十路の娘さんに気遣いして疲れてしまう。

明日は、きっと楽しい事が有ると信じて頑張ろう。
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遠く離れて
午前中、直売所に菊花やお野菜を買い求め、
午前12時前に帰宅した。

「フウテンの旅、ヨーロッパに行く」「今から出発」
2回続けてメールが届いた。

近隣の県内に旅に出たと思っていた私は、愕然とし、
ショックで少しの間、座ったまゝ悔しさがこみ上げた。

もしかしたら一人で海外に行ったかも知れない。
フウテンという言葉でそう感じた。

それにしても、9日も海外に行くなら何故、
私に話してくれなかったのか、怒り以外に何もない。

考えれば疲れるから、済んだことゝ思えばいい。
私は、深く考えずにあっさりした点があり、
何時迄もくよくよしない。

晩秋の田園は、日増しに黄色から薄茶色に変わろうとし、
椿の花は、あっという間に開花し、とても奇麗。

ミニトマトの枯れ枝から落ちそうなミニトマトをもぎ取って
食卓に置いた。今年、最後のミニトマトだと思う。

小春日和の穏やかな日が明日まで続きそう。
隣のマンション修理工事も今月末で終了に近い、
娘さんが引っ越しをする迄は気遣いをする。
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美しい椿 
2010年11月19日
風も吹かぬ穏やかな朝、6時起床。
午前7時、可燃ごみを出した時、
びわの木に真っ黒に見えるほど雀が群がっていた。

鳴き声も賑やかで、まるで蝉が鳴いた時と同じように
うるさく聞こえた。

椿の花びらが一ひら二ひら咲きはじめ、
白や赤い花びらが辺りを明るくみせてくれる。

私に風邪をうつした主人は、何時ものように無断で消えた。
車の後部座席に外出着を布で隠して有るので

こんな事は昨日から判っていたが、彼のする事は止められず、
「どこかに行くの?「行かないよ、忙しいんだ。」
嘘をついて今朝も8時半頃、無断旅行に行ってしまった。

近所の婦人会等の友達が心配してくれても、
私は何時もと変わりなく生活をしている。

好きなように生きられる人は幸福だと思う。
色々な人に、お茶に誘われても主婦という立場を考えれば
男性とは行けずに必ず女性と出かけている。

彼は、62才で既に老人会に入会したので「老人会旅行」とも
考えられる。色々と詮索をするのは辞めよう。
それより自分の趣味に没頭したり、自由に生活できて嬉しい。

白い椿のように地味でも奇麗ねと言われる女性になりたい。
赤い椿のように派手でも見かけと違うと言われる女性になりたい。

茜色に染まる空は瞬く間に消え去り、丸い月が煌々と光って
長い夜が始まる。
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汽笛
昨日の朝、風にのって大きな船の汽笛の音、そして
漁師さんの汽笛の音が、枕元まで聞こえる、とても風の強い朝だった。

太陽の日差しが反射して富士山は雲と同じ色になり、
全体が真っ白に光っていた。

まるで氷山のように冷たい感じがして、
この寒さで一気に雪も山頂から中腹まで積もったと思う。

今年の霜月は平年より気温が高いと聞いたけれど、
この頃は気温がぐんと低くなり師走の上旬位の気温が続く。

秋桜は枯れてしまい、椿や山茶花の蕾が顔を出しはじめた。
暦では立冬だから寒くなるのは当然のこと。

昼前に親友がお餅をついたので、遠慮なく頂いて
昼食に食したらとっても美味しかった。

海沿いを通って来たら海釣りをしている人の多さに驚く。
釣り好きな人は寒い事等は気にしない。

今朝も昨日と同じように気温の低い朝を迎え、
深夜未明から静かに雨が降っている。

6時から7時の間、公民館に不燃物を出す為に主人が紙類を、
私はビン、缶類を歩いて出して来た。

温暖と聞きはしたれど寒き晩秋、
雨粒の付いた柚子に近寄れば、ほのかな香りに顔がほころぶ。
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 柿園 
12日~13日は、森林を散策していた。
曇ったり晴れたりしていた近隣市の山々は少し紅葉し、
一ヶ月前とは比較にならないほど寒くなってきた。

そこに住む人達の心は優しく、
道を尋ねると丁寧に教えてくれた。

海と山の有る町は我が町と同じだけれど、少し離れただけで
気持ちが開放される。

山の麓にはミカン畑や柿園が広がり、
太陽の日差しを沢山受けた果実で彩りも明るい。

夕方、宿にチェックインした時、
「お布団はお客様がひいて下さい。」と言われ、
部屋に入ればお茶菓子もなかった。

仲居さんも数を減らし、
節約をしている宿で私も気楽に過ごせて
あっという間に自由な時は終わってしまう。

海風も冷たくなり,もうすぐ冬が近づいた事を素肌で感じ、
山茶花の蕾が葉の間から数え切れないほど出てきた。

今日は、隣のお嬢さんが数日前に結婚したと聞いて、
気持ちだけのお祝いを主人と二人で持って行き、
夜風が冷たくて短い距離だが走って自宅に戻った。


photo by sakura1205 from
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小春日和
昨日、強風が吹き荒れ、樹木の葉がどんどん散ってしまう。
桜並木の葉は殆ど枯葉となり
風と共に飛んでいく。

川の水もざぶざぶと音を立てゝ、
指で触れゝば冷たくなって秋の深まりを思わせる。

そして県内ニュースを耳にした。
熱海温泉病院では、看護師が足りているように見せかけて
4億3千万円も介護報酬を不正改ざんしていた。

平成17年から患者5人に対して看護師を一人必用な所を、
満たしているように帳簿を付けていた。

儲けようとした結果、6億円も支払う事になり、
不正をするとかえって損をする事になる。

こんな出来事は日本中に有ると思う。
それでも地元にしては大きな出来事。

明けて、風も吹かぬ穏やかな小春日和の今朝、7時起床。
咳をしているものの外出するようになった主人は
珍しく早朝から起きていた。

リフレッシュ休暇の彼女も数日ぶりに出勤し、ほっとする。
「今日はお仕事?」と思わず聞いてしまうほど休暇が多い。

小鳥達のぴいぴい鳴く声が聞こえて
富士山頂に僅かな雪が積もり、いよいよ冬も近い。

♪こんな小春日和の穏やかな日に貴方の優しさがしみてくる、
ふと秋桜を口ずさんだ。
今日のように小春日和が続けばいいのに。。。
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風が冷たい朝
夕べは、音もなく静かな小雨が降っていたような気がして、
耳を傾ければ忽ち止み風が出てきた。

穏やかだった昨日の晴れからは一転し、
風の冷たい晴れの今朝6時起床。

稲刈りの終わった田園は、緑一色だった。
それが瞬く間にぱっと明るい黄色に変わって、
こんな風景も奇麗だと少し立ち止まり見つめていた。

その時、あの早春に咲く菜の花畑を想像し、
これから春ならいいなあと寒くなる冬を嫌がる私。

寒い冬を乗り越えた時、初めて花いっぱいの暖かな春に出会い、
春の良さが判る。
ずっと春ならば春の良さは判らない。

夏の猛暑の頃は、挨拶代わりに暑い暑いと言い、
霜月に冷え込んでくれば、寒い寒いと呟いてしまう。

冷たい空気を伴った低気圧が日本海側にあり、
北日本では大荒れの天気になっていると思う。

ひゅーひゅー風が歌っているように聞こえ、
雨戸をカタカタ揺らす晩秋の夜は、どんどん短日になっていく。

寒暖の差が激しく、風邪をひいている人が多いが、
家族の風邪もだいぶ楽になった感じがする。
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白いカラス 
今日は、二十四節気ののひとつ立冬。
初めて冬の気配が現れ、「歴便覧」では、
「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。

昨年の冬至から319日目で昼夜の長短を基準に区分する場合、
この日から立春迄が冬になる。

今秋も気温の高い日が続き、暖房も使用しない。
長閑な畦道を歩いて来れば、鳩、白鷺、雀、カラス達が舞い降りて
何かを探していた。

白い鳥は好感をもたれ、
黒いカラスは誰にも嫌われて可愛そうでならない。

カラスは、日の暮れになると海辺の山に帰って多分、
親兄弟の所に行くのかも知れない。

♪カラス何故鳴くの カラスは山に可愛い七つの 子があるからよ、
可愛 可愛とカラスは鳴くの 可愛 可愛と鳴くんだよ、
山の古巣へ行って見てごらん 丸い眼をした いい子だよ。

実際は,童謡のようにのんびりしたカラスはいない。
ゴミ置き場に行けば必ず餌を欲しがっているカラスを見かける。

誰も餌を与える事はなく、声を嗄らして鳴き声もか弱い。
人間に邪魔者扱いされているカラスが好きな訳じゃないけれど、
鳥も外見で選んではいけないと思う。

もし白いカラスがいたならば、人の見る眼も変わるかしら。
カラスは人の食物を狙ったり悪戯をすると聞いている。

私は、カラスを白い鳥にさせてあげたい。
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温暖な日中 
手作り池を循環している水の音が深夜になっても
耳に残るほど静寂さが漂っていた。

日が短くなり午前5時では暗くて夜明け前という感じがする。
冷え込む朝になってから家族の起床時間が遅くなった。

一晩中、咳こむ主人が気になり起きても睡魔が襲い、
すごし易い時期で直ぐに眠ってしまう。

昨日は、尖閣諸島沖で中国漁船が日本の海上保安庁の船に衝突した
映像が流れていたニュースを見て驚くばかり。

こんな大それた事を誰がネットで公開したのだろう。
危機管理が甘い事、情報を漏らした人の意図は何だったのか、
日本政府も知らない事、あいまいな事は言えない。

私がうるさいほど、「病院で診て貰って。」この言葉が効いたのか、
医者嫌いの彼が近所の内科医に診察を受けて来た。

お薬の名前を見た時、これでは治らないと私は判断をし、
糖尿、高コレステロールでも飲めるお薬を用意して置く。
これを後日飲んで貰い、駄目な場合は病院に行って貰おう。

勿論、風邪には栄養、睡眠、無理をしない事が良いと思う。
私の周りでは風邪が流行って北海道から帰った親友も、
何時も元気な人でも完治していない。

真っ青な空に小鳥が羽を広げたような雲が富士の傍に浮かび、
長閑な海辺の町は日が暮れてゆく。
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晩秋 
昨日、米国の中間選挙を少し見ていた。
下院では共和党が勝ち、民主党は負けて、
上院では僅かに民主党が上まわっていた。

オバマ政権の経済政策に対して国民の不満が噴出した事による
大敗だとオバマ大統領は認めている。

米国では、大学を卒業した人も就職がない
日本も大学を卒業した人の就職がない。

県内の駅前商店街に行ってもシャッターが閉まり、
元気のない日本になってしまい、寂しい。

私は、この頃個人のお店で買物をしているが、
とても人懐こくてお客様、一人一人を親切に扱ってくれる。

ある市の商店街は、お互いのお店で買物をしあい必用な物を
買い求め、近所の人達も仲が良い。

こういう小さな事から町が賑わって貰いたいと、
経済に疎い私は時々思う。

今朝も冷え込んだ時、きっと今日は晴れると予想した通り
曇りもない快晴の日中になった。

桜並木の葉もちらほら散りはじめて枯葉が舞う時節になり、
もう晩秋に入った事を自然が教えてくれた。
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冷える朝
あの夏の朝、蝉が賑やかに鳴いたように
小鳥のさえずりがうるさい今朝、6時起床。
今朝は今秋一番の冷え込みとのこと。

咳き込んでいる主人は中々起きて来ない。
いくら言っても「うがい」をしない彼に呆れるばかり。

もう四日も風邪の世話をしていた私も喉が痛くて
風邪がうつりそうな感じがする。

北海道旅行から帰った親友は風邪をこじらせ声も出ない。
温暖な静岡も急に冷えてきた。

暦は文化の日と記載されて休日になり彼女もずっと家に居た。
お野菜たっぷりの「ほうとう」を作ったけれど
失敗して主人に一日中、文句を言われ続けていた。

少し元気が出れば直ぐに遊ぶ事ばかり言っている彼に嫌気がさす。
定年退職した友達は天下りして校長先生になっている。

彼は1年早く退職して遊ぶ事ばかりで老朽化した家も直さず、
「家なんか壊れるまで放っておけ。」これしか言わない。

私は、家の壊れたあちこちが気になって仕方がない。
考えの違う二人だから合う訳がないし、諦めている。
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温もりを探して 
昨夜は、澄んだ夜空に三日月がはっきり見えて、
星がきらきら輝いていた。

寒いわ、風が冷たくなってきた!
風邪をひいていらいらしていた主人に「出て行け!」と言われ、
私も負けずに、「悪い事していないのに出る必用なんかない。」

そう言ったものの、午後8時頃から10時頃迄あても無く
町を歩いていた。

海風の冷たさに我が気の短さ、愚かさを反省し、
勝手な人は相手にしないと自分に誓ったはずが、
何故、かっとしてしまったのかと家路に戻る。

彼は口が悪く、昔から次女も数え切れないほど言われている。
私は、父娘の間に何度も入って話を聞いた経験がある。

今日も無言で動いている私に話しかけてくる彼、
食事の支度をする為のお手伝いさんかと思えば腹がたつ。

家事は自分の仕事と思えば腹も立たない。
隣の芝生は良く見えて、他所の家は暖かい家族に思える。

温かい家庭は、自分で築く努力をしなければならない、
それでも努力をしても性格の違いの大きさは、
どうする事も出来ない。

最近は笑顔で暮らす事を忘れていた、
指先が殆ど切れてお化粧する事も忘れていた。
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晴天の霜月 
昨夜迄ずっと強風が吹き荒れて、
東海道沖には前線を伴った低気圧が北東に進んでいた。

雨や風の音が強く、土砂災害や河川の増水に注意と
深夜、テレビで字幕が流れていた。

主人は、一昨日から喉が痛いと言っていたが、咳が止まらず
身体のまめな人が動かないのでおかしいと思っていた。

風邪が悪化した事を知り、消化の良い食事を作って食して貰い、
薬局で購入して有った風邪薬を渡すと、
午前9時迄ぐっすり眠っていた。

起きて来ても咳が一時も止まらない為、近所の内科に勧めたが、
「内科なんて行かないよ。」簡単に行くような人ではない。

台風一過の今朝、雨水をたっぷり含んだミニトマトが2~3個、
赤く色づいて驚き「凄いね。」ミニトマトを撫でてあげた。

雲ひとつない秋晴れの雨上がりの我が町は、清々しい。
富士山の周りだけに雲が黙々と出てきて山頂の部分しか見えない。

今年の11月も平年より気温が高いと聞き、外出し易くて助かる。
ぬかるんだ庭も昨夜からの強風で忽ち乾いてしまう。

二日間も金魚達に餌を与えずにいたので傍に近寄り、
餌を与えようとすれば大きな口を開けて待っているから可愛い。

青空に三人分の洗濯物が重なり合って日光が眩しい。
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