2016年02月の記事


不揃いの冬桜




17日、18日は太陽が顔をだし、
濃ピンク色の冬桜が咲く公園に行って来た。
 
最初に行った時は蕾、五部咲き、散る桜と不揃いで、
がっかりして歩いて帰宅した。

その翌日も午後から晴れたので別の公園に行けば、
満開に咲いているのには驚く。

ふわふわ風に揺れ蝶々が次々に飛んでくる。
風に冷やゝかさはあっても春めいた空気でいっぱい。

さくら、桜、二月の空は見渡す限り♪
そんな気分になるほど心地よい空気が漂う。

公園と言っても急な坂道が多く、まるで
小さな山を登っている感じである。

普通の平な道を歩くのは公園内だけで、
大きな樹木が沢山並び、
小高い場所に植えてある冬桜も有る。

冬桜は河津桜と同色で濃ピンクは好きな色、
でも淡いピンク色の染井吉野の方が好きな桜。

沖縄は決まった産業がない為、賃金が低く
日本で一番に貧困な県で有る事が悲しい。

お迎え賃込でタクシー代が490円ならば、
モノレール、バスを乗り換えても金額は変わらない。

3年前に静岡から沖縄に引っ越した知り合いの医師が、
年賀状が戻った事で同じ町に居ない事が分かった。

沖縄が嫌になって静岡に帰郷したのか、
那覇市の便利な街へ引っ越したのか、
知人が減るたびに寂しくなる。

昨日は用足しで外出したが雨に濡れて帰宅。
今日は家事に専念している。
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冬桜
心地よい風が吹いて小鳥のさえずりが聞こえる、
最寄りの公園を散策して青空に感謝する。

緋寒桜は未だ五部も咲いてはいない、
でもこの暖かさで一気に咲く感じがした。

太陽は池や川底の隅々迄あまねく照らし、
蝶々が舞い、春がきた感じをうける。

これだわ、これが沖縄の二月中旬の気候なんだわ。
紫色の菫が日光を浴びて眩しそう。

誰も見向きもしない菫が樹木の隙間から
力を振り絞って芽をだし花を咲かせる。
そんな菫が愛しくてたまらない。

緋寒桜祭りは10日から14日迄開催される。
例年より気温が低かった為か咲くのが遅い。

残念ながら満開に咲くのは1週間後位でしょう。
広い公園を歩きながら美味しい空気を胸いっぱい吸う。

風が樹木の葉を揺らし一枚の葉が私の顔にひらりと落ちた。
その重みのある葉を拾ってみても名が判らない。

緋寒桜は三部~五部咲きでも桜祭りで活気があり、
園内各所で各種の模擬店を展開し楽しそうだった。

ソメイヨシノの豪快さはないけれど、
桜を見ながらのんびり楽しむ気持ちは同じ。

人も何十年生きようと何時かは散る時がくるから、
人を愛し、人に愛され、楽しく生きたいけれど、
それが思うようにいかない。 

冬桜も人々に分け隔てなく心を和ませてくれる。
私は、冬桜のように苦しむ人を和ませる事も出来ない。

自分の悩みも解決できない無能な人間が、
心から人に優しくできる筈がない。

誰でも波長の合わない人は居るし、
疲れるから無理に好かれたいとは思わない。

でも生きることの難しさをつくづく思う。
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如月に


草木の芽が張り出し梅の花が咲く二月。
日当たりの良い川辺には菜の花が咲き始めた頃。

静岡が温暖とは言え海辺の風は冷たく、
身体を叩きつけるような雨がふっている二月。

4日が立春と暦の上では春に入っても、
寒さは厳しい。春になる最初の日だもの。

真冬は底をついて、これから春に向かう時節。
個人的には晩秋より春めく頃が好き。

まだまだ春とは言えないけれどゆっくりと近づき、
梅の花の香りがする日もそう遠くはない。

梅の香りも届かず沖縄の花々も香りがない。
花々で香りがするのは百合の花位だと思う。

以前の3日の節分では豆まきで終わってしまったが、
何時からともなく恵方巻きを食べる習慣ができた。

具の数は7種類がいいと言われるのは、
日本古来の縁起のいい神様「七福神」にちなんでいる。

立春・立夏・立秋・立冬の四立の前日が節分となり、
2月3日が節分になる。
季)節(の)分(かれ目)という意味で節分とのこと、

しかしこれからもずっと節分が3日とは限らず
2024年迄は3日が節分であることは間違いない。

昨日、久しぶりに晴れてすうすうと心地良い風が吹き、
洗濯物がゆらゆら揺れて、日差しの有り難さに感謝した。

昨日、公園の近くを歩けば緋寒桜も三部咲きになり、
一週間後は見頃になるでしょう。

今朝、雨がしとしと静かに降り下向きに咲く冬桜、
小さな花でも散らないように枝にしがみついていた。

開花する為の必要な寒さが無いので染井吉野は咲かない。
内地の染井吉野が見たいけれど仕方がない。

2月初日から雨の坂道を歩いていたら誰かが追いかけてくる。
道を塞がれた私を追いかけてきて降る雨はちょっと冷たい。

沖縄の人達は緋寒桜祭りには内地の人達のお花見と
同じように賑やかに振る舞い楽しんでいる。
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