2017年07月の記事


桐始花結(桐初めて花を結ぶ)
子供の頃、庭に桐の木が一本植えてあった。
桐は防湿性や防虫効果、耐火性に優れた木材との事。

もしかしたら姉が産まれた時に祖父が
桐の木を植えてくれたかも知れない。

小学校の夏休みに従妹と桐の木の下で
仲良く遊んだり従妹に色々な事を教えて貰った。

中学校に入ってから従妹は学年でいつもトップの成績、
私はバイトが続き勉強等する暇もなく忙しかった。

年老いた両親は勉強をしなさいとは一度も言わず、
バイトをすれば叱られることは無かった。

只、給食以外にお肉やお魚を食べた事がなく、
お醤油を掛けて食べるような生活が十年位続いた。

栄養を摂らなくても苦にならない。
冬にコートを着なくても苦にならない。

若さって凄いなとつくづく思う。
若さが有れば何も怖い物等なかった。

バイト先でコロッケを頂き、あの美味しさが忘れられない
納豆も一味変わっていて辛くて美味しかったわ。

今年もまた大暑に入り、エアコンを使わない我が家は
汗が止まらない真夏日に蝉しぐれが続くこの頃。

川へお魚を釣りに行った主人は足を踏み外し、
「川の中の階段がもう一段あると思った。」
川幅4m位の小さな川でずぶ濡れで帰宅した。

いまどきこんな変わった人は居ないと思いながら
着替えて貰い洗濯をして急いで干した。

先週は政治が慌ただしく動いたのは何故?
国民の怒りが一番の原因だったのか。

難しいお話が多くて真剣に聞いていても、
クイズと政治問題だけでは面白くはない。

台風も10号発生で今月、8個発生は過去最多らしい。
地球温暖化を防ぎ、大気の状態、
難しい事だが海面温度を下げなければならない。

そろそろ長女が1歳児3歳児を連れてお婿さんの
実家に泊まりに来るころである。

お盆迄ゆっくり他の親戚にも泊まると思う。
私は主人に聞くだけで長女から電話一本受けた事はない。

それでも幼子は可愛くて昨年は子守をしていた。
誰にも愛情を持って行動すれば笑顔になれる。
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打ち水




二十四節気の12番目の大暑も近づき、
夏の季節最後の節気になる。

春夏の半分!春夏が終わること。
今年の大暑は23日頃とされ、

暑さが最も厳しくなり、
夏の到来を強く感じる。

どの位暑くなるのだろう。
口を開けば「暑い」という言葉が出てしまう。

一年中で最も気温が高くなり、
ぎらぎらした太陽を見れば嫌だなと思う。

所々にノーゼンカズラが蔓にぶら下がって咲き、
今年の夏も好きな花が咲いてくれたことが嬉しい。

細くて折れそうな蔓でも中々折れず、
しっかり蔓にしがみついて強い花だと思う。

今年の梅雨は雨が降らず暑いと思っている間に、
土用の丑の日が近づいてきた。

土用の丑の日は7月25日と8月6日の2回ある。
その年によって一回だけの年も有ると言う。

蝉も様々な声の蝉が賑やかに鳴いて、
暑くても夏も良いものだと思う時が有る。

庭のあちこちに蝉の抜け殻を見て依然から気になり、
この抜け殻から羽ばたいて行ったことが微笑ましい。

蝉の命は一週間だと聞いているが、
短い命を精一杯鳴き精一杯生きている。

人も苦しい病と闘いながら生きようと頑張り、
様々な辛い暮らしでも夢を追いながら生きて居る。

愚痴が出てもその時その時を頑張れば、
笑える日がきっとくると信じている。

今日も、早朝に打ち水をまいて2℃気温が下がり、
涼しくなった感じがして喜ぶ私である。
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小暑
7日、暑さがどんどん強くなっていく小暑に入り、
涼を感じていた扇風機を中にしている。

朝5時に起床する頃は小鳥のさえずりが聞こえ、
朝食の支度が終われば陽光が眩しい朝になる。

可燃ゴミを表通りのゴミ置き場に出す時の日差しの強さ、
これからは暑さがもっと厳しくなる実感がする。

ジージーあらっ?耳を澄ませば蝉の声が聞こえて、
やっぱり本格的な夏がきたことを知る。

しっかり食べて体力をつけなければ
猛暑の2か月を乗り切れないと分かって居ても、
バランスの悪い物ばかり食している。

梅雨の終わる頃は集中豪雨が多発すると言われるが、
5日に九州地方で川が氾濫したり災害が起きている。

豪雨は時には人の命や財産を奪ってしまう。
豪雨の恐ろしさを改めて思い知った。

夏日が続く7日に亀が産卵したのを見た私は驚き、
何もしてあげずに見ているだけだった。

繭玉のような卵から2~3ヶ月後に
無事に孵化して元気な子亀が生れて欲しい。

金魚の孵化した赤ちゃんは黒から赤に色も変わり、
小さな金魚が池の中ですいすい泳いでいる。

人って言ってはいけない事が有り、
見ても見ない振りをしなければならない時もある。

裏切られても知らぬふりして笑顔で会話をする。
本当は凄く悲しいけれど口に出せば喧嘩になる。

人は何故、辛さに耐えて行かなければならないのか。
笑顔で話し合っても本当に聞きたい事を聞けば、
気を悪くするのは判っているから聞けない。

彼は隠し事が多く私の知らないことが沢山有る。
一緒に住んでいても預金通帳がどこに有るのか判らない。

私も彼の大切な書類等がどこに有るのか知ろうとしない。
夫婦って何でも言えると思っていたがそうはいかない。

変人な彼は労いの言葉をかけても怒るので無言で居る。
相手に興味のある事を話すのが一番気楽でいられる。

夕暮れ時に鴎は海の近くに、鳥達は山の方へ帰り、
暑かった今日を忘れるように海風が吹いている。

梅雨明けか こんまか梨も ふくらんで 真夏日近し 汗目にしみる
sakura
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私が30分呆けた日
4月上旬頃だったかしら。
買物袋を両手で持って住まいに帰宅する時、
自分で持っている部屋の鍵が開かない。

部屋のチャイムを鳴らしても主人は中々出てくれなかった。
その後も玄関のチャイムを押し続け、
「早く出て下さいね。荷物が重いのだから。」

「私です!知らんふりしないで早く開けてね。」
私は暫くドアーの前に立ち、少しいらいらしてきた。

こんな事して男らしくないわ!
本当にどこまで意地悪なの!

返事もしてくれないので困り果てて立って居た。
沖縄の4月は蒸し暑さで汗が止まらない。

すると5階から降りて来た50才位の男性が、
「何階に行くのですか?ここは2階ですよ。」

その言葉を聞いた時、恥ずかしさと大人気なさに
赤面して、その方にお礼を言い上の階に上がった。

部屋に帰宅すると主人がテレビで将棋を見ていた。
今の自分の様子を彼に話すと、
「お前は呆けたのではないか?」

彼のことを怒ったことが分からなくてホッとする。
そして何より二階の部屋の方が留守だったと思う。

留守でなければチャイムを何回も鳴らし、
「いい加減にして下さい!」と怒るはず。

私を変な人だと思いながら我慢して室内に居たならば、
本当に謝罪しなければならない。

何故、階を間違えたのか、ぼーっとしていなければ、
あんな行動はとらない筈である。

こんな出来事を一度でも経験する私は本当に馬鹿である。

陽のほてり 消えて涼しき 夕まぐれ おしろい花の 
美しきかな。 sakura
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