sakura1205's diary

白露とは、露が降り白く輝くように見える頃という意味です。
今年の白露は９月８日になる。

夜の気温がぐっと下がって空気中の水蒸気が冷やされ、
水滴になって葉や草花につくようになる。

夏の入道雲の隣には秋の羊雲が真っ白に浮かび、
美しい水色の空、こんな空を見られるのは今日迄でしょう。

全ての樹木の葉が濃緑色で庭全体が青に染まっている。
濃緑色の金柑の葉から真っ青な金柑の実が
たわわに実って冬は綺麗なオレンジ色になるでしょう。

残念ながら沖縄で金柑一個４０円を一袋購入している。
松林から歩いて来れば稲刈りの音が賑やかに聞こえ、
もう夏が終わったことを少し寂しく思う。

青空の下、さやさやと黄花コスモスが咲き乱れ、
稲穂は頭を垂れて風にざわざわ揺れ動いている。


空気はちょっぴり青臭い匂いだが、湧き水も凄く美味しい。
巨大台風１１号が日本海側を通り温帯低気圧になるらしい。

今度は東海上に熱帯低気圧が二つ出来て、
台風になるか分からないので雨が続くのか。

夕暮れ時からぽつぽつ雨が降り出した。
草むらでもがいていた蝉も空蝉になり静かになった。

光る海、青い港、白いカモメ荒々しい波。
夜更けに漁火の列、
やがて海が昼の賑わいへと転ずる。

秋は美味しい物がいっぱい有るのに何故、
雨ばかり降るのか、雨音って寂しいな。

コスモスに　揺れる心や　風の色　sakura