2018年08月の記事


処暑を迎えて



あれほど激しく鳴いていた蝉の声が僅かに聞こえ、
朝5時起床すれば鈴虫の声が聞こえる。

春と秋に赤茶色に紅葉する血潮モミジの葉は青い。
只、少しずつ赤茶っぽく色づき始めた葉も有る。

この頃は朝涼しいと喜んでいたら
台風の影響か、湿った暖かい空気が入り蒸し暑い。

虫の音を聞きながら朝起床する頃は夏が段々遠のき、
少しづつ秋が忍び寄っていることに気づく。

23日は大切な用事があり晴れの空の下を出かけた。
台風20号が太平洋側に上陸するとのこと。

今年の夏は特別に猛暑続きで暑かったので、
海面水温が高く台風が沢山発生する。

やがてその台風20号は四国辺りを通過するという
19号と似たような西寄りのコースになった。

静岡県に上陸はしないものの、風が強く波が高い。
昨日、午後4時過ぎ晴れの空が真っ暗になる。

そして横殴りの雨が降り視界が悪くなる。
まるで台風が上陸した錯覚を起こす。

ずぶ濡れになって帰宅する頃は辺りが少し暗く、
6時前になっていた。
日が短くなったような感じがした。

西日本に住んでいる人達が台風の被害無くと、
無事を祈るばかり。

此処は竜巻被害5件くらい、強風高波は今日も続いている。
相変わらず湿った空気が入り凄く蒸し暑い。

8月26日は魚座満月の日らしい。
こんな夜でも満月のように丸い月が煌々と
輝き、星も光っていることが嬉しい。

暑さが峠を越えて後退し始める二十四節気の
処暑を迎えても今夏は暑い。

夏がすこしずつ終わっていくのだから、
涼しい秋がくるのを待てばいい。
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五木の子守歌
おどま盆ぎり盆ぎり
盆から先きゃおらんと
盆が早よくりゃ早よもどる。

私は盆までいても 盆から先はいないよ。
盆が早く来るなら すぐにでも帰るのに。

故郷を離れ住み込みで子守の奉公をする
若い「守り子」の辛い心情・悲哀が描かれている。

熊本県球磨郡五木村が発祥とされる熊本県民謡。
貧しさ故に住み込みで子守奉公する守り子。

私も14才の時、中学から下校すると
直ぐに1才の赤ちゃんの子守をしていた。

痩せた背中には1才の赤ちゃんは重く、
決して楽なバイトではなかった。

母の友達の家だったので私を大事にしてくれ、
重労働でも楽しい思い出になる。

今日は盆棚を作り飾り物やお供物を上げ、
花瓶に入りきれない程のお花を一杯飾った。

提灯は面倒で出さない横着者である。
幼子達は水菓子や和菓子の周りを走り回っていた。

半年も家を留守している親不幸を祖父母達に詫びる。
そして三人が天国で仲良くできるように願う。

明日は曇りのち雨、皆でお墓参りに行く予定、
実家に来た長女にゆっくり休んで貰いたい。

主婦は夏バテなんて言っていられない。
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