2012年09月の記事


九月の雨 
昨日はしとしと秋の雨が降り出し一晩中雨音が聞こえていた。
午前6時起床した頃も樹木も楓も柿の実も雨の雫が垂れていた。

止んだかしらと思えばまた降り続く雨、
そして急な気温差にあの暑さはどこへいってしまったの。

今迄は夏服で過ごしていたのに8度も気温が下がれば肌寒い。
今夏は、お布団も薄掛けタオルも掛けた事もなく扇風機をフル回転していた。

1日で真夏日の暑さを忘れる程すっかり秋らしい空気が漂っていた。
畦道にはオレンジ色のコスモスが美しく咲いて道行く人達に声をかけているみたい。

明けて今朝も冷んやりして肌寒い為か午前7時前まで寝坊をしてしまった。
今日は、日差しが弱いものの太陽が顔を出した分暑く感じた。

主人は、今秋も沖縄に行くと以前から安いアパートまで契約している。
私がこの家を建て直すかリフォームして貰いたいと言っても聞く耳を持たない。

大体の事は分かっていても私はそのアパートに入居する事は気が進まない。
慢性鼻炎と重い花粉症の主人が花粉の飛ばない沖縄でスポーツしたい気持ちは分かる。

沖縄に着いたら直ぐに洋間にベッド2台、お布団等を購入しなければ
ならない為、落ち着いて生活する迄は忙しいと思う。

前に借りたマンションは街中にあり不動産屋さんも顔見知りで便利な生活が出来たが、
今回は少し不便な街はずれにあり、最低限の物は揃えなければならない。

そろそろ洗濯した物や必需品を揃えて荷造りの下準備をしなければ。。
今頃、雨が降るといつも九月の雨を口ずさむ。

♪車のワイパー透かして見てた

都会に渦巻くイルミネーション

唇かみしめタクシーの中で 

貴方の住所をポツリと告げた

September rain rain 九月の雨は冷たくて。
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ブルーの自転車 
秋めいた風が吹く今朝6時起床。曇り後雨の予報だった
とおり雨がやみ、晴れて日差しが強い日中になり不安定な天候になる。

山々は墨絵を描いたような黒っぽい色、白い雲に隠れた富士は見えない。
最近、近所の自転車屋さんで電動自転車を購入した。

量販店で買えば少しは安く買える事が分かっていても、
近所付き合いが有る事と修理をする時も気持ち良くしてくれる。

おまけにカタログよりも1万円近く安い値段で売ってくれた。
1回の充電で40キロ走れてスピードも出るので便利。

徒歩10分もかからぬ商店街へ買い物に行くにも
美味しい空気を吸いながらスピードをだして乗ってしまう。

辺りが暗くなる頃、急に雷を伴う雨が降り出した。
今夏は雨が降っても樹木や草花を濡らす程度の少ない雨量の日が多い。

今夜の雨は降り続くのかしら。雨が叩きつける窓を見つめた。
やがて雷は空を突き破るほど大きな音を響かせ、落ちる予感さえする。

今夜は私の使用していたウインドウズビスタを親戚の方にあげたいから、
ウインドウズ7を購入し私に使うように主人に勧められても使いにくい。

秋に新しいPCが出るため安い値段で購入したのだが、
文字が小さく機械音痴の私には使いこなせない感じがする。
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夜長月
長月も中旬になれば午前5時になると東の空が茜色に染まり、
太陽が昇る前の海の風景は美しい。

二日前に初冠雪をした富士を見ようと思っても雲に隠れて見えない。
今朝5時起床し、不燃物を出す準備をして午前6時前に公民館に出してくる。

その後直ぐに可燃ゴミをゴミ置き場へ出して
川のほとりを遠回りして小走りに歩いて来た。

お米を刈り取った後の田んぼに雀達が集まり、
刈り取った青い葉があっという間に薄茶色の「わら」のように見えた。

周りの様子は9月らしくなってきたのに日中は暑かった。
太平洋側の暖気と日本海側の寒気の中央を大型台風16号が、
通過するらしい。

明日から沖縄は大荒れになる為、知人のお宅が心配になる。
沖縄は台風の通り道で何時も気の毒に思う。

裏庭の草取りも主人のお陰で刈り取りが終わりすっきりし、
手作り池も少しは見られるようになった。

真っ青な柿が黄色いものや、日当たりの良い場所の柿は赤みを帯び、
幾つ実ったか数えれば小さい木にしては思ったより実っている。

晴れていた空も夜になれば急に激しい雨が降りだし、
変わりやすい天気になって開けてある窓を閉めてきた。

夜がだんだん長くなる夜長月、季節は遅まきながら秋に入っている。
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白露


今日は、二十四節気の第十五、白露。大気が冷えて来て露が出来始める頃。
秋の気配が濃くなり野草に白露が宿るとの事。

野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じされ、
朝夕の心地よい涼風に幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める。

白露はあくまでも暦の季語で、実際は夏が終わり秋の始まりという感じで、
実際に日中は30度前後の暑さが続いている。

さを鹿の朝立つ野辺の秋萩に玉と見るまで置ける白露。-大伴家持
牡鹿(おじか)が朝に立っている野の秋萩に、
玉のように美しい白露がついている。

万葉集で詠んだ歌があるように、白露は露が玉のように輝く様子を言う。
今夏は、雨らしい雨が降らずに日照りが続き日中は暑さでバテそう。

利根川水系の8つのダムも渇水状態が続いて1都5県に対し
10%の取水制限をするかもしれない。

市郊外の田んぼへ行けばお米の刈り取りが始まり
辺り一面が緑から濃黄色と化し陽光にお米が光って見える。

黄金の穂 落ちてこぼれて 秋を知る。
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月の光り
ゆっくりと買物をして夕暮れの川沿いを通って来た。
初秋の風が吹いて汗を流してくれる。

頭を垂れた稲穂の水田から強烈に青々とした匂いが漂う。
もう7時前と言えば辺りは暗く、
さらさら流れる水の音が聞こえるだけ。

ふと上を見れば大きな大きな丸い月がとっても美しかった。
月の光りは静かで神秘的、その月をずっと眺めていたい。

この頃は日没が早くなり夕焼けが奇麗に見える感じがし、
9月~10月は年間を通じて最も日の入り時刻の変化が大きくなる。

まさしく夕暮れには「秋の日はつるべ落とし」の言葉がぴったり合う。
小学校校庭では、どこかの幼稚園の運動会が始まっている。

今日は防災の日、この町内の防災訓練は終わったけれど、
「南海トラフ」と言う巨大地震がきたら静岡県の死傷者が一番多い。

「南海トラフ」は2つのプレートが衝突して海洋プレートが沈みこんでいる為、
非常に活発で大規模な活断層である。

大地震がきた後5分位で大津波がくれば高台まで逃げても間に合わない。
それでも諦めたら助かる命も助からない。

大地震がこないで欲しいと願うばかりである。
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