2010年12月の記事


年末 
「いらっしゃいませ!」私は、店頭で照れながら
売上を上げる為に大きな声を出していた。

年末の下町は賑わって人通りが多く、
私と同じような年ごろの女学生が母親と買物をしている姿を見ては、

母娘で買物できるなんて良いなぁと見とれては、
「よそ見しないでお客様を呼んで売上に力を入れなさい。」
店主に注意をされていた。

北風の吹く夜に家へ帰っても年老いた両親は深夜には
眠っているため、そのお店の事務員さんの部屋に泊めて貰い、
元日の朝に自宅に帰っていたと思う。

あの頃のお正月と言っても「お節料理」等は無かった。
貧しい家庭のお正月は、お雑煮位でも御馳走だと喜ぶ。

普段は、ご飯の惣菜は何も無くて梅干しや生卵が有れば
何も要らないと思いながら生活をしていた。

粗食だったから痩せて30キロ有るか無いかの体重でも
元気で飛び跳ねていた。

それが今では贅沢な物を食し、あの頃の食事を摂っていたら
結核になっていたかも知れない。

蓮根、人参、筍、椎茸、梔子、里芋、蒟蒻、昆布巻き等の御煮しめを
煮て、その上に柚子を散らして出来上がり。

後は、少しのお節とお雑煮が有れば十分だと思う。
お客様が来たらその時は鍋料理でも。。。
夕方からぽつりと雨が降り出した。
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御用納め 
午前中、空き部屋1つの大掃除を終わらせ、
昼食は、お野菜をレンジパックで温めた後、
二種類のカレールーを混ぜたカレーライスで済ませた。

その後、外出して近くのスーパーへでお正月商品を見て-、
とりあえず今夜、明日の食材とお雑煮の材料だけ買物をした。

それだけでも、根野菜、果実、食器洗い洗剤、温浴剤、ハイタ-等を買えば、
両手に持って歩けば少し重い。

法事前夜から次女のマンションに泊まっている長女が時折り顔を出し、
今日も駅前の本屋さんに行くと主人の自転車に乗って行った。

この頃の寒さに比べれば今日は暖かな日差しが降り注ぎ、
とてもすごし易かった。

そう言えば、主人が役所勤務していたら今日が御用納めの日、
あの頃は生き生きとしていたが、
年々年老いていくような気がする。

今のところ、静かに座っていて食事を待っているだけで
後片付けもせず、お茶も入れなければ飲まない。

亭主関白で威張っているだけの生活を送っているけれど、
家庭に居る時は、居心地が良いように気遣いをしている。
勿論、私も自分の意見を主張しない訳ではない。
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法事
午前9時40分、寒々としたお寺の中を皆で歩いて行くと、
住職さんが座り待っていた。

予想より長いお経を読んで頂き、その足でお墓に車で行き、
先週お墓参りをして間もない為、
お花が奇麗に飾って有ったが私は新しいお花を少し増やす。

海の上のお墓は海風がとっても冷たく、
お線香に火がなかなか点かない。

自宅に帰ると仕出し料理を用意し、
私が、茶碗蒸し、豚汁を付けたして8人分の食事とする。

多弁な亡き奥様の母娘、黙っている亡き奥様の父親、
そして長女夫婦、次女、主人達のお茶を入れながら
話しかけられゝば答えていた。

我家に午前9時から午後3時迄、和気あいあいと
其々の人達で話し合った後、3時過ぎに主人が4人を車で駅迄送った。

今夜は長女は休暇を貰い、次女のマンションに泊まり、
仕事のある長女の伴侶は東京へ帰るとのこと。

夜になると部屋は急に静寂になり、「お前が居て助かったよ。」と
主人が私にお礼を言って居たが居眠りをしている。

私は、今朝5時起床し、掃除機をかけたり念入りに拭き掃除をし、
豚汁を作り茶碗蒸しの材料を揃え下準備をして置いた。

心の隙間に何か複雑な思いが過り、
「家の娘(子)は。。。」というお年寄りの言葉を聞くたびに
何故か、寂しい。
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風冷たし 
イエスキリストの誕生を祝うキリスト教の記念日、前日の今日、
私は、法事に必用なお花を農協や八百屋さんで買った。

何時もならスーパーで買っていたけれど、
値段を考えて足を延ばして農協を選んだ。

風が冷たくて木枯らしがひゅーっと吹き荒れる裏通りを、
主人の自転車を飛ばして他の買物も少し済ませた。

急な寒さの為か近所にお葬式も多くなって
未だにお正月の準備など出来ない。

昨日の暖かさが嘘のように気温が8度も下がり、
北陸から日本海側は大荒れの天気だと風の冷たさで判る。

上奥歯を4本も抜歯する主人は、「今度は下の歯が痛い。」
歯科に治療予約を入れゝば「先生はお葬式で本日休診です。」との事。

体力が有ってマメな彼も歯の痛みで数年前から歯科通いを続け、
明日、治療に行くらしい。

元気のない彼に柔らかい消化のよい食事を作らなければと、
別々の惣菜を作っている。

夜、暇を見計らいデジカメからPCに入れた写真を縮小する
練習を一昨日から始め、一日5枚縮小している。

でも機会オンチで嫌いな事は続かないと思う。
×××HPには二時間も練習した末、写真送信を思い出し、
送信出来たので、一歩前進出来た。

苦手な事を達成した後、こんな簡単な事を何故、出来なかったのか、
覚えようと努力をしなかった。
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冬至 
深夜、眠った頃、土砂降りの雨が降っていた。
随分、雨足が強くなってきたわ、
そんな雨音を聞きながら眠ったと思う。

今朝、6時起床した頃は雨も小ぶりになり、
ぽつぽつ降っていた。

暦は、「冬至」と記載され、二十四節季のひとつで
北半球では太陽が最も低く、夜が最も長くなる日。


日本は、日の出が最も遅い日は冬至の半月後で、
日の入りが最も早い日は冬至の半月前頃。

従って1年で日の出の時刻が最も遅い日、
日の入りの時刻が最も早い日と、冬至の日とは一致しない。

冬至は、「一陽来復」ともいう。
陰が極まって陽が帰ってくる事,、
境から運が向いてくる転換の日とのこと。

昔、お婆ちゃんが冬至が来る度に小豆南瓜を作ってくれ、
「これを食べて柚子湯に入れば風邪をひかないのよ。」
何度も聞いた事が有る。

小豆南瓜は短時間で簡単に出来るので私も作ったが、
甘くて肥ってしまいそう。

北日本は大荒れなのに、太平洋側は17度の陽気の冬至、
この暖かさが何時まで続く訳がない。
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畦道に吹く風
昨日、畦道を吹く風が暖かく、
春を思わせるような空気が漂っていた。

私の足元を雀の子が斜めによちよち歩いて、
「おいで~」手を差し伸べれば逃げてしまう。

早春のような畦道をお年寄りと幼児が散歩し、
幼児が歩くのを嫌がって、仕方なしに再び同じ道に戻って行った。

桜並木の樹木の葉は全部散ってしまい、
血潮紅葉に微かに残っていた枯葉が、くるくる回って
かさかさっと道路に飛んでいく。

今朝、6時起床した頃は晴れて可燃ごみを出した時、
日差しは弱いものの、小鳥達のさえずりが聞こえた。

日中は曇ってきたので、
玄関先の床をカーペット替わりにパネルを並べて暖かくした。

冬の間だけでも来客があっても暖かくと考え、
他の場所も少しでもすごし易いように配置をした。

汗をかきながら身体を動かしている間に、
気が付けば午後5時前になり、
大分、暗くなった空から雨がぽつぽつ降り出した。

遠くに目をやれば温泉旅館のイルミネーションが光って奇麗。
もうすぐクリスマスだわ。

その頃には法事の為に遠方のお客様が泊まるかも知れない。
やっぱり私は、お正月とお盆は忙しくて好きではない。

雨音がはっきりと聞こえ、皆既月食は見えない。
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冬の月 
昨夜は入浴後、ダンベルを上げ下げしながら健康器具で歩く。
アルミガラスの上を見たら月が煌々と光っていた。

寝不足続きだったので、ぐっすり眠り親友宅に行き、
着物着付けの忘れた点を聞きに行って来た。

彼女は、美容師を長年経営している為、お手の物。
今日は第三日曜日で美容院はお休みで良かった。

園芸や野菜作りの好きな彼女の家の裏庭には、
沢山の樹木やお花が咲いていた。

今夜も、丸い月が光輝いて買物帰りにじっと月を見つめた時、
中国盛唐の詩人、李白の「静夜思」を思い出す。

牀前看月光  牀前 月光を看る。  寝台の前で月の光をじっと見る、
疑是地上霜  疑らくは是れ地上の霜かと。ひょっとしたら、
                 地上に降りた霜ではないかと、
擧頭望山月  頭を挙げて 山月を望み。  頭をあげて山の端の月を望み、
低頭思故郷  頭を低れて 故郷を思ふ。  また頭を垂れては遠い故郷に思いをはせる。

周りの人達は、寒い寒いと襟巻をして身体を縮めているが、
私は、暑くてコートを脱いでシャツを腕まくりして家事をする。

気温が低くても風が吹かぬ日は体感温度が暖かい。
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海風 
海風の冷たい町に電車、バスを乗り継いで3人のお客様が
やって来た。

亡き奥様のお父様、お母様、妹さんの3人がお墓参りを済ませて
次女と我家に着いたのは午前9時半頃だった。

私は、外に出て15分位待って「寒い中を大丈夫ですか。」出迎え、
「温まって下さいね。」笑顔でもてなした。

次女は昼から勤務に行くと聞き、一瞬慌てたが仕方がない。
静岡でも有名な川根茶を入れ、和菓子、果実等を差し出すと、
お爺ちゃんと妹さんはぱくぱく食べ始めた。

多弁な母娘さんが二人で同時に私に話しかけられて、
お年寄りのお婆ちゃんのお話を中心に聞いていた。

12時前にお食事を勧めても、遠慮して「昼食は外食をする予定」
次女と急いで駅迄タクシーで帰るまで見送る。

帰る直前に、「お寺に付け届けをお願いね。」どういう意味か、
よく判らない鈍感な私。

その後、直ぐに帰宅した主人に伝えると法事の事らしい。
2年遅れの法事をお寺に行き、今年下旬か、お正月明けに
する事が決定した。

彼が電話をしたら、お婆ちゃんから私に、「どうも有難う。」と、
お礼を言っていた。ホッと胸をなでおろす。
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夕日が沈む湖
とても冷え込みの強い朝、6時起床。
富士山は、すっかり雪化粧し濃青く美しい。

彼女が隣のマンションに引っ越しても休暇が多く、
昨日も今日も衣類等を取りに来ている。

「お父さん、お婆ちゃん達がお墓参りに来るそうよ。」
「そうか。」と言ったものの、「俺はゲートボール試合で居ないぞ。」
すると次女が、「いいよ。」こんな会話が聞こえた。

年末の大掃除を始めた私は慌てゝしまい、
心がずしんと重くなる。

大分前に、主人と挨拶がてら用足しに亡き奥様の実家に
行った時の辛い思い出が脳裏をよぎった。

主人だけ、亡き奥様のお宅に入り、
私は何時までも木枯らしの吹く玄関の外で待っていた。

「お入りなさい」とは言って貰えず、
主人に付いて来なければと後悔ばかりしていた。

明日、あのお婆様家族に来て頂いても
彼が外出すれば、どう振舞えばいいのか、
余り考えると疲れるから辞めよう。

あの日、湖に沈む夕日を思い浮かべると、
県内の小旅行でも旅って楽しい。


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冬座敷 
強風波浪注意報が出ていた風の冷たい日になった。
外出すれば、びゅーっと風が怒っているように。。。

風も怒る時があるのかな。
臆病な私は、一瞬、身体がぶるぶるっと震えた。

こんな寒い日は、暑かった夏の日を思い出し、
「あー暑い、暑くてもう嫌になっちゃう。」等と
言っていた。

あの暑さに比べれば、
冬は暖かい恰好をして身体を動かせば良いと思ったら、
どうだろう。

でも、無理かもしれない。
只、夏の暑さが厳しくなった時、熱中症になった人が居たように、
冬の始め頃は、体感温度が凄く寒く感じる。

「なり始め」は、身体が慣れていない。
北海道に住んでいる人達は、寒さに慣れている為、
厳しい冬を乗り越えられるのかも知れない。

11月にパワーの有る親友が北海道へ旅行に行き、
「寒くて早く帰りたかった。」風邪をひいて帰って来た。

温暖な場所に住み慣れているから、
北国の気温についていけないのだと、ふと思った。

用事が有って公民館に行ったら、和室の座敷が寒々として、
人が集まれば少しは暖かい感じがする。
人のぬくもりって暖かい。
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突風そして雨
昨夜から風に乗って船の汽笛の音が賑やかに聞こえ、
家の直ぐ傍まで船が近づくような感じがしていた。

婦人会の友達に用件を電話した際に、「人の声も聞こえず気味悪い。」
「年末で物騒だから気をつけてね。」余計に気になった。

何度も部屋の鍵を点検し、
明け方まで台所の電燈を付けたまま眠った。

今朝、風の音で目ざめ午前5時起床。台所の電燈を消す。
何時もより2時間も早く起床。

6時にプラ包装容器を表通りに出した頃、
辺りは暗くて突風が吹き荒れていた。

走らずにゆっくりと北風に向かい、
髪をぼさぼさにして家に戻った。

昼下がりから雨がぽつぽつ降り始め、夜になれば本降りになる。
主人に個人的な電話が3件きても、私の判る用件は一件のみ。

今夜は、静岡を中心に深夜から雷や激しい雨が降るらしい。

この低気圧が通過すれば、次第に冬型の気圧配置となる為、
明日、昼頃から晴れて23度に上がっても一時的で、
夜からはぐんと寒さが厳しくなるとの予報。

3ヵ月予報で12月は、平年より寒い、
1月は平年並み、2月は平年より暖かいと聞いた。

静岡浅間神社には、来年の干支「ウサギ」が画かれ、
子供が沢山生まれるようにと仲良く夫婦のウサギが可愛く
画かれている。
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湖畔 
湖の東の空が茜色に染まると午前7時前になっていた。
夜更かしをしては起床時間が遅くなる。

昨日は、ミカン狩りに浜松方面に行き、
三ケ日ミカンを手土産に持ち帰った。

安いホテルに泊まった割には、バイキングも豪華だったが、
部屋に洗面所が無くて、大風呂の洗面所で歯磨き等をした。

師走にしては暖かく、コートを脱いで「鰻パイ」工場を見学したり、
湖周辺を散策して「ららぽーと」を一回りした後、
我家に向かった。

貧乏生で欲しかった物は何も買わず、お土産だけ持ち帰り、
今日から何時も通りの生活が始まった。

今日は、親友も留守で主人も今朝出かけたまま、
帰って来ないため、一体、何が起きたのか、
何をやっても手につかない。

彼は、疲れても寝不足でも加減をせず、
人に誘われゝば嫌とは言わない。

三ケ日の里は、山茶花がいっぱい咲き乱れて、
農家の方が作業用の車でミカンを積んでいた光景が
目に残っている。
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枯葉舞う ~②
今朝は、この冬一番といって良いほど冷え込みが強かった。
朝寝坊の私も珍しく5時半起床。

ご多分に漏れず「明日の夕方帰る。」彼から昨夜メールが届いた。
勿論、私が用事が有って連絡したので返信してくれたと思う。

三人の仏様にお線香をあげて、一人でのんびり朝食を摂り、
紅茶を飲んだ後、洗濯機が回っている間、お掃除を始めた。

風の音がひゅーひゅー音をたて、
玄関のドアーを開けた瞬間に枯葉が、かさかさ玄関に入ってきた。

澄んだ青空に雪化粧した富士が奇麗な姿で見え、
やっぱり冬の乾いた晴れの日に美しく目に映るのかも知れない。

どの部屋に居ても隙間風がすうすうして、
師走下旬の寒さを想像する。

あれをしなければ、これをしなければ焦るばかりで捗らない。
夕方、彼が機嫌よく帰って来ても顔も見たくなかった。

自由奔放で無類の旅行好きで、誘われゝば直ぐに旅に出てしまう。
こんな生活は何時まで続く訳が無い。

近所のお宅の庭も、畦道も丸くなった枯葉が散乱し、
これから長い冬が始まる。
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枯葉舞う ~ ①
雨上がりの昨日、6時半起床。
主人は既に起きていた。

物干し竿や樹木の枯葉に水滴がしがみつき、
奇麗だわ、目をやれば水滴も力尽きて地上に落ちてしまった。

午前7時、朝市に走って行き、
菊花やお野菜を少し買って来た。

その後、台所で片づけをしている間に彼が車で外出し、
夜になっても帰らない。

鞄が置いてあるので遅くても一泊で帰ると思う。
雪化粧した富士山の周りに白い帯状の雲がおおい、
山々周辺は何も見えなかった。

親友がお仕事の合間をみて気遣いしてくれ、感謝する。
彼女は、脂っこい物を食べて4キロ肥ったと反省をしていた。

銀杏の葉も、さくらんぼの葉も枯れ落ちて、冬って寂しい。
特に椿の花がどんどん散っていく光景は、余り好きではない。

枯れた葉が散るのは判るが、咲いていた椿の花が散るって儚すぎる。
咲いたばかりの花だもの、もう少し咲かせてあげたい。

暗い夜に、ぽたぽた散る白い椿、どんなに奇麗に咲いたって
散ってしまえば道行く人は誰も見向きもしない。
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大雪 
今日は、二十四節季の1つ大雪。
この日から冬至までの期間

大雪の期間の七十二候は、
初候 閉塞成冬(空 寒く、冬となる )天地の気が塞がって冬となる。
次候 熊蟄穴 (熊 穴に こもる)熊が冬眠の為に穴に隠れる。
末候 鮭魚群 (鮭の魚 むらがる)鮭が群がり川を上る。

暦は、時節よりも早め早めに進んでいる。
温暖な静岡に来て、雪が積もる事は余りない。

今朝から次女の引っ越しの荷物を隣のマンションまで
行ったり来たり、片付けの合間に買物に行って来た。

もうお正月用品も並んで本当に12月は慌ただしい。
引っ越しと言っても大切な物は本人が運ぶため、
私達は机や椅子、生活用品、ガスレンジ等を運んだのみ。

細かいお掃除は明日しても遅くはない。
明日は半日外出する予定だが、今月は外出予定が多い。

朝、晩、雨の予報でも雨も降らずに大体の用事が済み、
ほっとし、のんびりしている。


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短日に 
我家は、未だにお歳暮を贈っていない。
今冬、頂いたお歳暮は健康に気遣いしてくれる物が目立つ。

消毒液、薬用石鹸、薬温湯(温浴剤)を頂いただけでも、
昨年のお米、みかん、サラダ油、と比較しても
何となく食物が無くて寂しい。

私が送る場合は、相手のお宅の好物や喜ぶ生活用品を送りたい。
地方に送る時は、みかん等を送ってしまう。

今日も暖かな日差し恵まれ、冬用の下着類を纏めて洗濯をしておく。
不思議な事に、ミニトマトが取っても取っても出てくる。

青いトマトでも食卓に置けば自然に赤いミニトマトに熟し、
今でも料理に使っている。

金柑もたわゝに実り、もう少し経ったらもぎ取って
砂糖漬けにしてみよう。

脂っこい物ばかり食していたので私だけ菜粥を作り温まる。
青空の穏やかな天気も夜になれば、雨がぽつぽつ降り出し、
明日も雨になるかも知れない。

明日は、次女の洗濯機がくるため、
隣のマンションに三人で荷物を運ぶ予定になっている。


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暖かい日中
昨夜、宵っ張りをして入浴をしたのが深夜23時頃、
私が最後に入浴した時は既にお風呂も冷めていた。

何時も彼女、主人、私の順に入浴しているので
慣れていても、追い炊きしても湯の温度が低く暖まらない。

湯を抜いて沸かし直した方が暖かいし、
追い炊きするのも沸かすのも余り変わらない様な気がした。

沸かし直せば前に入浴した人に悪いと思い、
時間も遅い事もあり、シャワーをかけて早めに出た。

今朝は、町内の防災訓練で主人が集合時間より少し早く
出かけていた。

「今日は、訓練に出られません。」という方が、必ず居る為、
午前9時迄は家に留守番をし、その後少し訓練を見て来た。

昼は、主人と食事に行ったが、「お財布は有るけれど中身が無い。」と
彼から聞き、私が支払った。

「後日、おまけを付けて返す。」と言っている。所が彼は物忘れがひどく、
「覚えていない。」こんな時が数回あった。

自分の収納したヘルメットの置き場所も忘れて、バタバタ騒ぎ、
訓練が終わった後、物置に本人が置いた事が判り笑っていた。
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初冬の雷 
昨夜は、宵っ張りをして深夜1時に眠ったと思う。
風雨の強い夜だった。

今朝は、寝坊して7時起床。朝食の支度を済ませ、
小雨ふる今朝、可燃ゴミを出し走って家に戻った。

洗濯機が回っている間、朝食を摂りながら
今月の予定を話あっていた。

中旬に町内の旅行、下旬に東京へ用事がある主人は、
必ず一泊位はする事を判っていても黙って聞いていた。

日中は、殆ど雨が降っていたが急に雷が落ちたと思う程、
空を突き破るような落雷の音を聞いた。

何故、12月に雷が鳴るのだろう。
大陸から高気圧が張り出し23度の暖かさに喜んでいれば、
突風が吹いてくる。

東京では大雨が降った事をテレビで見たり、
日本中が大荒れの天候だった事を知った。

午後から浴室に檜の「すのこ」を引いたので
暖かい感じがする。その半面、
お掃除が少し大変になるかも知れない。

口うるさい彼とすごしても、
「ごめんなさい。」という言葉を使わない日は無い。

以前の私なら「謝れ!」と言われても意地を張っていたのに、
最近は、頑固な人に意地を張っても無駄な事と悟った。
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師走に入って 
昨日は、18度前後の暖かな薄日の差す午前10時前、
近隣市に外出をした。

何処の街に行っても活気がない。
既にミカンはたわゝに実って八百屋さんでは安く販売している。

青島ミカン、三ケ日ミカンが多く見られたが、
三ケ日ミカンは評判が良く、東京の大田市場からも
三ケ日ミカンの買い付けに来る。

昨日から早くも12月に入って町内行事が有り忙しい。
来年の農業の豊作を願うお祭りなど私の町内の一部しかないのに
役員さんの顔合わせ、来年行事の打ち合わせと用事が有る。

午後5時になれば真っ暗で携帯に電話すれば、
「建物の眼の前に来ている。」主人が迎えに来てくれた。

昨日とはうって変わり風の冷たい今朝、午前6時起床。

葉の間から山茶花の蕾がいっぱい顔を出し、
一片二片濃ピンクに咲きはじめた。

一歩外に出ればひゅーっと初冬の風がぶつかってくる。
買物帰りに犬の散歩をしていた知人と遠回りをし、
海風の冷たい畦道を通って我家に帰って来た。

師走の風は何となく気ぜわしく紅葉がかさかさ音をたて
枯葉となって四方八方に散っていく。
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