2026年04月の記事


思わぬ出来事
アパートを出るとクリーニング屋さん、
隣は郵便局、その前の細い通りは
車の往来が激しい。二軒隣にはスーパーが有った。

殆どの物が揃い、生活するうえで便利で
気に入って入居し十年以上住んで居たと思う。

四年前に静岡から何時も通り、此のアパートに
引越して来た時、全く人の住めない部屋に
なっていた。

上の階の老人が洗濯機の水を何日も零し続け、
私の部屋は水浸しだった。

天井は剥がれ落ち、水が沢山溜まり、
午前3時頃迄、その水を吸い取り歩けるように
お掃除して乾いたお布団の隙間で眠った。

二部屋共黴だらけで暫くお掃除を続け
倒れるように眠ったと思う。

電気製品は殆ど壊れ、来る日も来る日も
掃除片付けだけで一日があっという間に終わる。

4日目に80代の女性オーナーが挨拶に
顔を出してくれて
「身体に悪いので出て行って下さい!」

その冷たい言葉にショックを受け疲れが
増すばかりであった。

アパートかマンションを紹介してくれても
良いのに、、そう思いながら二人で住まいを
歩き回り探した。

伴侶が現在住んでいる集合住宅が気に入り、
強引に決めてしまった。

以前住んだアパートより家賃が高く、
入居条件も色々有ったが、自然がいっぱいの
丘の上の住宅が彼には一番気に入ったらしい。

何処へ行くにも長い坂道でお店一軒も無く、
私には不便な生活が嫌で堪らない。

彼は、私一人で便利な坂の上商店街に住むか?
そう言ってくれるが、迷ってばかりの
愚かな自分を見て

大きなハイビスカスが風に揺れ、笑っている。

カーテンの 揺れて明るき 窓際に 
ポピーの花の 開く音聞く。sakura
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