2009年06月の記事


さようなら六月 
 昨夜から本降りの雨が降っていた。
深夜、入浴した頃は雨音が大きくて「よく降るわ!」と思い、

降りしきる雨の音を聞きながらお布団に入り5分くらいで眠った。
今朝、蝉の鳴き声が雨の音と一緒に聞えた感じがする。

ぐっすり眠り寝坊して7時起床。
午前8時には、小降りになったものの隣の空き地に

工事関係者が6人くらい集まり、早速工事に取り掛かっていた。
2ヶ月近く工事を中断して、今頃に小雨が降る中で急ぐように

工事を進めている。午前8時から午後5時まで設計技師の方と
話合いながら、現場の方達は真剣に危険な工事をしていた。

厳しい経済状況の中、県職員や前県知事に夏のボーナスが支給された
ニュース、求人倍率が過去最低になり就職も難しい時期に心も重くなる。

表通りには、県知事選挙に立候補する人達が熱弁を語っている。
ぽつぽつ雨が降っている夕暮れ時、6月も数時間で終わろうとしている。
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 梅雨の晴れ間 
今日は、雨かと思いながら起きれば薄日が差していた。
3時間の睡眠で山の洗濯物を干し、

何とか最低限の家事をこなしていた。
愚かな私は、主人と一晩中喧嘩を続け、手足等が痛くて堪らない。

相手の方と旅行に行く事を悟った私は、彼の旅行を止めさせた。
彼はぐーぐーいびきをかいて眠っていたが妨害をして寝不足にさせ、

結局、旅行は中止になっても再び同じ事を繰り返す。
馬鹿な事をした私は自分で自分の身体をぼろぼろにしてしまった。

二人で居ても彼は怒らず寝不足で昼寝をしたり、普通に会話をしている。
しかし、PCで彼女とチャットを何度もしながら喜んでいる顔を見て

自分が情けなくて疲れるばかり。
お友達が、お野菜を持ってきて「馬鹿ね、相手にしないで放っておくのよ。」

もう二度と取っ組み合いの喧嘩はしないと心に誓っても許せなかった。
その反面、この人に何を言っても無駄な事だと諦める。
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 梅雨 
しとしと小雨がふっていた今朝、5時起床。
誰も起きていない早朝にPCを触った後、朝食の支度をした。

うっとうしい梅雨の雨は、風に流され斜めに降る感じがする。
淡いグリーンの四角い柿の周りを青葉が囲むように

雨に濡れて風にふわふわ揺れている。
昨日まで続いていた晴れの蒸し暑い日中を忘れるくらい

梅雨らしい雨が降っている。人は、昨日迄は暑い、暑いと言い、
雨が降れば、「雨に外出するのも嫌になっちゃう!」言いたくなる。

この雨の中を餌を探しているのか、雀が慌てた様子で飛んでいく。
鴎が四羽、水溜りに舞い降りてキイキイと賑やかに鳴き、

あっと言う間に消えてしまった。
夕方、ぱっと空が明るくなった頃、久しぶりにお友達に会いに行き、

久しぶりに笑った。雨上がりの水田は、青さが増し青々と美しく
「綺麗な色だわ。」と思っている間に空が暗くなりはじめる。

血潮紅葉の赤い葉は消え、青葉に色を変えて風にかさかさ音を立て、
季節は、6月も終わろうとしている。
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短夜に
外が明るくなった事を感じても、夜明けが早いので
再び、うとうと眠り続けて午前6時起床。

早朝に鳴くのは蝉だろうか、いいえ、蝉が梅雨に鳴く訳がない、
毎朝、不思議に思いながら小さな音を聞いた後目覚める。

家事を済ませた後、家具の移動をしたいと思い、
主人にも協力を依頼しても、彼は池の手入れに夢中になっていた。

今年、定年退職した主人の同級生は、
再就職をして其々の仕事をしている。

建設会社に再就職した方、養護学校校長として就職した方、
色々なお仕事をしている方がいるけれど、

主人の場合は「もう仕事はしたくない!」と早期退職をして
隠れるように暮している。人に迷惑をかけている訳ではなく、

正々堂々と暮せば良いと思う。次女が3連休でずっと自宅にいる為、
休日も余り、ゆっくりできずに気遣いする。

貴重な梅雨の晴れも数日続いたが、明日からは天気が崩れるとの事。
夕方には晴れの青空が消え、灰色の雲が広がり曇り空となる。
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 緑の大地
昨日の疲れが出たのか、ぐっすり眠り今朝7時起床。
その頃は、曇りでも晴れる気配がしていた。

午前8時過ぎには、太陽の眩しい青空が広がり
洗濯物が良く乾き、蒸し暑くなってきた。

二ヶ月くらい隣の空き地工事が中断していたが、2日前から
再び、基礎工事が始まり賑やかな音を立て

アパート建築工事が再開された。
以前のままの状態の溜まった濁り水はなくなり、

家を建てる事が判ったのでほっとする。
あれ程賑やかに鳴いていた蛙の声も隣の空き地から聞えなくなった。

初秋にはアパートが完成し、日当たりは悪くなっても
寂しがりの私には隣が賑やかになる事が嬉しい。

川の向こう岸に水田は有るけれど、緑色の苗が日増しに伸びた感じがする。
夕方の涼しい風にさらさら揺れ、鴨が二羽仲良く遊んでいる。

住宅がどんどん増えても自然がなくなる事はない。
川あり、山あり、海あり、川沿いには紫陽花がいっぱい咲き、

名も知らぬ花も咲いて散歩をすれば自然に出会える。
鉢植えのトマトも段々数が増え、収穫を楽しみにしている。
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椰子の実 
昨夜未明から大雨注意報が出ていた。
雨音が強くて賑やかな蛙の鳴き声も全く聞えなかった。

そんな中、ぐっすり眠り7時起床。
昨日の真夏日に窓を全部開けてあるため、一階に居れば冷んやりする。

半袖で過ごしていれば涼しいくらいで朝食の飲み物も
冷たい物から温かい物に変わった。

その天気も昼過ぎになれば晴れ、急いで洗濯を1回分だけ干す。
雨上がりの空気は清々しく、小鳥達のさえずりが聞える。

次女は二階で主人は居間で昼寝をしていたので、
夕食の下準備をして置く。

最近は、お友達のお宅にもご無沙汰して暫く会っていない。
午後4時半になれば中学校から「椰子の実」が聞こえてくる。

♪名も知らぬ 遠き島より流れ寄る 椰子の実ひとつ 
故郷の岸を離れて 汝はそも 波に幾月。 大中寅二作曲。島崎藤村作詞。

過去に引越しの多かった私に、「お前は椰子の実だな!」主人に
何度か笑われた事を思い出しながら、聞いていた椰子の実。

しかし、今の私は椰子の実ではなく一箇所に十年近く頑張っている。
彼も、この頃は椰子の実と言わなくなり、家でごろごろしている。
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南風 
しとしと梅雨の雨が降っていた今朝、
うとうと覚えていない夢を見ていた。

汗を沢山かいて朝寝坊して7時起床。
暗い空に飛行機が私の立っている頭上を南の方角へ飛んで行った。

6月5日、21日、22日と開港した静岡空港も12便が欠航。
昨日は16便のうち7便が欠航し、乗客は大混乱していた。

空港は、牧の原台地に作られたので霧がとても深い。
年間の就航率は、開港したばかりで下がっている。

昼前から急に晴れの天候になり、窓を全部開けて風通しをよくすれば、
梅雨が明けたような感じをうけて心地良かった。

気温はぐんぐん上がり真夏日になったが、風が強いため
暑さも気にならず、主婦として最低限の事はしていた。

柿の実も淡い緑色に少しずつ大きくなり、遠くに眼を向ければ
水田の青い苗がさざ波のようにさらさら揺れ、

涼しい風を胸いっぱいに吸って、近所の散歩から帰って来た。
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 短夜は眠い 
昨日から二十四節気のひとつ夏至になり、1年の中で昼間が最も長く
夜の短い日。日の出、日の入りの方角が最も北寄りになる。

北半球が夏至を迎える時は、南半球は冬至の日にあたる。
春夏の好きな私には、四季の中で一番好きな時節だが眠い。

最近、次女が日勤以外の日は、深夜3時頃まで起きている。
階段を昇ったり降りたり、居間で長電話をしている声が

眠っている私の耳に聞える。彼女と私は寝室が隣のため、
電灯の明かりが少し入って眼が覚めてしまい、寝不足のまま

起きられず今朝も7時起床。普通の親子のように何も言えない。
三十路の女性に「何処へ行くの?」等と誰も聞かないので

私生活は干渉せず、主人も自由奔放にさせ、私が留守の時は食事迄
彼が用意している。

梅雨らしい雨が降り続き、今日は大雨のため外出も出来なかった。
蒸し暑く雷も鳴っていたが、夕方には雨も止み空気が澄んでいる。

雨に濡れた茶畑だけが明るい緑色に雨粒が光って見える。
鬱陶しい梅雨空も、3日に一度くらい晴れてくれたら嬉しい。
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 言葉だけの贈り物 
暦を見れば今日は、「父の日」と載っている。
亡き父に何か好きな物を送ろうと思っても、

家も住む人も誰も居なくなってから送る事は出来ない。
何を送っても喜んでくれたけれど、年に一度は、必ずと言うほど

「お前に悪いけれど××円貸してくれないか!」私の社宅まで
金銭を借りに来ていた。

貸すといっても返す当て等ないので、働いた貯金から与えるだけの
私には、文句も言いたくなる時も有った。

しかし、高齢で食べる事にも大変な父をそのまま帰す事は出来ずに、
「これで当分の間、暮してね!」父の要求する金額よりは少ないと

思ったが、私にも生活費がなければ困る。
泊まった翌日に最寄の駅まで見送り、痩せ衰えた父の背中をみる度、

「頑張って長生きしてね。お父さん!」二人で顔が見えなくなる迄
何時までも手を振っていた。

12人兄妹の父の兄弟姉妹達は高齢で6人位は私も知っている。
その人達は、皆、裕福な暮らしをしていたが、父だけは運が悪かった。

でも、今では天国で幸福に暮らしていると思いたい。
「お前には世話になったな!」と父が言ってくれた言葉が嬉しかった。

「いいのよ、お父さん、育てゝくれて有難う!」今度は私が父に言った。
それから父の日のプレゼントは、言葉だけになってしまった。
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 お中元 
昨夜は、エアコンも扇風機もない二階は蒸し暑く、
そろそろ扇風機を買いたいと思いながら、うとうと眠ったと思う。

疲れが残っていたのか、ぐっすり眠り今朝は6時起床。
主人と朝食を済ませた後、明日からずっと天気が悪いので
洗濯やお布団を干して置く。

9時半過ぎに次女が帰宅し、主人とお喋りをしていた声が
二階まで聞えていた。

主人は、次女の卒業した高校のPTA,OBの役員を17年間も辞めずに
続け、「今年はPTA,OBの役員をどうしますか?」と

高校から手紙がくれば「今年も続けます。」と辞める気配もない。
殆どが遊ぶ事の多いPTAの集会で、今日も午後からボーリング大会、

今夜は、懇親会や飲み会と遊ぶ事ばかりの役員で楽しいのだと思う。
親戚のお宅からお中元が届いても、「後にすればいい。」放っておく。

確かにお中元は時期的に少し早く届いたと思うけれど、
主人の大切な長女のご主人のご両親宅から頂き、

私が心配をすれば「お前が責任を持って送ってくれるか。」等と
言われてしまった。以前は私もデパートから送った事もある。

お中元は、東海地方は7月上旬から15日が最適と思うので、
慌てずに、あちらのお宅で必用で喜ばれる物を送りたい。
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梅雨の晴れ間 
小鳥達のさえずりを聞きながら今朝、5時起床。
辺りが明るくなる4時前に一番、早く起きるのは雀だと知った。

今日は、近隣市のアパート前にレンガを並べた隙間に砂を混ぜる
作業の手伝いをし、午後7時半帰宅。

食事の支度が間に合わずに簡単な料理で済ませてしまった。
日中は、日差しが強く大きな麦わら帽子をかぶり、

紫外線予防対策をして汗を流しながら作業をしていた。
我家の室内のお掃除、炊事、洗濯、お布団干し等の家事も

完璧にできない状態になってしまい、自分の覚えたい事、
応募したい事もあり、毎日、日記を書く事は無理かも知れない。
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 お墓で泣いた日
お父さん、お母さん、長年会いに来ない親不幸を許してね!
立派な石塔も建て変えていないお墓で、私は両親に詫びた。

すると涙が止まらなくなり、声を出して泣き、
何時までも墓地に座ったまま泣き続けた。

二回り以上年の離れた、力のない両親の老後は、
事業の失敗で惨めな生活だった。

「××ちゃん、お家に帰ろう!」叔母さんに声をかけられ、
二人で従兄妹の待つ家に昔話をしながら歩いて帰った。

昔の東京は近所の人達が仲良くて楽しかったが、
高層ビル街になって知人も少なくなってしまった。

静かな地方暮らしに慣れた私には、
長年住んだ都会の人混みに疲れる感じがする反面、

賑やかで楽しいという気持が入り混じり、住めば都だと思った。
自然の美しい地方と賑やかで便利な都会、どちらもいい。

さようなら、お父さん、お母さん、又来るね!
私は車窓の中から、両親に別れを告げて今日、自宅に帰った。
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私だって。。。 
丁度、夕食時に「只今―!」主人が図々しく帰宅した。
機嫌が良く、「今度の日曜日にお芝居を観に行くか?」

返事もしない私に一人でお喋りをしていたが、
「私は、貴方のように汚れた人とは違うの。」

「私だって女です。貴方より素敵な人を探してやるわ。」
本当は、不倫等する事ができる性格ではないけれど、

文句の一つくらいは言いたかった。悔し涙を隠しながら言った。
「あんな女より、私の方がずっと可愛いわ!」等と

自分で自分を誉めて、その後文句は二度と言うまいと決めた。
正直いって主人等、何の魅力もない。

冷蔵庫が空になるまで何も買うなという人が、外で金銭を使う。
外の女性を失いたくないから無理をしていると思う。

「俺は幸せになる為に努力をしているんだ!」
この場合の幸せとは、外で時めく恋をする事を言っている。

こういう事を言う人を夫として尊敬できるはずがない。
結婚した時から裏切りばかりの人生だった。

それでも、彼が望んで一緒になった以上は再び
手を繋いで歩く日が来ると信じて待っていた。

愛って与えるものだと思ってきたが、それでは疲れてしまう。
私は、これからは自分の為の時間を作り、歩いて行きたい。
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 梅雨の雷
昨夜は、午後23時に寝室に行き家計簿を記帳していた。
午前0時には眠ったと思う。

カラスが餌を探して声を嗄らして鳴く声が聞えていた4時20分、
もっと眠っていたいと思っていたが、

次女が起きる気配がしたので、その数分前に起床。
6時に可燃ゴミを出しに表通りへ歩いて行く頃、

あの春を思い出すような肌寒さを感じた。
この風の冷やゝかさは二ヶ月前に逆戻りしたようで半袖では涼しい。

友達が待っているのに電話で謝罪して家にいた横着者の私。
丁度、友達の待ち合わせの時に、次女が午後3時半にタクシーで

出勤して行った。寝不足もあったが、池の金魚が一匹亡くなった
姿を見て哀れに思うと同時に、彼は何度も

弱い金魚が亡くなる度に買って来るが、育てる事は難しい。
今日のような日を梅雨寒というのか、突風が吹き荒れている。

大雨注意報も出て、遠雷の音を聞いた数分後に雷が鳴り、
雨が激しく降り始めている。
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青いトマト 
薄日が差す今朝、宵っ張りをした私は起きられず7時起床。
昨夜、PCの回りを整理していた主人は案の定、

朝食中にすーっと抜け出し車で黙って鞄だけを持って
家を出て行った。

ドジな私が気付いたのは、その20分後だったが、
次女は旅行に行った事を知っている。

私が、17日午後に出かける事を知っている彼は多分、明日帰ると思う。
今朝は何も手につかなかった位ショックだった。

時間が経つにつれ、電話がどんどんくる度対応に追われて
忙しさで何時もの病気が始まったと気楽に考えるようになる。

日中の殆どは晴れ間がなく、鬱陶しい曇り空に覆われていた。
涼しい潮風が吹いて洗濯物が良く乾き、トマト(キャンドルライト)も、

次々に小さな実を付けた事が嬉しい。
ホーム桃太郎トマトは、一個でも粒が大きく手に触れると青い香りが

手の平に残るほど真っ青で小さな木にしがみ付いている。
昨夜、「来月、お前を旅行に連れて行くから場所を決めておけ!」

彼が言った言葉を思い出し、彼の様な見せ掛けだけの夫と行きたくはない、
私は、そう心の中で呟いた。行っても楽しいはずがない。

彼は、青いトマトのまま幾つになっても赤く熟せない人、
普通の夫には、一生なれない人だとふと思った。
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 海岸 
薄日が差す今朝、寝坊して7時起床。
珍しく次女が早朝から日帰りで旅に出た事を知った。

家族に何も言わずに外出したので、「××は出かけたのかな。」
主人の言葉で気付いた。

あの年齢になれば家族に言いたくない旅もあると思う。
「昼食は、××へ食べに行こう。」彼が誘ってくれたので、

安いお店で昼食を済ませた。安い食事でも私には美味しく感じた。
帰りに車から降りて海岸を少し歩いた。

過しやすい気温で、浜辺を散歩している人達が増えてきたと
周りの人達に眼を配り、涼しい潮風を吸い深呼吸をする。

日曜日の為か、釣りを楽しんでいる人達も真剣な顔をして海釣りをしていた。
水色の空に水色の海、海って空気が澄み、とても心地よい。

東京の空に向かい、「近いうちに会いに行きます。待っていてね。」
亡き両親、元気でいる叔母に呟いた。

鴎がくるくる空を飛んで、きいきいと鳴いている。
潮の香りが漂う海を散歩して帰れば
時の流れは早く、午後4時になっていた。
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短夜 
昨夜は、次女が帰宅する午前2時まで浴衣を縫っていた。
その後PCを開けた頃は午前3時から4時になってしまい、

夜明けに眠る頃は、辺りがしらじらと明るくなっていたと思う。
私は、5時間の睡眠をとり10時に外出をし、帰れば12時前。

外出先で主人に会った時、「家まで乗せて行くよ!」聞かれたが
断り、一人でバスに乗りバス停から歩いて帰って来た。

深夜まで何処で誰と食事をしたのか、
何も教えぬ彼の車等に乗りたくはなかった。

主人も次女も、今月は、海外、又は国内旅行に行く感じがする。
しかし、二人共、隠しているので私としては仲間はずれな気持になる。

今日は、曇ったり晴れたりの過しやすい日中だった。
キャンドルライト、ホーム桃太郎、スィートトマトの3種類のトマトも

順調に育っている。ホーム桃太郎から真っ青なトマトが一個だけ、
しっかりと実を付けている。

こんな些細な事が嬉しくて青いトマトを撫でてしまった。
とっても涼しい潮風が吹いて水たまりに鴨が仲良く泳いでいる。
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かんぽの宿譲渡問題 
「政治の世界は、正義が通らない事もある。」鳩山総務相が言った言葉。
国民を守る政治家こそ、正義感が必用だと思いながら

ニュースに耳を傾けた。日本郵政の西川社長続投に反対をしていた問題は、
総務大臣が総理と話し合った結果、この問題にけじめをつける形で

辞表を提出し、総理がこれを受理した。
以前から鳩山総務相と麻生総理は仲が良かったように見えたが、

日本郵政の問題で麻生総理を支えていた有力者が又、内閣を去る。
衆院選を控え、総理の求心力が更に低下すると思う。

私には、どこの政党が良いか等と全く判らない。
今朝は、不燃物を分別して公民館まで出す為に忙しかった。

梅雨の晴れ間の太陽は眩しく、ぎらぎら輝き蒸し暑かった。
肩まで伸びた髪をアップして束ね、汗をかきながら外を歩いた。

田園から緑の風がすうすう吹いて長閑な光景の場所を通り、
我家に戻って来た頃は、午前8時半になっていた。

そして今、主人は行く先も告げず「飲み会に行って来る!」お酒の弱い彼は、
自転車で出かけたが、誰かと連絡を取り合っていた。

買物から帰った時、彼の自転車と丁度ぶつかったので、
「いってらっしゃい!」行く先も何も聞かずに笑顔で見送った。
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梅雨の晴れ間 
昨夜の雨は、ざあざあと激しく降り続き雨音で熟睡できなかった。
今朝も寝坊をして7時起床。

雨は止み曇り空の朝を迎えたが、時間が経つにつれ
太陽が顔を出し予報がはずれて本当に嬉しかった。

溜まった洗濯物を回しながら家事をして呑びりできたお陰で
昨日の疲れが取れた感じで身体が軽い。

珍しく主人と二人で過ごした日中は、
半日が池の濁り水を丁寧にすくいながら水槽を綺麗にする

作業をして終わってしまった。
青空に富士山が薄っすらと見えるが山頂の雪も少し残っている。

田植えの後の水田は緑一色に明るく、風にそよそよ揺れて、
桜並木の青葉が少し枯れはじめている。

雨上がりの風景を見れば気持まで清々しくなる。
川の傍の涌き水もさらさら流れ、手に触れゝば冷たくて美味しい。

少し山奥の川へ行けば、夜、蛍が飛び交う時節、
この梅雨も、じめじめして嫌だと思っている間に駆け足で過ぎ、

暑さの厳しい夏はあっという間にやってくると思う。
今月は、外出が多いので時が過ぎるのも早く感じると思う。
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 季節はずれの秋桜
今朝、寝坊して7時起床した頃は雲っていた。
その1時間後、急に激しい雨が降り始めてきたと思えば、

再び雨は止み灰色の曇り空と化した。
昨日は午前中、今日は午後からある仕事の手伝いに行ってきた。

午後5時過ぎに帰ろうとすれば、暖かく湿った空気が漂い、
気圧の谷が迫っているのだろうか、くらくらしてくる。

雨が降る前は、本当に鬱陶しい。
東海地方は、昨日梅雨入りしたとの事。

道路を歩きながら周りの景色を見ても、灰色以外に何も見えない。
只、初夏にピンクや白の秋桜が咲いている光景をみる度に、

何故、秋のお花が咲いているのか、何時も不思議に思う。
何処へ行っても色鮮やかな紫陽花ばかりが目に付くのは判る。

紫陽花は6月を代表するお花、雨に濡れればいっそう引き立つお花。
ちょっと疲れているけれど夕食の支度に掛かる。

これから1ヶ月以上、雨降りが続くのだから雨と仲良く付き合って
いかなければならない。

人は我儘で雨が続けば嫌になり、梅雨明けして真夏の暑さがくれば、
暑さが嫌になる。私もその中の一人かも知れない。
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時を待つ
狭い家なので深夜1時45分に家族が仕事から帰宅した音、
電話の話し声、階段を走って昇る音、

そして私の寝室の隣部屋に入り襖を開けたまま話す携帯電話の音。
その音は、知らぬ間に聞えなくなり再び眠った。

短日は、もう夜が明けたと思っても時計は午前4時。
カーテンの外は明るいけれど又、眠る。

小鳥達のさえずり、表通りの車の音、
近所の人達の話声で目覚めれば、時計は午前6時になっていた。

短夜は、ぐっすり眠れぬまま朝を迎えてしまう。
昼食後、眠くなるのは睡眠不足かと思う。

昨日、遊んできた主人は朝も起きられず日中も昼寝をしている。
彼に、何処で誰と会っているのか問い詰めたい。

しかし、次女が戻ったこの二年間、主人の傍に近寄る事も
問い詰める事もできない。「お父さん、牛乳を買って来て!」「うん」

主人は夫では無くなり、愛のない夫婦であり次女の父だけの人になる。
私は、一体何なのだろうと自分の立場がつまらない存在だと思う。

こんな時、主人も外の人に相手にされなくなれば戻る場所は家庭、
次女が嫁げば、私と二人の生活になるかも知れない。

その時まで私が静観していれば、二人で一からやり直す時がくる。
其れまで色々な人と接し、自分を見つめ直して生き甲斐を持って暮したい。
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 23才初夏の事 
好景気が続いていた昭和50年代、景気に陰りが出始めた
中小企業、商店も出てきた頃だった。

その頃の母は、病気の合併症が出て外出もできず、
真っ青な顔をして痩せ細っていた。

父も高齢の身で一所懸命働いても、相変わらず生活は苦しかった。
そこで両親は、家を建て直す為に私の人生を変えてしまった。

私は苦しかった。両親も影で泣くほど苦しい選択をしたと思う。
その時、どんな環境の中にいても耐えれば笑える日がくると信じていた。

辛い事ばかりじゃない、楽しい事もあると自分に言い聞かせていた。
23才と言えば友達は、自由に楽しく遊んだり恋人と交際したり、
一番、楽しい年頃。

しかし、私は23才には二度と戻りたくない。
あの頃は、両親が大嫌いだった。年月が経てば憎しみも薄れて

今では、哀れな両親に天国で幸福になって貰いたいと思う。
お盆がくる前の今月、お墓参りに行きたいとふと考えた。

どんな親でも、子供の可愛くない親は居ない。
私を産み育てゝくれた親だから、私の幸福を願っていたと思いたい。

お父さん、お母さん、会える日まで約束は出来ないけれど、
きっと会いに行くから待っていて下さいね。と夕方の空に誓う。
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清々しい晴れ 
昨夜は、次女が起きない為深夜23時30分に起こし、
主人が23時47分に車で職場まで送って行った。

往復15分の道を主人は、午前0時半を過ぎても帰らないので
私は起きていられず眠ってしまった。

今朝は、船の汽笛の音が聞こえた早朝午前4時起床。
次女が帰宅すればPCも自由に使ってはいられない。

多弁で日記を書いている意味さえ判らなくなる。
主人は6時を過ぎても起きてこない。

今朝は、6時前から貴重な晴れ間が顔を出し、
洗濯物が溜まっているので洗濯器を回している間、

PCをしながら朝食の支度を済ませる。
雀達の鳴き声、きいきいと賑やかな鴎の鳴き声が聞える。

今日は、家事を済ませたら用足しに外出する予定になっている。
暑くもなく肌寒くもなく丁度過しやすい清々しい朝となる。

3種類のトマト、茄子等にたっぷりと水をあげて
天気の良い水温の高い日には、元気の良い金魚達の様子を見る。
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ホタル 
昨夜も夜更かしをして今朝、寝坊をし7時半起床。
曇り空の午前中、友達三人で小高い山を登り町内の温泉ホテルに

ランチを食べに行き、時々晴れ間の差す中を駅まで歩き、
そこで一人だけ自宅へ帰って行った。

雨上がりの森林の下り坂を歩いた時、
青葉の隙間から太陽が顔を出し、海の色も灰色から薄水色に変わり、

久しぶりに海は光り輝いていた。
午前11時から午後2時までの短時間のあっと言う間のひと時、

「短い時間ね。又来ましょう!」と
別れて自宅に帰れば3時になっていた。

私は洗濯器が回っている間、買物に行き、
我家に戻れば雨水を含んだ桜並木の樹木が濃緑に立ち並び、

田植えが終わった水田は緑色と化して清々しい光景だった。
もう色々な町でホタル祭りが開かれている。

水の澄んだ綺麗な川に生息するというホタル。
でも養殖が多いのではと自分で勝手な判断をする。

♪遣り水さらさら 蛍が飛び交う 闇を走って貴方に会いに行く。
蛍が飛び交うなか、浴衣を来て下駄を履いて歩いた思い出が有る。
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 芒種 
今日は、二十四節気のひとつ芒種。
稲や麦等の「のぎ」のある穀物の種を蒔いたり苗を植えつける意味。

既に梅雨入りしたといってもおかしくないほど雨が降り続け、
山々も海も雨に霞んで何も見えない。

昨夜は、ぽつぽつ静かに降っていた雨、
今朝は、夕立のように激っていた雨。

そして今も、雨の中を餌を求めて雀達が飛び回っている。
小鳥達も命がけで生きている事を眼で知った。

水無月の「無」は神無月の「な」と同じく「の」にあたる
連体助詞「な」で「水の月」という意味との事。

陰暦6月は、田に水を引く月である事から水無月と言われるようになった。
有名な気象予報士が、梅雨入りは6月11日頃になると

テレビで放送していたが、その日は丁度「入梅」と暦に載っていた。
入梅は雑節のひとつだと思う。

春から夏の好きな私も、雨ばかり降れば鬱陶しくて晴れ間が恋しくなる。
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 静岡空港開港
昨夜は、夕食後次女に電話が掛かってきて話す事4時間以上。
私の部屋の隣の襖を開けたまま寝ている彼女も、

この時ばかりは襖を閉めて話していた。
深夜0時を過ぎても続いていたので私は起きて居られず

眠ってしまった。そして今朝も、主人が外出すれば再び電話で
話していた。

人の事を詮索してはいけないと思い静観している。
どんなに隠しても、海外に行く支度が空き部屋に用意して有る。

最近は、日勤が少なく準夜勤が多いので週に4日は家で主人に
話しかけている。私は、何かを覚えなければと焦ってしまう。

主人は、仕事等しなくても家事、アパートの管理、
事務をしてくれれば十分だから、

暇な時間に自分の習いたい事をしたり、歯科に通ったりすればいいと
言ってくれる。私達は、秋から冬の間、遠隔地に住む約束をしている。

遠隔地に短期間住むと言う事は彼が決めた事。
私は、戸惑い、不安でいっぱいだったが主人と一緒に暮らそうと思う。

今日も、彼は庭造りや池のお魚達の世話をしながら楽しんでいる。
残念ながら柿の実がぱらぱら落ちはじめていた。

静岡空港が開港になったが、辞めると発表していた県知事が何故か、
再び、県知事選に立候補を勧められている。私には判らない。
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柿の実
昨夜は、PCを使用する居間に三人で座っている事が苦痛で
入浴もせず珍しく早寝をしてしまった。

今朝は5時起床。曇り空の過しやすい気温だった。
夏日が続いていたので涼しい感じがする。

鉢植えトマトの3種類に黄色い可愛い花が咲き、
茄子も何とか育ちそうな気がするけれど、

農業の経験も全くない私は、野菜やお花を育てるのが上達しない。
小さな柿の木もぐんと伸びて、花から緑色の柿の実が付いていた。

うわー嬉しい!柿の可愛い実がしっかりと30個くらい出た事が
とても嬉しくて思わず手で撫でてしまった。

狭い庭でも、お野菜や果実が育ち、手作りの池にメダカや金魚が
すいすい泳いでいる。卵から孵化したメダカか金魚の子も育っている。

灰色の空に更に黒い雲が流れて山々も富士も何も見えない。
はぐれたのか、鴎が一羽あちらこちら飛びまわっていた。

午後5時、遂に土砂降りの雨が降り出し、
遠くに眼を向ければ、田園の方から緑の風がすうっと吹いた。
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 清流を昇って 
5月31日、6月1日は、用事を兼ねて東京へ行き、
神奈川に一泊して昨日の午後8時に帰宅した。

時間はたっぷり有ったので湯河原駅から奥湯河原、不動滝行き
バスで12分乗って落合橋下車し、千歳川から万葉公園を歩いた。

行く先々に階段が作られて石の階段、木の階段、コンクリートの
坂道等を登ったが、スニーカーを履いて昇る人が多く見られた。

うっそうと茂る樫、椎の木からこぼれる陽光、川のせせらぎ、
野鳥のさえずり、勢いよく落ちる滝の音、森と水の素敵な公園だった。

私は、清く澄んだ川の水に両手を入れて少し遊んだ。
万葉集の中でただ一つの出湯を詠った歌碑、国木田独歩碑等がある。

私は、歩きにくい靴を履いていたので全部周らずに途中で降りてきた。
緑いっぱいの森、冷たい水、波しぶきの強さにも魅せられた。

何もかもを忘れさせてくれた自然の美しさ、流れる汗も飛ぶほど
冷んやり涼しい森林に胸が洗われた。

私の住んでいる町から其れほど遠くは無い場所に
緑溢れた森林があった事を今更知った。

この町から近い場所に旧箱根街道があり、ハイキングコースになっている。
今日も汗ばむほどの日中になり、今でも千歳川清流の余韻が残っている。
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