2010年01月の記事


 さようなら睦月
今月も数時間で終わろうとしている。
この1月はPCに向かう時間が確かに多かった。

私は、PCで書く事が沢山あるのにHPに時間を費やして、
主人は、朝、昼、夜の少しの間、チャットをする位だった。

彼のメル友は数え切れないほど居て楽しそうに話、
話しが合えば会って旅行に行ってしまう性格である。

沖縄に来ても生活を楽しんでいる。
私は、チャットは臆病で出来ない。

もしかしたら、今夜から少しの間、一人になるかも知れない。
今月は、家事が少ないため、PCに向かう時間もかなりあった。

でも、最近は深夜までPCと家事の両立に疲れてしまった。
2月から、日記も休む日が多いと思う。

自由奔放な彼は、2月4日に帰るとメールがきた。
長い人生のほんの一部だから好きにすればいい。

この1月は、こんな生活でも私にとっては幸せだった。
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汗ばむ日中
曇り空の日中だったが、用事を兼ねて外出をした。
外出先で住所、電話番号を記入する欄があり、

自分の住所が判らなくて書けず、電話もかけた事がないので
記入できなかった。

何処に引っ越してもこんな経験は一度も無く、
恥ずかしくて顔が真っ赤になってしまった。

住まいに帰れば「グランドゴルフ大会に出る為住所を教えてくれ!」と主人から
午後1時半にメールが入っていたので3時間後に返事をした。

この街にずっと住むと思っていない為、覚えないのだと思う。
外を歩いていれば汗ばむ気温で住まいに戻ればアイスクリームを
食べてしまった。

外出先で気になった事は、産まれつき小児麻痺の赤ちゃんに
通りがかりの主婦が、「可哀そうね。」と呟いた。

その瞬間、赤ちゃんの母が「可哀そうじゃありません!」と
凄い見幕で怒っていた光景を見て、私ははっとした。

このお母さんは、自分の愛児を健康な子と同じに思い
病気を必ず治して元気にしようと思い育てゝいる。そして

同情されるのが嫌で立派な子供に育てようと頑張っている。。。
「可哀そうね。」という言葉を知らない人に、
赤ちゃんの母は、惨めで悔しかったと思う。

午後6時を過ぎても外が明るくて、ビルの所々に電灯が点き始めた。
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小菊を見つけた     
二日ぶりで登った坂道は、私の足には重く感じた。
お花屋さんで小菊を見た時、一瞬はっとした。

静岡には小菊を作っている農家が沢山あるので、
懐かしくて少し見取れてしまった。

曇ったり薄日がさしたり小雨がぱらぱら降ったりと、
くるくる変わる天候になる。

生活上、一番困るのは水道水の匂いが強くて飲むと
お腹を壊す場合もあるので、
5リットルのお水を安く買って持ち帰れば汗をかいてしまう。

国際通りまで行けば、イオンカードで3リットル無料で
主人が頂いて来るが、帰るまで待っていられずにスーパーに行って来た。

私が歩いている頭の上をモノレールが通っていく。
那覇市は、電車が無くてモノレール、バス、
タクシーの乗り物だけで外出をする以外に方法はない。

主人は、少し高価でも自転車を購入して何処に行くにも
自転車を利用している。

私は、歩いて行ける距離は歩き、バスやモノレールを
利用している。
もう、午後6時になっても外は明るく日没が遅い。
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南の島に降る雨 
今朝は、7時過ぎに太陽が顔を出し明るい日差しが降り注ぎ、
午後から横なぐりの雨がふる事等信じられない位だった。

午後2時に張り切って自転車でグランドゴルフに出かけた主人が、
「この雨では中止だ。」30分後に戻って来た。

少し冬めいた風が吹き、音もなく静かに降る絹ごしのような雨。
午前も午後もスポーツをする主人も、

毎週のように、「ふらついたから急いで蜜柑を食べたら治った。」
低血糖発作を起こすようになったので
飴を持たせて外出するように、一袋飴を手渡した。

最近は、PCが動かないので不要なプログラムの削除、クリーンアップ、
最適化等のお掃除をしていた。

沖縄に来て2ヶ月経つが、主人が外出しない日は二日位で、
殆ど外出をしていた。恐らく今夜は外出をする予感がする。

雨に濡れた雑木林も灰色に見え、青葉が雨にけむって見えない。
南の島に降る雨は、東海地方で言えば晩秋の頃に降る雨と似ている。

確定申告をしたり町内役員の引継ぎも有るので、残す所、
一ヶ月で我家に帰る予定になっているが、
心細いと思っていた沖縄の生活も過ぎれば短かゝったと思う。

残りの一ヶ月を有意義に過したい。孤独な面は有っても、気楽に暮せた事を
感謝の気持を忘れずに生活をしたい。
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 青空に感謝 
昨夜は午後10時過ぎにソファーに眠ってしまい、
気が付けば午前0時前後になっていた。

明けて今朝、太陽の眩しい晴れの青空が顔を出し、
洗濯器が回っている間、朝食を済ませた。

主人に、「もうあのお店には、2回行っているのだから止めてね。」
すると、「他のお店は皆、正しい販売をしているのだから不正な行為は駄目だ。」

主人が一度買物に行ったお店だが、総額表示価格を違反している事を
直さなければ、税務署に注意して貰うと言っていた。

明日迄に改めなければ注意をする為に行くという。
そのお店の方は、確かに悪い事をしているが、

恐らく生活が苦しいから、そうしなければ経営が大変なのではと、
私は同情をしたが、私の意見が間違っているので
聞く耳を持たない。

この真冬に天気予報を聞けば、紫外線予報が出ているので、
思わず笑ってしまった。

今日は、隣街まで雑貨用品を購入し、貧乏性で洋服や腕時計も
壊れているのに買えずに帰って来た。

那覇市に来て暖かいので運動した成果が出たのか、
体重が55キロまで太ったが50キロに減っていた。

これからは、ベスト体重の40キロ(最悪でも45キロ)に減らしたい。
那覇市も新型インフルエンザが流行っているので
主人に混雑する中ではマスクの着用を勧めても絶対にしない。

晴れも明日迄なので明日は、どこかへ外出したいと計画している。
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 霧雨 
平成15年に改正された商品の価格法が間違っていると、
買物に行った主人は、店主に注意をしてきた。

住まいに戻れば「お宅の商売は総額表示表違反をしている!」
そして、こんな商売は消費者を騙す行為をしている為、

お宅様が、表示価格を騙す行為を止めないのならば
罰則はないが、訴えますよ。

税込みと書いて売るか、価格を偽って売るのか、
改めないならば2日間は猶予を与えます!と、

電話をかけていた。普通の人ならば表示価格が違っていても、
何も言わずに買っていると思う。

どこのお店に行っても間違った行為をしていれば直ぐ注意をする。
正しい事を言って恨まれるだけなのにと、
私は、誰にでも注意をする主人の役人根性にびくびくして聞いていた。

法律に違反する商売は許せないと言う点は、正義感があると思う。
でも、家庭生活では、法律違反をしているのにと黙って聞いていた。

お水を一滴でも落とせば口うるさく怒り、
冷蔵庫にお肉もお魚もないのに、「冷蔵庫は一日分だけ保管すればいい。」
細かくて口うるさい。

今日は、朝から音もなく霧雨が降っている。
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薄っすらと青く
午前6時前に車の音、モノレールの音で目覚めた。
空は真っ暗で街の灯りだけが明るかった。

夜明けが遅いのでもう少し眠り7時に起床。
少し明るくなり7時になれば朝がきたと言う感じになる。

今頃の東海地方なら午前6時には少し明るい。
随分、南西に来た事を再認識し、
遠くに見える首里城へ向かう雑木林を時々見る。

この頃はまた曇り空が続き、青空が恋しくて洗濯物を干しながら
雨よ降らないでね、薄っすらでもいいから青い空を運んでね、
暗い雲に語った。

すると午前9時頃から薄っすらと青空が少し顔を出し、
予報がはずれて嬉しくなってしまう。

今日は、近くのスーパーではなく国際通りまで歩いて
物価の安い八百屋さんで今冬初めて苺を買った。

ごちゃごちゃした小さなお土産売場が並んで時々八百屋さんが
有り、蜜柑や苺はスーパーの半額で売っている。

昼下がりになれば再び灰色の空と化し、急ぎ足で坂道を登って
住まいに帰れば懐かしい叔母から手紙が他の郵便物と入っていた。

美人の叔母も13年で随分年をとったと同封された写真を見て
泣き黒子のある年相応の美しさは変わらないと。。。。

夕方になっても風もない穏やかな空気が漂う那覇の街に、
毎日のようにパトカーがサイレンを鳴らして通って行く。
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 全日空発信
成田から空輸されていた航空貨物を今月26日から
那覇空港を拠点として、運ばれる事を知った。

日本とアジアの8路線を結び、
深夜に沖縄に貨物を運び行き、仕分けしたあと翌朝、再び
各地に配送するという日本初の本格的なハブ事業との事。

全日空社長は、沖縄にとってもメリットがあると述べていた。
沖縄の代表の方は、沖縄の心、沖縄の知恵、
沖縄の美徳を絶対に忘れないで欲しいと言っていた。

初めて耳にした事で私には難しくて判らない。
普天間基地で飛行機の騒音がうるさくて大変だと
言っている時に、航空貨物を運ぶにも飛行機の騒音は大丈夫だろうか。

2007年に県と全日空が合意した事も全く知らなかった。
色々な意味で沖縄の景気が良くなって貰いたい。

児童が日本で一番多いのに、保育園に入れない待機児童が一番多い。
今日も、曇り空のうっとうしい天候になる。
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梅の香り
日本中が晴れているのに、沖縄だけは天気がぐずついている。
気圧の谷の関係でこれからも曇りや小雨の日が続く。

一級河川はなく、大きな山もないので花粉が飛ばない為、
花粉症の重い主人は喜んで沖縄に来る事を選んだ。

台風の上陸が多い為か東海地方のように瓦屋根のお宅は滅多に見ない。
この那覇市は沖縄の中心部なので何処に行っても
ビルばかりが目立つ。

従って少し中心部を離れなければ自然の光景は見えない。
静岡ならもう梅が咲きはじめて、かぐわしい香りを漂わせて
いると思う。

梅祭りは毎年のように見ているが、南国には梅は見えない。
香りが強い梅の花を見れば春がそこまできていると
何と無く嬉しくなるもの。

あの飛行機が、南国まで梅の香りを運んでくれたら、
無理だわ、香りが届くわけがない。

私は、何時どこに居ても午後2時40分前後になれば、
空を見上げて静岡空港から那覇空港に着く飛行機を見つめている。

静岡には静岡の良さが、那覇には那覇の良さがある
♪ 春の湯島に散る梅の 香り届かぬ儚さを
泣けば枯れます 命の花が。

私は、3回目に出場した喉自慢大会で歌った歌を口ずさんだ。
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冬の向日葵 
昨日の気温に続き、今日も24度の蒸し暑さ。
天気は、曇ったり、小雨がぱらついたりのぐずついた空模様になる。

北中城村では、この真冬に30万本の向日葵が見頃を
迎えて、家族連れや観光客が訪れている。

同村では、村おこしにつなげようと向日葵祭りを開催している。
やっぱり向日葵は、夏に似合うお花だと私は思う。

ソメイヨシノも、南から咲きはじめるが、
ヒカンザクラは北から南にと南下してくると聞いた。

街の公園に行けば2月にはヒカンザクラが咲くと思うので、
主人のデジカメを借りて撮ろうと楽しみにしている。

これから主人のグランドゴルフ用器具が届くので、
午後からずっと待っている。

音もなく降る雨、沖縄の雨はざーっと降らずに何時も
しとしと静かに降っている。
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大寒 
この23度もある暑さのなか、外出をして来た。
ボブカットが伸び放題で見っとも無いと
ずっと前から美容院を探していた。

二つ先の駅の近くに広くて明るい感じのお店を探し、
カットして貰ったらなんとなく気分も爽快になる。

明日からずっと天候が悪くなると聞き、
沖縄も気温差が割りと大きいと思う。

この街は、高卒の就職率が34、6%、大卒が23%内定と聞き、
不況は、本土よりもひどいのではと思った。

タクシーも静岡の基本料金より170円も安い。
私が午後5時過ぎに帰宅し、主人が6時半に帰宅した。

昨日釣ったお魚(ユダヤー、アッチン)を天ぷらに揚げたら
とても美味しかったが、一匹ずつ裁くのに1時間半もかかった。

最近は、晴れの日が続いたので釣ったお魚と、お豆腐屋さんの
作りたてのお豆腐等を冷奴やステーキにして食していた。

汗ばむほどの大寒の日を過し、静岡からきた便りを読んだが、
次女は一通も私の名さえ書かず、主人だけに様子を書いていた。

父娘には、私の入る隙間もない。親子だから仕方がない。
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 春まだ遠い
今朝から、暖かな日差しが降り注いでいた。
主人はゲートボールに行き、
私は、家事を済ませて買物に行って来た。

主人は、昨日釣ったお魚四匹を食べてお腹を壊しても
午後から元気に釣りに行った。

ガーラというお魚を料理する頃は未だ動いていたので
私にはお魚を切り刻む事は出来なかった。

コチは、前に釣ったが口が大きくて目も恐い感じがして
図々しい姿をしているが油がのっている。

汚れた感じのする川にもお魚が生きているのだから
川にゴミ等を投げないで貰いたいと思う。

最高気温が20度迄上がり暖かいので街を散歩して来た。
東海地方で言えば、四月のような風が吹き、
春がきた錯覚を起こしてしまう。

南国とはいえ、まだまだ春は遠い。緋寒桜の開花情報を聞けば、
何度も見ている河津桜を思い出してしまった。

南伊豆の青野川沿いに咲く河津桜、そして緋寒桜、
なんと風流で長閑な風景だろうか。
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誰も一人では生きられない 
昨夜、夕食後に主人が自転車で「電池を買って来る。」と
午後9時に外出し、10時半に帰宅した。

自転車で隣の街まで行くのは危険だと思いながら、
反対等すれば「うるさい事を言うと引っ越すぞ。」脅かすので
何も言わずに見送った。

深夜0時頃彼がコーヒーを飲んだり、
入浴時間が遅かった為に午前1時半過ぎ迄起きていた。

我儘な性格で外の人達には特別に親切にする、本当の優しさはない。
亡き奥様も心身共に疲れきって病死したと聞いている。

眠っている彼に、「貴方と暮せる人はいないわ。」
そして「私は、貴方と暮す事に疲れちゃった。」聞えない様に
文句を言った。

その後、長女と主人は何故、仲が良いのだろうかと考えた。
長女は、上手く父親を誉めて会話を合わせて細かい点に気がつく。

それに比べて私はなんて心が未熟なのかと恥ずかしく思う。
彼が帰ったらこの人は何を考えているのか、先を読まなければ
上手くは暮せないと自分なりに思った。

晴れの日中、坂道を登って国際通りまで歩き、1日分だけの
買物をして汗をかきながら小走りに帰って来た
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 晴れの日差し 
今朝は、太陽の眩しい晴れの日差しが
ぎらぎらと輝き、すっきり晴れる日が少なかったので
喜んでしまった。

東京の気温を見れば低いので晴れても風が冷たそうに感じた。
沖縄は、気温も上がって20度も有るので
コートを脱いで外に外出できる。

静岡の親友に電話をして様子を聞いた所、
晴れても海風が冷たいと言っていた。

沖縄も天気がいいので昨日釣りに行った主人は20センチ位の
お魚を持ち帰り、「今日はもっと大きい魚を釣るぞ。」と
一人で張り切っていた。

頑固な私は、何を言っても一切無視をして家事をしている。
南国は、既に午後6時になっても日没が遅くて明るい。

静岡に比べれば随分、南にあるので日の出、日の入りも時間差がある。
本当に思い切って遠くに来てしまった。

それでも、寒い冬に暖かい南国に居られる事は幸せだと思う。
幸せの代わりには孤独が必ず付きまとっている。

主人は、二階の不動産屋さんに行き、蜜柑のお裾分けをしたり、
知らぬ人は裕福そうに見ているが、そんな事はない。

他人の芝生は良く見えるという言葉がぴったり当たっている。
幸せ、不幸せなんて、私だけが知っている事だから。
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私は悪妻 
昨夜、主人が帰宅し夕食を済ませた後、早めに入浴をしていた。
私は、台所に行く為に彼のPCの前を通る。

滅多に見ないのにPCが開けてあり、旅行の時間を刻銘に書いてあった。
そこを通った時、丁度宿泊先のホテル名が記載されていた。

それを見た時、気が動転して悲しくてベランダに出て泣いた。
素敵なホテルに泊まって贅沢な物を食べて好きな人と一緒に

二晩も過すなんて余りにも悔しくて言葉も出ず黙って一夜を過した。
口に出せば喧嘩になるので深夜2時頃まで眠れなかった。

夫婦でも彼のPCを見てはいけない事は判っているが、
丁度通る場所にPCがありトラベルの時刻表が見えてしまった。

私は、悪い事をしてしまった悪妻である、
悲しさと、自分のした事の後悔で情けなくなってしまった。

昨夜も今朝も、自宅で食事をしたので昼食も用意して待っていた。
しかし、午後1時半を過ぎても帰らないので
私もスーパーに外出をした。

その後30分くらいで住まいに帰れば彼が戻り食事をしていた。
食事が済めば再び住まいを出てしまう。

このマンションにいる時は、食事時間と眠る時だけになっている。
「文句を言うなら俺は出ていくぞ。」という言葉が出たので、

外の方のマンションに住みたいのかと思った。今でも外の方から
いたずら電話が掛かってきた。私が出ると何時も切ってしまう。

この電話は、相手のナンバーも出ないので電話が鳴る前に切る事はない。
今日は、晴れて静岡の早春のような少し冷たい風が吹いている。
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方言 
スーパー店内で咳をして風邪をひいている方に、
傍に居た知り合いの方が、「でぇ~じねえ。」と言葉をかけていた。

不動産事務所の方に聞いたら、「大変ですね。」という言葉らしい。
こういう短い言葉だけなら判る。

しかし、長い会話になれば全く判らない。
若い方は、標準語で話しかけても余り変わらないが、

中高年、特にお年寄りの会話は全く判らない。
でも、言葉の響きは優しい感じがする。

昨日は、最高気温が13度でこの街に住んでいる人は
寒いと言っていた。

静岡ならば12月上旬並みの気温だが、
暖かさに慣れた人には寒いと思う。

寒さは、何処の土地へ行っても慣れだと思う。
このマンションには、暖房はなく、薄い夏布団が一枚あるだけ。

火の気のない洋間のため、毛布を買って使用している。
昼下がりから青空になっても日差しは弱い。

午後6時まで明るいので外出しても日が短いとは思わない。
明日からずっと晴れの予報になる為、ほっとした。

北国の冬は大雪で苦労し、南国の夏は猛暑や台風で苦労し、
日本の季節は上手くできている。
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冷たい人 
もしかして静岡の女性が沖縄に来ているかもと、
主人の毎日の行動で不信を抱いていた予感が当たってしまった。

強風が吹き荒れる日に、まさか彼女と旅行に行くとは、
メールを見た私はショックで食事も喉を通らなかった。

一晩経てば、何時もの病気が始まったと思い、
どうせ、シワだらけの主人等、遊びも時間の問題だと
自分に言い聞かせた。

こんな日がくる事は初めから判っていたのに、
裏切られた悔しさで一瞬、涙がこぼれた。

家族として大切にして貰っているから、それで良しと思いたい。
離婚した所で10年では生活費も貰えない事を知っている。

泣くだけ泣いたら、あゝ主人は私のものではなく、
家族皆のもの、外の人のもの、息抜きもしたいと思う。

でも、世間一般のご主人は、自由奔放に遊びたい時が有っても、
我慢をして理性を持っている。

彼は、理性が欠けているから勝手な行動が取れるのだと思う。
一晩中、眠れずに起きていた自分の愚かさを知る。

彼が帰宅しても嬉しいとは思わない私も冷たい人間かも知れない。
彼に優しい言葉もかけてやれない照れ屋。
そして素直にもなれず、居ても居なくても良いという態度をする。

南国も、ちょっと冷たい風が吹き、愚かな自分を叱っている。
沖縄ってもっと暖かい街だと思っていた。
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風の音
昨日の暖かさから気温が少し下がり雨の朝になる。
昨夜も宵っ張りをして深夜1時頃まで
一人で起きていた。

朝からひゅうひゅうと強風が吹き荒れる音を、
この街に来て初めて聞いた。

寒気の影響で雨が降ったり止んだりのぐずついた天気になり、
黒い雲がどんどん流れていく。

気温は低くはないけれど、風の強さで冬らしさを
思わせる街を近所まで少し歩いて来た。

すぐ近くに川が流れている事をすっかり忘れ、
今頃になって橋の上から川を見れば、人がゴミを捨て
綺麗な川を紙くずで汚してある。

その時、私は我家の前にある澄んだ川を思い出した。
家の鮒達は生きているだろうか、
時々、次女が来て家の様子を主人にメールで知らせている。

私が主人に家の事を聞いても「どうだっていいじゃないか。」
教えてくれず知らん顔をしている。

彼は、咳をしながら外出をためらっていたが、何時ものように
午後2時頃から外出をして行った。

南国も、街行く人達はコートやマスクをした人が目立つ。
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孤独 
今朝6時起床した頃は雲っていた。
時間が経つにつれ、日差しが出たり曇ったりの
すっきりしない天気だった。

ゲートボールの試合がある主人は、
早起きをして7時にマンションを出て行った。

何時もより気温が高かったので片付けを済ませた後、
私も一人でモノレールに乗って外出をし、
近隣の駅に降りた。

何時かの夜、一度来た事があるのに道が判らなくなり、
手を上げてタクシーに乗ったところ、

「今日は暑いですね。」運転手さんに声をかければ
「クーラーがかけてありますよ。」と返事が返ってきた。

1月中旬にクーラーをかけるタクシーに乗ったのは初めての事で
「流石、沖縄ですね。」と私は笑ってしまった。

お話しを聞けば、冬の沖縄はからっとした晴れは少ないという。
デパートや大型店内では、半袖でアイスクリームを
食べている若者が結構いた。

住まいに帰る時は、街行く人に聞きながら駅まで歩き、
最寄の駅で降りた。

この県に来て5週間位では未だ友達も出来ず、ビルばかりで
隣近所のお付き合いもない。那覇市全体の事も判らない。

主人は2年後も秋から沖縄に住みたいと気に入っている。
静岡のボロな我家を耐震強度工事をした方がいいのではと
私は、時々その旨を伝えても工事する気等彼にはない。

仕事もせず一人で外出しても、孤独ばかりが私に付いてくる。
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 成人式 
天気予報がはずれ、曇り空の日中になってしまった。
暦では、明日が成人の日となっている。

この街では、今日、各中学で成人式が開催されたが、
昨年の荒れた成人式を考え、
警備のための機動隊員20人前後の人達が動員された。

警察官等を例年に比べ50人増員し、
120人態勢で会場周辺の警備、交通整理等に当たったが、
もっと動員数が多いと思った。

荒れた成人式は、那覇市だけではなく、他の地域でも何度かあった。
ここ数年成人を迎える人は、何故、荒れるのだろうか。

勿論、一部の人だけだと思う。
成人式がくる度に、私は、後悔してしまう。

月給は前額両親に出していたので、着物、スーツを買う事も出来ず、
お布団にもぐって泣いていた。

悲しくて泣いたのではなく、「風邪で高熱が下がらない。」と
友達に嘘を付いたことが悔しくて泣いた。

この頃から、私は、将来は借金の有る家の子と指をさゝれない様に、
昼も夜も働き、色々な方に誘われても迷惑をかけるので
交際や縁談はお断りしていた。

それでも、一度でいいから振袖を着てみたかった。
その後、少し余裕と暇が出てきたので着物学院で和裁と着付けを
少し習った。時々依頼されて長襦袢や小紋等を縫う時もある。

今日も日中は曇り、夕方から小雨がふり出してきた。
南国でも暖房がないため少し肌寒さを感じる。
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名も知らぬ花
今朝は寝坊をして午前6時半に目覚めた。
何時もより空が明るいので東の空を見れば
太陽が昇る事が判り予報通りに晴れて嬉しかった。

洗濯器が回っている間、朝食を作って置き、
PCを開けながら家事をしていた。

長時間PCを付けておくと切断する為、小まめに閉じている。
午前8時に一回目の洗濯物をベランダに干した時(洗濯器が小さい)、

陽光がきらきら輝き、8階に住んでいるので風がやゝ強い。
一ヶ月で6日位しか晴れない為、本当に貴重な晴れになる。

プラ包装容器と可燃ゴミを一緒に出すので、
指定されたポリ袋(中)では小さい。

そこでプラ包装容器をお水で洗い、前部一センチ大位に切って
不要なポリ袋に入れてから可燃ゴミと出している。

この細かい作業が割りと面倒だが、少ないゴミで出せる。
買物に行った時、珍しく見えたのは、

黄色い人参、白い大根と並んでピンク色の大根が袋詰めして有り、
紅白大根と記載されていた。

何処にも有るのかも知れないが私だけが知らない事かも。。。
毎日歩いている道なのに、
濃ピンク色の花が咲いていた事に気付かずに
今頃になって気付いた。

主人は、午前、午後も違う場所でゲートボールをしていると
本人は言っているが、もしかして
一度職安に行った事が有るのでバイトに行っているのだろうか。
それとも。。。行動を教えない彼に不信感を抱く。
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春の七草 
昨夜、宵っ張りをして午前0過ぎに横になると
雨が降るような音を聞きながら3分くらいで眠った。

今朝6時起床した頃は、
我家に居た頃の12月上旬並みの風が吹いていた。

風で少しの洗濯物を乾かし、買物に外出した時は、
少し明るい日差しが出ていたので、
雨は降らない事が判ったので軽装で出かけた。

店頭に並んでいた七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)、
七草粥は、7日の朝にお粥に入れて7種の野草を食べて
それを祝う行事。

7種の菜を食べて邪気を避けようとする風習は古くから中国にあり、
おそらくその影響を受けて、我が国も平安時代初期に、
無病長寿を願って若菜を取って食べる事が貴族達の間で行われた。

私は、祖母に「お正月にお餅等を食べて疲れた胃を労る為に食べるのよ。」と
聞いた事がある。

7日に七草粥を食べると一年間病気せず、健康で居られるという。
昨日も今日も、七草を買う人は少ないように思った。

中年の方に、七草粥の事を店内で聞いたが、何を話しているのか、
さっぱり判らなくて、「有難うございます。」お礼を言って店内を出た。

午後6時になれば、辺りが薄暗くなり本土とは随分日の暮れが遅い。
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あれから一ヶ月
午後5時半を過ぎても外が明るい。
その代わり、朝は夜明けが遅い感じがする。

沖縄は南にある為、日没時間も遅いのかと思う。
この辺りのお宅では、水道に浄水器を使っている家が多いと
聞いた事がある。

スーパーに行けば5リットル百円でお水を売っているので、
主人はそのお水を冷たいまま飲んでいる。

ポット等に入れるとすぐに終ってしまい、
重いお水を歩いて買って来るのも面倒になり、
水道のお水を沸かして飲んだりしている。

生水を飲むと何と無く違和感があり、何かの匂いがする。
それでも水道水を飲んでも安全なため、
私は気にしないで飲んでいる。

食物も本土とは違う物が結構売っているが、
食物だけは、私はまだ馴染めない。

苦瓜を卵と炒めれば、苦瓜の苦味を消す効果もあると
親切な奥様に聞いた事がある。

南国に来て今日で一ヶ月になるが、
この3週間で晴れの日は少なく、
雨や曇りのぐずついた天気が続き、今日も雨が降っている。
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 小寒
今日は、二十四節気のひとつ小寒。
寒さが最も厳しくなる前の時期と言われている。

南国も冷たい雨が降ったり止んだりし、真冬という感じがする。
雨が降ろうが寒かろうが暑かろうが、
主人は自転車で外出をしている。

私は、近くの古本屋さんに立ち寄り目に付いた本を
立ち読みして二時間くらい過して居た。

その本の中の一冊に、誰かに小さな親切をすれば、された人は嬉しいし、
した人も豊かな気持になる。
その事が、天国銀行の台帳に記帳されるという。
その銀行に預けるものは、善意と真心と経験との事。
その人が生存している間、
どんな風に人を愛し、どんな風に毎日を生きてきたかが
問われるという話しだったような気がする。

主人も「これからは貯金はしない、自分の為に使う。」と言っている。
今迄、娘さんの教育費の仕送り等に相当お金を使ったが、
誰一人、気持だけの物をくれる子供はいない。
だからと言って子供に何も求めてはいない。

貯金が有れば大体の物は買えるが、愛がなければ人の心は満たされず、
寂しい不幸な人生を送ると思う。

私は、貧しい家庭に少女時代を送ったから、
温かいご飯が食べられて一品の惣菜が有れば幸福で満足。

そして誰からも愛されず、愛する事も出来ぬ孤独な人生は
送りたくない。

孤独な人生ほど生活するうえで悲しい事はない。
小雨のなかをこんな事を思いながら帰って来た。
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太陽がいっぱい 
東の空が少し明るくなった午前6時起床。
7時を過ぎれば眩しい太陽がきらきら輝き
晴れる日は、本当に嬉しくなる。

僅かずつでも日が延びる感じがして色々な予定が心を過ぎり、
何と無く嬉しい。

家事が終わった後、住まいの近隣を歩いたが
初めて通った道でも、やっぱり其処も坂道ばかりだった。

自然が見える場所に行くには乗り物に乗らなければ
無理だと思う。

買物をして帰ろうとしても、「冷蔵庫が空になるまで何も買うな。」
そう言った主人の言葉を思い出して止めた。

彼の言おうとする事は、残り物を全部食べてから買物を
すれば良いという事だと判っている。

その通りだと思うけれど、彼は節約家で安い物ばかり購入し、
「この靴は安いから買った」と嬉しそうに言っていた。

柱時計も、置時計も百円の物で間に合わせている。
やっぱり安い時計のため、二日くらい動けば時間が狂う度に
彼が笑いながら時間を合わせている。

南側の小窓には、百円で買った物がずらりと並び、
まるで百円ショップのようで可笑しい。

今日は、久しぶりの陽光を身体いっぱいに浴びて過した。
明日は上空の気圧の谷が通過するため、雨になるとの予報。
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 緋寒桜 (ヒカンザクラ)
友達の優しい電話に涙がぽろりと落ちた。
何処へ行っても友達が居ない寂しさに心細くなる。

三週間で四日晴れたくらいで来る日も来る日も曇りや雨。
今朝から小雨が降り続き、

風もない暖かな空気が漂うなか、
スーパーへ少しの買物に行ったが、静かなお正月という感じがした。

今年のお正月は、御節の材料も少なく粗食で過している。
年末から毎日のように外出が続いた為、
疲れがどっと出てしまった。

市内の神社に初詣にも行かずにお正月が終ってしまう。
仕方ないから15日迄にお参りをしようと
考えている横着物の私である。

沖縄の気温は、静岡で言えば10月下旬並の暖かさですごしやすい。
只、ビルばかりの中で生活しているので自然の山々、
草花がない。

主人は、「沖縄はいいね。」と喜んで馴染んでいる。
私は、まだ沖縄に馴染む事が出来ずに暮している。

緋寒桜が満開になったらお花見に行きたいと思う。
桃色の緋寒桜は、はらはらと散るのではなく
ぽたぽたと散るという。

桜は梅のように香りは届かぬ儚い花でも、
鮮やかな桃色は、冬を彩る美しさがある。
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1月2日 首里城へ 
今日は、那覇市首里城へ行こうと主人に誘われて、
彼は自転車で、私はモノレールで最寄の駅まで行き、

駅前で待ち合わせて首里城へと向かった。
14世紀頃に建てられたといわれる首里城は、その後1406年に

「尚巴志」が琉球国支配の為の居城として以来、1879年再起の国王
「尚泰」が明治政府に城を明け渡す迄、500年に渡って琉球王国の
政治の中心地として君臨してきた。

その首里城に行くため、主人は坂道を自転車を転がし、
私は歩いて城の前までたどり着いた。

その坂道は、車で渋滞していた。
坂道を歩いていたのは私達くらいかも知れない。

そこで再び長い階段を昇らなければお城には入れないので、
くたくたの私は、諦めて主人だけ階段を昇って行った。

彼の目的は、地図を見ては道路を調べる為に首里城に行った訳で、
再度、首里城の中に入って観ると言っている。

暇をみては、色々な場所に自転車で回っている彼のマメな
行動は、とても真似はできない。、

今日も、曇ったりにわか雨が降ったりの鬱陶しい天候で
南国にしては肌寒い。
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初日の出
昨夜、午前0時過ぎまで起きていたが街は初詣の車で賑わっていた。
今朝6時起床。辺りはまだ暗く、街の街灯だけが明るかった。

初日の出を見る為に東のカーテンを開けて置き、
7時過ぎると太陽が昇った瞬間にデジカメを借りて
初日の出を撮っておいた。

私は、デジカメも満足に撮れないのに自宅に忘れて来てしまい、
がっかりしている。

この街に着てから体力を付ける為に歩く距離を少しずつ延ばして
いる為か、足が僅かに引き締まった感じがする。

体重も二キロは痩せたと思う。
元日から主人とは行く場所が違う為に別行動している。

何処へも自転車で行く彼と、徒歩とバス、モノレールを利用する私は、
目的地も違う。

今日も、寒波の影響を受けて風が冷たく南国らしくない。
家事以外、何もできない私は、何時迄経っても何の勉強もしていない。

勉強嫌いでデジカメ、携帯の使い方も満足にできない機会オンチ。
今年は、苦手なPC,その他機械類を使いこなし、
基礎から覚えなければと自分を恥じている。

口の悪い主人も低血糖発作を起こして夕方に帰って来た。
HPの皆様にも、災害時等に沢山の励ましを頂き、感謝の気持で
いっぱいです。今年も宜しくお願い致します。
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