2019年03月の記事


美しい桜
今年もソメイヨシノが開花し、
皆さんの嬉しそうな顔が印象に残っている。

テレビを見ていた私の顔も、
うわーっ綺麗な花びら!思わず顔がほころぶ。

厳しい寒さに耐えて咲いた桜は美しい。
桜、桜、野山も里も見渡す限り、
かすみか、くもか、あさひに匂う。
さくら さくら はなざかり。。。

遠い故郷の空き部屋から琴の音に乗って
桜の童謡が聞こえる感じがして耳を傾ける。

ソメイヨシノは、もう何年も見ていない。
それでも私の脳裏には桜がしっかり見えている。

東京から一人で静岡に来た時、山に登り
清流を見下ろしながら涙をいっぱい零した。

苦しい思い出も楽しい思い出も全部、
あの山や川に捨てて来た。

勢いよく散る桜の花びらが私の身体にぶつかって、
「頑張りなさい!」と励ましてくれた。

しかし、寂しさがじわじわと離れず追いかける。
仕事をすれば寂しさ等忘れると思い仕事に没頭した。

この頃は生活に追われ、悲しい事は忘れてしまう。
そして楽しかったお花見が懐かしくなる。

今日は立派な女性の講演を聞き感激した。
内地は未だ寒波がきても春はそう遠くはない。
島の春は既に真夏日の蒸し暑さになる。
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春に三日の晴れなし
朝まだ暗い午前6時起床。
主人が東京マラソンに出場する為、
2日に空港に向かった。

その2日前に私は軽蔑される言葉を聞き、
悔しくて10年ぶりくらいで喧嘩をした。

今迄は何も言わずに我慢していたのに、
我慢できずに取っ組み合いの喧嘩になった。

身体を鍛えている彼には敵わず、
殆ど眠れぬ夜を過ごした。

翌日に考えれば何故、相手にしたのか、
何時ものように知らん顔していればと悔いる。

肩は痛い、腕は痛い、首も痛くてクタクタになり、
自分の愚かさにガッカリする。

2日は、私も遠距離の町に出かけ、
その帰りに隣街へ二件用足しをして帰宅する。

其の頃はとっぷりと日も暮れ、
街には明かりが灯っていた。

心地よい風が吹いていた、そうそう沖縄は春なんだわ。
早春の風は清々しくとっても優しく吹いていた。

髪や頬っぺをそよそよ撫でて、
夜明けの窓をトントン叩き春の訪れを告げている。

内地でも春を告げる花々が咲き、春はそう遠くはない。
辛い寒さを乗り越えたのだから、
ソメイヨシノが咲けば心が和むでしょう。

春の日は変わりやすく今日は寒の戻りになり、
友人宅の帰り北風が冷たく冬が戻った感じがする。

安里川 土手に咲きたる たんぽぽと 菜の花競う 春は黄の色
Sakura1205
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