2010年04月の記事


卯の花月とお別れ
夜明けが早くなり今朝5時起床。
たわわに実ったさくらんぼの実が少しずつ赤くなりはじめ、

時間が経つにつれて太陽が昇れば小鳥達のさえずりが聞こえた。
桜並木の樹木もずらりと青葉になり朝風に揺れ、
川の水はざぶざぶと流れて清々しい。

水田も、畦道も緑ばかりが眼について
名も知らぬ花が咲いていれば奇麗だとうっとりしてしまう。

昨日も今日も、早起きをして寝不足気味の私も陽光に輝く若葉を見て
いよいよ若葉の五月になり心も弾む。

4月は、本当に寒暖の差が激しくて天候不順だった。
スーパーに買物に行けば、赤ちゃんを抱いた若いご夫婦が
会話をしながらお野菜を選んでいた。

他のお客様が捨てゝいたキャベツの外側の葉を拾って持って行った所を
見て値段が高騰している事を改めて感じた。

葉物野菜は今月いっぱいには落ち着くと思うが、
トマトや他のお野菜はもう少し時間がかかるのではと。。

お茶処静岡も、生産量が少ないと聞いたが発取引で最高値が付くと
いう事は品質が良いからだと思う。

友人宅から帰る途中にレンゲ畑を通った時、黒山の雀達が集まり
餌を求めていたのではと自分なりに考えながら歩いて来た。
薄暗い夕方に吹く海風はちょっぴり肌寒い。
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昭和の日 
昭和の日は、昭和天皇誕生日で平成19年4月29日より昭和の日と変更。
戦争を知らない私は、昭和時代は景気の良い時だったと思う。

今は亡き晩婚の両親は戦争を体験し、
父は戦争の為に人生の若い頃の殆どを費やしたと聞いている。

戦争体験を聞けば昭和時代は景気が良いだけではなく、
生きるか、死ぬかの激動の大変な時もあった事に間違いない。

父の足に鉄砲の球が当たった後があり、戦争の傷跡を物語っていた。
戦争中の写真を見れば長いお髭を伸ばして写っていた父は、
兵隊さんの中では上位だったと思う。

戦争に行く回数が多かった為に結婚が遅くなった原因かも知れない。
祖父母も東京大空襲の時は、人間が将棋倒しに亡くなっていた事を
話してくれた思い出がある。

私は両親や祖父母と違い、戦争のない平和な時代に産まれて運がいい。
しかし、戦争から帰った父は時代の波には乗れずに
性格に合わない仕事を始めた為に再び、苦労ばかりの人生だった。

好景気にわいた楽しい昭和の時代、昭和64年1月7日で終わる。
現在は平成に変わっていても、昭和の景気が良かった時代になればいい。

この不況から少しずつでも景気を良くするには、どうしたら良いか、
今、様々な商店街で町おこしを考えお客様を呼ぶ為に頑張っている。

今朝、大雨の中を町内の役員達は国旗を揚げる作業が有った。
世の中は大型連休でも、我が家は忙しい日々を送っている。
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晴れて嬉しい 
昨日は、風雨が強く寒い一日だった。
早寝をして今朝5時半に起床した頃も土砂降りの雨が降って

公民館に不燃物を出しに行く時も雨で濡れてしまった。
6時から私が缶や瓶等を運んで出し
その後、主人が紙類、段ボール等を出してくれた。

雨脚が強いので小降りの時を見計らいながら公民館に
行ったり来たりしている間に8時になり遅い朝食とする。

その後もまめな主人は、家を出たり入ったりする回数も数え切れない。
町会の役員さんから電話連絡がきた後、株等の取り引き会社から
「××さん、おりますか。」主人に次々にきていた。

「主人は留守です、家には投資する金銭等ありません。」
私は、要件を聞き勧めないようにお断りしていた。

PCの入れ替えをした時、彼のメールが残っていたので直ぐに
「貴方のメールですよ。」私は馬鹿正直に何も読まないまゝ彼に伝えると
急いで削除していた。

あの時にメールを読んでから彼に伝えていたら、色々な人の名前が
判ったと思う。今思えば知らなくて良かった、そして悪い事はいけない。

昼下がりには大雨警報も解除され、晴れの日差しが戻ってきた。

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旦那様の住みかは家にある 
今朝から冷たい雨が降っている。
寝坊が続いていた私も5時半に起きて朝食の支度を済ませた。

新しいパソコンのキーボードの角がとがっている為、
文字変換をする度に指先が痛くて堪らない。

それよりも主人が欲しくて買ったウインドウズ7を使用するのは
申し訳ない気持でお返しした。

私の留守中に、新PCの上にディスプレーを保護する物を貼ったり
凄く大切に思っているPCを機械音痴の自分が使うのは神経を使う。

夕方に私と一緒にPCの中身を取り換え、
彼の使用したウインドウズビスタを頂く。

PCを使いこなせない私には古いPCで十分だと思い、
夕食の支度を済ませた。

まめな主人が一日中、家の中に居るのは珍しく出たり入ったりしている。
明日から晴れゝば何時無断で旅行に行くか判らない。

何処へ行こうと世の旦那様の住みかは家にあると教えてくれた人がいる。
自宅に戻って来るならば自由にして貰い、嫌な事は聞かない。

居なければ貴女も自由に好きな趣味等に没頭すればいいと。。
公的機関の方が教えてくれた。お話の一部は参考になったと思う。
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藤の香りに誘われて 
冷え込む今朝、6時頃電話が鳴り響き主人が出てくれた。
警察から主人の住所、名前が書いてある自転車を盗んだ人が逮捕された
との電話だった。

娘さんが病院まで主人の自転車に乗って行き、
鍵をかけずに置いて有ったとの事。

主人が隣のマンションに娘さんを起こしに行くと
本人が直ぐに警察署に出向いて自転車を持ち帰って来た。

私は、午前7時半に外出し昼前に自宅に帰ったが、
藤の花を少し見て写真を撮っておいた。


藤の花は少し離れていても香りが漂っていた。
色は、薄紫で好きな色で風が吹けば飛んでしまいそうな
かよわい感じがして散らないで欲しいと願っていた。

汗ばむ程の日中に日差しも割と強くなり電車に乗って
再び自宅に帰って「このパソコンを使いなさい」と主人に
一台の新しいパソコンを渡された。

中身を入れ替える作業は彼がしてくれたが、ウインドウズ7は
文字変換するにも時間がかかりやり難い。

彼は今まで通りのパソコンを使用し、私のパソコンは古いので
これを使いなさいとの事。最新のものを頂いても何をしても時間がかかる。

今まで通りには出来ずにてんてこ舞いしている。
また雨が降りそうな空模様になってきた。
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春深し 
5日ぶりの晴れの日差しが戻ってきた。
洗濯物を干した時、太陽が若葉の間からこぼれる程

ぎらぎら光り輝き軽く体操をした。
今日の青空は富士山と同じ色で富士山頂の雪が白く見える。

山頂に雪がなければ富士山と判らないほど富士と空の
色が区別できない。

例年なら庭のさくらんぼが真っ赤に実るはずが
青い実をたわわに付けて実も小さく、若葉から青葉に変わり
爽やかな風に揺れている。

今春の四月は本当に寒く、果実までも実が付くのが遅い。
それでも五月になれば例年並みに暖かいと聞きほっとする。

午後から、友達のお宅に行き美容院のお客様で忙しい時の手伝いをしながら
暇な時は無料でブローをして頂いた。

雨上がりの田園は美しく白鷺のような鳥が遊び、
小鳥達も楽しそうに餌を求めて集まっていた。

お茶畑は、昔のように手で摘むと重労働なため茶積み機で摘んでいる。
お茶畑が丸くなっているのは、茶摘み機の形に合わせたもの。
実際に手で摘み取られたお茶は最高級品としてお茶の会社で販売している。

寒い寒いと言っている間にもう直ぐ八十八夜になってしまう。
今日も筍を沢山頂き、筍づくしの夕食とした。
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晴れの日差しが恋しい 
昨夜は夜になっても冷たい雨がぽつぽつ降っていた。
暖房器具は物置にしまい、寒々としていたので
お風呂に温浴剤を入れて歌を唄いながら温まり眠った。

冷え込む今朝6時起床。
日本中が晴れているのに静岡県だけは雲っている。

午後からは雨もぽつぽつ降り出し、
何故なんだろうと天気予報を調べた。

東海道沖には局地的な前線があり、ゆっくり南下している。
静岡県は、上空の寒気や局地的な前線の影響により曇りで

午後から雨が降っている。大気の状態が不安定で
夕方からは雷の発生する所があるとの予報。

天気予報は正確に当たり、午後2時頃の雷は物凄い音で
まるで空を突き破るように鳴っていた。

雨降り止まず外出をして我家に帰って来る頃は
傘を差しても髪や洋服が濡れてしまった。

今朝、筍掘りに行った友達ご夫婦は帰宅しているだろうか。
このツツジは友達の庭に咲いていた赤いツツジを撮らせて頂いた。


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春なのに♪
昨日の朝、9時に外出した頃は風が強く小型台風並みに吹いていた。
何時もならバスや電車を乗り継いで外出していたが、
タクシーに乗ってしまった。

一日中、強風、横殴りの雨が降り続いて冬が戻った感じがした。
前日との気温差が15度では洋服も冬支度で外出になる。

今春は寒すぎてお野菜の収穫が少なく値段も高い。
お茶どころ静岡県も、20日に初取引が行われ、

最高値がついたのは30年連続で両河内産「やぶきた茶」は、
1キロ10万円で取引された。作った人へのご祝儀相場だと思う。

新茶は、甘みと香りが良く色々な栄養素が含まれるが高すぎる。
お茶所に住んでいても新茶は飲んだ事がない。

今日も雨が降り止まず富士山も海も何も見えなくて肌寒い。
只、お花だけは雨に濡れて美しく咲誇り心が和む。

赤いツツジや白いツツジを見れば真珠のように光って見えた。
私も白いツツジのように清く、時めきながら生きてゆきたい。

春なのに霜が降って寒い。
春なのに心が寒い。
春なのに人は冷たい。

春ってもっと暖かくて人の心も優しくなれると思っていた。
春は、四季で一番好きな時節だったけれど昔流行った歌のように
溜め息ばかりついている。
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汗ばむ日中 
近隣市に用足しをした帰り道、
機会オンチの私はでジカメで色々な風景、
お花等を撮りながら我家に5時半頃帰って来た。

日中は気温が24度くらい上がり暑さで腕まくりをして
過すほど良い天候に恵まれた。

家に着くと急に頭の右側がずきずき傷み、
吐き気や我慢できない程の頭痛ではないので様子を見ている。

脳の一部の血流が多く流れる為に頭痛がするのだと、
自分で判断し、一過性のものですぐに治ると病気に逃避しない。

桃の花やツツジ等色々なお花が満開で写真に撮ったが、
それは未だデジカメからPCに入れていない。


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穀雨 
今日は、二十四節気のひとつ穀雨、穀物の成長を助ける雨。
まさに言葉通りの雨が、しとしと静かにふっている。

葦が芽を吹き始め、霜が終わり稲の苗が生長し、牡丹の花が咲くと
されている。

お芝居で月形半平太が三条の宿を出る時、「春雨じゃ、濡れていこう」と
言う台詞は有名な言葉で、

春の雨は優しいから傘が要らないのかと思ってしまう。
春の雨でも秋の雨でも、雨には変わりは無いと私は思う。

静かにふる春の雨も傘がなければ歩けない程、
強くふる時もある。

音もなくふる雨に寂しさを感じれば、
生きている事が無償に悲しくなる。

友達に電話をすれば、甲高い声で叱られてしまった。
こんな日は、家の中のお掃除や冬物の片付けをしながら
身体を動かす事にする。

午後5時半、雨は止みそうな感じがすれば風が吹きはじめる。
柿の葉が黄緑色に芽吹き、私に明るく微笑んでくれた。


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愛そして憎しみ 
私は、愚か者ゆえ人を見極める眼がなかった。
奥様を亡くされ、
みすぼらしい格好をしていた彼が気の毒で一途に尽くした。

彼も私に一目ぼれして愛してくれたので2年間の交際後
結婚をした。

娘さんに遠慮して最初の2年は別居していたが、
娘さんが「家に来て下さい。」との願いを聞いて嫁いだ。

その頃の娘さんは25才でアパートに出て独立をしたものの、
その後もずっと回りの親戚の人達に迷惑をかけていた。

結局、一人暮らしが出来なくて29才で戻ってきた。
こんどこそ、病院勤務を一生懸命にする気で頑張っている。

隣へ引っ越して5ヶ月経っても電気製品も買わずに借りに来ている。
「古いアパートは売りたい。」主人がローンを払い終えたものを、
自分が売りたいと言う欲の深さには驚いてしまう。

私は、権利は有っても資産放棄をして争いはしたくない。
この家も貸家も何も要らない。

主人は、どんどん派手になり遊びも常識を超えたものになる。
彼を知る友達は、昔から無類の旅行好きでプレイボーイと聞いた。

将来は、どうなるか誰も判らないし、主人とずっと暮す場合は
狭い部屋でもボロな中古家でも、お互いの趣味を持って仲良く暮したい。

しかし、彼の頭の中の図面は全部判っている。
その時はその時、先の事まで心配していられない。

彼が、春の天気のように変わっても私は、彼を一度も裏切った事はない。
人を憎んではいけないと祖父が教えてくれた事を思い出し、
帰ったら自分の感情を抑えて普通に振舞えばいい。
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海岸散歩
今朝から春らしい暖かな日差しが降り注ぎ6時起床。
主人は、「今日はゲートボール大会だ!」と昨日から言っていた。

それは嘘だと私は見抜いていたが、笑顔で振舞っていた。
午前9時頃、私が庭の金魚達に餌を与えている間に

彼は誰かの車に乗って素早く消えてしまった。
グリーンの帽子を被り顔の周りを糸網で隠した女性が迎えに来ていた。

それは、車が走り去る瞬間に見たので顔は全く判らない。
確か、あの帽子は私が彼の車に乗った時に後部座席に置いて有ったので、
今朝見た帽子も同じ物であると勝手な判断をしている。

油断をさせて泳がせておけば良い。
何時か必ず住所名前をこの手で調べて本人と話合いをしたい。

あの女性も主人と結婚する気はなく楽しく旅行に行ったり
お付き合いをしている事が生き甲斐になっていると思う。

深く考えれば疲れるので海岸を散歩して春風に吹かれて、
気持を切り替え我家に帰って来た。


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 藤棚 
昨日迄は真冬並みの寒さで暖房も使わずに家事をしていた。
雨が降り風が強くて外出先で眠気も覚めるほど
突風が吹き荒れていた。

今朝6時起床した頃は、静かな雨がしとしと降って
「予報がはずれたのかしら。」がっかりしている間に
ぱっと太陽が顔をだし、喜んでしまった。

県内で今日から「藤の花祭り」が始まっている場所もあるので、
桜祭りに行けなかった私は、今度こそ行こうと予定している。

桜が散ると必ず藤の花が見られるので楽しみにしている。
幼い頃、父が家の裏庭に藤棚や葡萄棚等を作ってくれた。

藤棚が高くて藤の花を下から見ていたら、父が「傍で見てごらん。」
父の肩に乗って、その花を眼の前で見た思い出がある。

昔の事でその時の香り等は覚えていない。只、それが原因かどうか、
判らないが、高い跳び箱を飛んだりお転婆だったと思う。

梅の香りも割りと強いけれど、藤の花の香りはもっと強く
近くに行けばぷーんと甘い香りが漂う。

少し暖かくなり春らしさが戻ってきた玄関先の血潮紅葉の樹木から
紅葉の形をした小さな木が同じように咲いて自然の力は凄いと思った。

昔植えたというちゅうりっぷも、今春初めて真っ赤に咲いて嬉しくなる。
ゲートボールにはまっている主人は、チームを作ると言い、

器具を7人分取り寄せ、専用の黒板を居間に置き、入会者の為に
色々な道具を作っている。まめな点は亡き父に似ている。

主人と父の違う点は、父は物静かで旅行も行かず働けども貧乏から
抜け出す事ができない運の悪い哀れな父だった。
ごめんなさい、お父さん、過去を振り返れば涙がこぼれる。
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れんげの花も色濃くなり 
昨日は、お友達に掘りたての筍を頂き、
今迄とは違う料理方法で作り夕食も終わる頃、

隣に引っ越した娘さんが仕事帰りに急に入って来た。
PCでメール交換をしながら3時間くらいは居たと思う。

「筍に色々な物を入れたから御弁当に持っていってね。」すると
「私は、今すぐに筍煮を食べたいの。」言うより早く
自分でぱくぱく食していた。

その後、主人の前で娘さんの事を注意したり、
正直に言ってはいけないと思い、午前3時頃まで悩んでいた。

可愛い娘を幾つになろうと悪く言われゝばいい気持はしない。
でも、嘘とお世辞を言いながら暮すよりも、
正直に話して本心を語らなければ、心は打ち解けない。

明けて今朝、3時間の睡眠で起床し二人で朝食にしたが、
8時頃、可燃ゴミを出しに表通りに行けば強風で雨もふっていた。

水辺で二匹の鴨が仲良く餌を探している姿を見て羨ましかった。
毎日一緒に来ては帰っていく可愛い夫婦鴨、こんな夫婦には一生なれない。

桜は雨風に散ってしまい、れんげの花の色が前より濃ピンクで美しい。


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さようなら桜 
昨夜は、PCで好きな本を読んでいた。
深夜0時前になると冷え込んできた感じがして
急いで眠った。

主人がクリニックへ検査に行く日で朝食抜きのため、
朝寝坊して午前7時起床。

差ほど冷え込みはないけれど、三月からの寒さが厳しい事が原因で
静岡県のお茶の被害が65パーセント、今年はお茶は高いと思う。

由比漁港の美味しい桜海老が解禁から2週間経っても
一度も春漁が出来ずにいる事は今迄に無かった。

海水温が低い為に漁に出られず、水揚げ漁は年々減り、
5月3日の桜海老祭りに関係者は心配している。

昨日、買物に行った時、トマト、新キャベツ、アスパラ等のお野菜が
値上がりしていた店内を見て、
今後は色々なお野菜がもっと値上がりすると予測しながら帰宅した。

河沿いを歩いても桜は散ってしまい、僅かに二分咲き位は残っていた。
道には、桜の花びらが散乱し人は花びらを踏んで歩いて行く。

小雨に濡れた庭に桜の花びらが地上に舞い降りて、
もう桜とお別れの時節かと溜め息をついた。

桜並木も花流しの雨に散り、一抹の寂しさを感じた。


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岐阜は水の国

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美濃の国と言えば、美濃の蝮の異名を持ち、下克上によって
戦国大名に成り上がった斉藤道三の事がすぐに頭に浮かんだ。

沢山子供を持つ斉藤道三の娘の「濃姫」と
織田信長が政略結婚をした話は有名。

斉藤道三は、先見の明の正しさと、ただのうつけ者ではない信長を
表した事もエピソードになっている。

岐阜は、何処までも山が連なり
青く澄んだ長良川が蛇行するように流れる光景を見て

♪水にきらめくかがり火は 誰に思いを燃やすやら
貴方 貴方優しい旅の人 逢うた一夜の情けを乗せて
心まかせの 鵜飼舟。

バスガイドさんが歌ってくれた。鵜飼舟は時期も時間も合わず、
見る事は無理だったが、
白川郷は水の綺麗な所で水の写真ばかり撮っていた。

まだ、雪が残る白川郷の辺りも澄んだ水に桜の花びらが散っていた。
私の住む町も桜がどんどん散って山々に残っている位になる。
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岐阜の旅
4月11日朝、岐阜の郡上八幡へ行く為に午前7時半出発。
不動産屋さんのお付き合い旅行でバスは満員だった。

主人、友達、私の3人は、バスツアーに参加し、
薄日の差す午前中に日本昭和村に行き、一回りして
美濃市で昼食とした。

午後1時40分にバスは出発し、「うだつの上がる町並み」を
散策した。「うだつの上がる」という言葉には笑ってしまう。

バスは、東海北陸道から美並ICを通過し
郡上八幡の旅館に到着した。

団体旅行の為、お酒が入ると知り合いのご主人様達が
私と友達を笑わせるので一日の殆どを笑い転げていた。

夕食後、大衆演劇歌謡ショーを見たが舞踊の好きな私は
舞台で踊る役者さんを観て、舞踊を習いたい気持が再びわいた。

午後9時から郡上踊りを練習した後、友達と入浴をして
泊まる部屋に戻ったが、主人は隣の部屋に寝て貰い、
友達と眠ったのは深夜0時頃だった。

翌日12日は土砂降りの雨の中、午前9時に宿を出発した。
ICで僅かな休憩をするだけでもバスの中に誰ひとり残らず、
全員の方が必ず外に出ていた。

雪が残る白川郷で昼食を摂ったが、風雨が強く折角咲いた
桜も散ってしまいそうだった。悪天候の道を傘を差しても
風で傘が曲ってしまい、ずぶ濡れになってしまった。

バスの行く所、何処に行っても山々と蛇行した真っ青な長良川、
初夏には鮎釣りが出きると言う澄んだ美しい川だった。
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春爛漫 
昨夜は、早寝をしたので今朝5時半起床。
朝食の支度を済ませた後、6時から子供達が休校でも
信号のない交差点に交通整理に行って来た。

7時から8時迄は主人と交代し、合計2時間交差点に立っていた。
青空の暖かい日差しに恵まれ、通行する人達も笑顔で挨拶をしてくれた。

満開の桜はぱらぱら散りはじめても、まだ綺麗に咲誇り、
れんげ畑の淡いピンクの小さなお花が夢のように広がっている。

さらさら流れる小川のせせらぎを聞きながら、
白い綿毛を付けた黄色いたんぽぽやスミレが咲いて
まさに春爛漫という感じがした。

気候が暖かくなったので涌き水を両手ですくって飲むと、
なめらかな感じがして
お水に恵まれた国に生まれて良かったとつくづく思う。

今日も用事を兼ねて河沿いを通り桜並木を歩いて来れば、
微かな風に吹かれてほのかに桜色の香りがするような夢心地になる。

この時節がずっと動かないで欲しい。
花の春が四季の中で一番好きだから。

しかし、季節の移り代わりは早く春が短く感じ、梅雨や夏の暑さ、
そして厳寒の冬は長い。

だから今を楽しく笑顔で暮せたらと貴重な晴れの日にふと思う。
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春の日 
朝の冷え込みもない今朝6時起床。
主人は、毎日午前6時からゲートボールのビデオを見ている。

運動を始めてから益々痩せた主人を何とか少しでも
体重を増やす献立を作らなければと考えている。

私の友人も、「お宅の××さん、老けたわね。」と言われる程、
げっそり痩せたのが原因で老けたのだと思う。

私より10才も年上の友人に言われると、やっぱり気になる。
まめで何時も大工仕事や動き回っている事もあるが、
糖尿が進行したのではと不安が脳裏を過ぎる。

私の亡き母も糖尿の末期は身体が骨ばかりで痩せ過ぎていた。
好きな事をしてもいいから元気でいて欲しい。

彼には長生きして貰いたいし、
彼の行動を束縛したくはない。

今は家庭的な主人でも、何時か必ず裏切る時がくる事が予測できる。
彼が、今何を考えているか、予定しているか判っているから。

限られた人生を好きなように歩いて欲しい。
どんな変人でも気配りすれば必ず優しさが返ってくる事を悟った。

今日も私の疲れた顔を見て、まめな彼が買物に行き、
お料理を作ってくれたがお世辞にも美味しいとはいえない。

食欲もなくなる程まずい食事でも、
作ってくれた彼に、「美味しいね。」苦笑いしながら食べた。
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桜日和 

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最近は、早寝の習慣がついて良かったと思う間もなく、
昨夜は、再び宵っ張りになり深夜0時半に眠った。

春爛漫の陽気に桜もひらひら浮かれ、
風もないのに揺れていた。

機会オンチの私は、デジカメの操作も上手に出来ず、
あちらこちらを触ってばかりで写真を撮るのが関の山。

河沿いの散歩道は、散った桜を人間が踏んで歩いていた。
踏まれても踏まれても、花びらは形を失わずに散り際も綺麗。

白い綿毛を付けた黄色いたんぽぽの花や、すみれが咲いても
誰も見向きもしない。

厳しい冬を凌ぎて咲いたすみれに、「綺麗ね。」手にとって
抱きしめて再び土に返してあげた。紫色は素敵な色だと思う。
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平凡 
健康で普通の暮らしができたら幸せだと思う。
台風がきたら倒れそうな家に住んでいても、

住む所があるだけで幸せ、温かいご飯が食べられて
夫婦仲良く暮せれば豪華な装飾品等要らない。

何時もと変わらずに接してくれる夫が居て、安い秋刀魚を食べても
美味しいね!と笑える時間があればそれで十分。

平凡な暮らしと言えば普通の暮らしのように思っていた。
平凡な暮らしほど難しい生活はないとこの頃、判ってきた。

今まで豪華な暮らしをした方が、不況で中々思うように収入も得られずに
近所の人にも告げず知らぬ間に引越しをしてしまった。

他人の家を見て「あのお宅は羨ましい。」と簡単に考えるのは
間違いかも知れない。

誰でも必死で生きて耐えて命がけで家庭を守っている中にも、
息抜きをして楽しい時間をすごしたい。

何事もない暮らしほど幸福な事はない。
でも平凡な暮らしを守り続ける事が、難しい世の中になった。

「平凡」の作者、二葉亭四迷が39才になろうという時に、第一話で、
何となく人間というものが、果敢ない(儚い)ような、味気ないような、
妙な気がして泣きたくなる。と言った。
四迷はその後、私も愚痴が出る所を見ると、いよいよ老けこんだと
笑っていた。

今日は、デジカメを持って河沿いの満開の桜や涌き水等の
写真を撮って我家に帰って来たが、風が冷たい。
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満開の桜
昨夜は、主人と口論をしていた末、無駄な事と判り
深夜3時に眠った。

快晴の今朝、小鳥達のさえずりで目覚め7時起床。
8時頃、お寺の係員の方がお寺の年会費を集めに来た時は
彼が会費を支払っていた。

私は、くたくたの身体で徒歩15分くらいある大型店に行き、
沖縄滞在中に紛失した折りたたみ傘、洗濯洗剤等を買って来れば
昼食前になっていた。

お花見に行けない為、近くの河沿いの桜並木を歩きながら
ずっと見つめていると、桜の花びらがひらひらと散りはじめ
私の顔に舞い降りた。

梅のように強い香りはないけれど、
桜が固まって咲いている場所に行けば、ほのかに桜の香りが漂う。

雨が降った後の川は、ざぶざぶと勢いよく流れ海へと入っていく。
もうお茶の初取引が始まるのに3月の寒さで被害が多く
例年よりお茶の収穫が少ないとのこと。

お茶の生産量が日本一多い静岡で被害を受けた事を知り、
お茶の価格が高くならないように願っている。
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清明
昨夜からぽつぽつ雨がふっていた。
雨が止む事もなく今朝もずっとふり続き、

二十四節気のひとつ清明の日でもある。
太陽黄経15度の時で万物が若返って清々しく明るく美しくなる事。

ふり続いた雨も夕暮れ時には止んでお友達のお宅に行き、
疲れていた彼女の肩を揉んであげると喜んでいた。

久しぶりに肩を揉むと昔、母や義母の肩を揉んだ事を思い出し、
何時迄たっても「有難う、もういいわ。」と言わなかった。

肩や身体を揉んで貰えば気持が良く楽になるからだと思ったが、
長時間かかるとコツを知らない私が疲れてしまった。

近所の庭を見ながら歩いて来ればチュウリップ、桜、パンジー等が
咲き誇り、春のお花がどんどん花開いている。

雨上がりの曇り空に満開の桜が少し色濃く見える。
黄色いタンポポが畦道に咲き、小川がさらさら流れて

まるで童謡の歌詞に出てくるような長閑な水田を通って来た。
大地はたっぷりと水を含み、空気が澄み、思いっきり深呼吸をする。
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花冷え

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早朝から多弁な長女が主人に大きな声で会話をしていた。
中学教師の為か声が大きく二階まで聞えていた。

次女と仲が良く3月以外は毎月のように来ていたらしい。
午前10時にお婿さんの実家で待ち合わせて二人で東京へ帰ると言うので


最寄の駅まで主人が車で送って行った。その後、主人は
ゲートボール関係の人達に紅白のお饅頭を配る為、
忙しそうに家を出たり入ったりしていた。

今日は、町会費を集める日と彼が回覧板に記載しておいたが、
2軒は留守、1件は用意していないとの事。

土曜、日曜と毎年桜祭りに行っていたけれど今年は行く暇もない。
遠回りをして河沿いに行き、花冷えのする桜並木を歩いて来た。

満開の桜は、暫く散らないと思うので平日に用事を兼ねて
行けばいいし、山道に並ぶ850本の桜の名所に行きたいと
予定している。
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朝の散歩道

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晴れの朝、長女が来ていたので5時半起床。
皆が寝ている間に朝食の支度を済ませ、

河沿いの満開の桜並木をひとりで散歩をして
急ぎ足で家に帰って朝食とする。

その後、お友達が袖なしの洋服を縫ってくれたので、
ちゃっかり頂き、昼食もご馳走になって午後1時過ぎに帰宅した。

長女、次女の二人は外出して留守だったが、
主人は、昨夜のお惣菜を食して忙しそうに出たり入ったり
日中は殆ど顔を合わせる事も無かった。

同じ町内でも、桜が満開の場所と五分咲きの場所に分かれている為、
2週間くらいはお花見が出きる。
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本格的な春の到来
昨夜は、一晩中突風が吹き荒れ高波注意報が出ていた。
窓ガラスがガタガタ、雨戸もバッタンバッタン余りうるさい音に

何度も眼が覚めてしまい、寝不足のまま6時半起床。
今朝も、外に出られない程の突風が止まず、
午前中は家の中で過した。

今日から静岡桜祭りや、明日からも色々な市町村で桜祭りが始まる。
明日は、晴れそうなので桜のお花見に行けたらと思う。

ゲートボールに懲った主人は公園を使用したい為に役所に
「公園使用許可届け」を申請し許可が出たので大はしゃぎしている。

変人で「おめでたいから紅白のお餅を配る。」和菓子屋さんに
昨日注文をしていた。

何か有れば寄付をするが、家の食費には経費を使わない。
食事は大切でバランスの取れた栄養は必用だと考える私の意見は
彼には通用しない。

夕方になれば風も雨も止み、雪化粧した富士山が美しく顔を出した。
桜が咲けば必ずといっていい程、血潮紅葉が真っ赤に色ずく。

夜も昼も吹き荒れた突風が嘘のように静寂さが戻ってきた。
家の近所は夜桜が満開に咲き、少し見とれて我家に帰って来た。
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春の雨 
今朝は、しとしと春の雨がふっていた。
私がうとうと夢を見ていたら、雨はぽつぽつ音をたて

「早く起きなさい。」と目覚まし時計のように耳に聞え
午前6時に起床した。

少し暖かい春の雨が降るなか、
7時過ぎに回覧を次のお宅に渡して来た。

遠回りして河沿いを歩いて我家に帰る時、
枯れはじめた菜の花の上を桜がいっきに咲きはじめて

すっかり春らしい光景に足取りも軽く我家に戻った。
春の雨は柔らかく優しく降っていた。

水溜まりに行けば二羽の鴨が仲良く餌を探してゆっくり歩き、
何時見ても歩く足が止まる程可愛い。

止まない春の雨が降る町を傘を差して買物に行って来る。
眠気も覚めるような風がひゅうっと身体にぶつかり、

落ちた若葉と共に川に流れて海の方に消えていく。
風に冷たさはあっても、春の雨は暖かい。

冷たさと暖かさが混ざり合うから春なんだわ。


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